感想一覧

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[良い点]
> けれど本当に変わってしまったのは
景色ではなくて私の世界

この言葉に、確かになぁと共感してしまいました
[一言]
暮らす場所もライフステージによって変わっていき、移りゆく景色、目に映るものの変わりようと共にそれを心に留める自身も、変化してきてるなと、詩を拝読して思いました。

誰もがいい変化を経験するといいなと、願う今日この頃ですが、全てがそうともならない世の常。
そんな切なさも感じました。

素敵な作品を書いてくださり、ありがとうございました。
三屋城衣智子様

共感いただきありがとうございます。
子供の頃に見た景色に対して感じたことと
今見る景色に対して感じること

例えば長く様子の変わらない
大きな公園やお社なんかに行くと
特に、感じ方が変わったなって思います。

>誰もがいい変化を経験するといいなと
そうですね。
ただ、一時的には辛く感じたものも
更に時を経ると、
良い変化に変わっていた、なんてこともありますから
何が良くて、何が悪い、なんていうのは
自分自身にも分からないものですね。

経験してきたものが、
思い返したとき、どれも
そんなこともあったと、
穏やかに思える時がくるよう
過ごしていければいいなと思います。

感想、ありがとうございました
[良い点]
代わる景色の流れに時を見る。
毎日見ている景色にも違いがあるのに気付かぬ変化。

如何に自分が見えてる世界が狭きものかと
そこに気付けるのは代わった事を知れた時
通りすがりの店にも代わらぬ事を求めるは
川の流れにも負けず佇む大石と同じくして
少しずつ削られている事実は目に見え難く
それが時代の流れと気付けば記憶も流れて
時の流れと同期し同じ時の流れに身を任せ
見える視野はそのスピードにより狭くなる

>見たことのある見慣れぬ景色

このフレーズ好きです。オカルト好きのせいかもですが(笑)
  • 投稿者: 静夏夜
  • 2022年 11月05日 18時53分
静夏夜様

感想欄に綺麗な長方形。
そこに芸術を見出してはいけないのだけど。

流れにただ身を任せてしまえば
自分の見える景色は狭くなってしまう
流れに耐えようとすれば
自分の足下が見えづらくなってしまう

時の傍観者になるには
時の中に身を置きすぎていて……

最後のは、そんな書かれてないですけど(笑)
でも、深いですね。
本当に、そうかもしれない、って思います。

>見たことのある見慣れぬ景色
気に入ってくださってありがとうございます。
音のテンポ的にもなんとなくいいですよね。
と、自画自賛

感想、ありがとうございました
[良い点]
 いろいろと考えました。
 毎日眺める光景は、劇的に変わることはない
 (建物が取り壊されるとか、道路が造られる
 とかは別にして)。
 だけど、数年前と今は、きっと何かが違って
 いるのでしょうね。
 主人公の心の有り様もそうなのかな? とか。

 積み重ねて、変わっていく。
 通り過ぎて、振り返る。
 いいか、悪いかではなく、代わっていく。
 タイトルと合わせて、とても切なく思いました。

 素朴な言葉と光景が、
 リアル感を引き立てているように感じます。
[一言]
 
冬野ほたる様

そうですね。
景色は変わらなくても
心の在り方が変わっている

景色もまた、
あの頃のままではないことも

いいか、悪いか、ではない
ただ、そうある

変わりゆく様、通り過ぎる様を読み取っていただき、
ありがとうございます。
描いた景色は、実際の記憶にあるものを元に
少し変えたぐらいですので、
リアルに伝わったのかもしれません。
ありがとうございます。
[一言]
 数年前に母校のイベントに出席する機会があって何度か訪れたのですが、覚えある景色と覚えない景色がごちゃ混ぜで。全く知らないものばかりになっているより、変に懐かしい分変化が寂しくもあり。

 ただの景色だけでもそうなのに。
 もしあの頃のベンチ、隣にもうひとりいたならば。
 感じる寂寥感は、きっと比べようもないのでしょうね。
小池ともか様

母校のイベント。
そんなもの呼ばれたこともない(笑)

地元が遠いので、
仮にそういうお誘いがあっても
実家で連絡がストップしている可能性も否めないのですが

なにせ、学生当時はまだ誰もが
スマートフォンなんて持っていた時代ではなく
(まだ携帯時代だから当たり前とかは言わない)
連絡先は実家の電話か住所だけって状態でしたので。

景色の面影が残っていると、
複雑な気分になりますよね。
ここは知ってる、でもここはもうない。
いっそ全部が違っていたなら
スッキリ諦めもつくのにって。

記憶の景色に「誰か」が一緒であったなら
それはただの記憶ではなく、
感情とともにとってあるものだから、
思いはまた異なるでしょうね
[一言]
一言一言紡がれている言葉達がとても繊細で、せつない作品だと思いました。
元は慣れ親しんだものであったはずなのに、そこに距離を感じるのは主人公に何かしらの変化があったのでしょうか。
過ぎゆく時の中で変わらないものなんてないけれど、主人公が通り過ぎていった風景達をまた慈しむことができるようになればいいな、なんて思いました。
日浦さん、ありがとうございました。
未来屋 環様

昔の気持ちの延長線のまま
その景色を眺めることが出来たのなら
素直に懐かしむことが出来るのかもしれない

その場所にある記憶の中の誰かを思い出すと
素直に懐かしむことも難しくて。

と、そんな感じなのかもしれないです。

誰か、ではなく、
自分は故郷を捨てて出てきてしまった
捨てると決めた自分には
過去を振り返る資格なんてない
そんな気持ちもあるかもしれないですね

でも、未来屋様の言う通り
いつか、もっと時が過ぎた時、
そうした全てを受けいれて、また
この風景を慈しむことができる時がくる
そんな未来もあり得ると思います
[良い点]
 母校をたずねてみようかと、最寄りの駅までいって。
 変わってしまった景色に、拒まれている気がして。
 行くのをやめてしまったことが、あります(笑)

 景色がかわると、自分も変わってしまったことを、実感したり。
 自分も、変わっていかなきゃなんないって、おもったり、しますね。
歌川 詩季様

私も、高校の最寄り駅は、そんな気持ちになります。
よく行っていたおはぎ屋さんがなくなってしまっていたり
でも、ハムカツコロッケ売っているお肉屋さんは
今もまだ残っていたり。
あの頃を思い出して、寄ってみたい気持ちと
あの頃と違う場所に、変わったことを認めたくない気持ちと

変わること、変わらないままでいること
どちらが正しいとかはなくて
どちらで在りたいのか、なのかもしれないですね
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