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[良い点]
 空  私
 ↓  ↑
 水たまり

 ふたつのディメンションのはずなのに、三層のレイヤーになっているところが好きです。
歌川 詩季様

三層レイヤーという意識はありましたが

 空  
 ↓
 私
 ↓
 水たまり

イメージでした。
でも、言われてみると、
確かに歌川様のような捉え方のほうが普通かも。

実と虚の間に挟み込む情
という三層のイメージだったのです。

でも、映すもの、
水たまりを中心に考えると
歌川様のように見えますね。
おぉ。
[良い点]
語り手の心。
やるせなさ、なにやってんだ私、みたいな、自問自答と自暴自棄がちらほら。
幻想的な文章が、掴めない心とゆーか、定まらない気持ちとゆーか、白と黒の世界に、白黒つけない美しさ?儚さ?もあって。

桃井かおりさんに朗読して欲しい。
[一言]
闇夜でなければ目立たずに
雲のひとつで姿を消され
自分で輝く事も無く 
ただ照らされてるだけなのに
その儚さを憂い
美しいと人は言う

私は何処でも目立たずに
嘘のひとつで姿を消され
自分で輝く事は無く
照らしてくれる人もない
今にも崩れるこの脆さ
憂う人などいやしない

月よ お前は何なのだ 
ただそこに在るだけで
どうしてそんなに有るのだ

遍く人が言うとおり お前は常に美しい
遍く人が言うとおり 私もお前をそう思う

それでも私は分からない 遍く人が言う事を

語らぬお前は美しい

私と違って

【月〜純真〜】


自ら変わることがない
自ら輝くことはない

変えられていく姿は
変わることがなくて
遍く人が共感をする

変わらないから
変えられないから

そこに投影する
同じものを眺める心を
そこに投影する
自分と相手の姿を

だから私は羨む
変わっていけるあなた達を
様々なものに
心と姿を投影し
交感出来るあなた達を

自ら変わることがない
自ら輝くことはない

私はただ映すだけ
光を
心を
映すだけ

愛を語れるあなた達は美しい

私と違って
海堂直也様

私の感性を超えてるからこそ
皆様に反応いただけている気がします。

素敵な詩までいただいてしまって。
返せる気がしない。

思いついたら追記します。
感想ありがとうございます。
[良い点]
 夜に下見る小さな世に
 見下し見る目は心の目
 綺麗な星や月やを貶めて
 あざけ笑うは醜い心
 鏡面反射に荒れる心
 波打ち荒らすは苛む心鏡

 心の鏡として水鏡に映る心理描写が、皆一様にも持つだろう少し意地の悪さを出す帰り道の一時を写し取ったようで、他人にもあると知れて見れ面白かったです。←コレがソレだ(笑)
  • 投稿者: 静夏夜
  • 2022年 11月10日 16時45分
静夏夜様

私の意地の悪さなんて
透けて見えるどころではなく
丸見えだと思ってますが(笑)

>鏡面反射に荒れる心
>波打ち荒らすは苛む心鏡
この表現が素敵ですね。
荒れた水面と心の内を端的に表していて
勉強になります!
[一言]
 荒らしてみたってまた凪いで。
 再び映るのは手が届かない憧れなのかと。

 フィルター越しの空と自分。
 まずは見上げることができたなら、と思います。
小池ともか様

この作品は、実は私自身捉えきれてません。
自然と、こうなりました。

語り手である彼女が何者なのか、
呼びかけている各務とは、
人なのか、それ以外なのか

ただ、
>再び映るのは手が届かない憧れなのかと
彼女が人であるのなら、そうなのかもしれないですね。

自分を卑下しながらも、
人を貶めきれない自分

どんな気持ちならそうなるのか
もう少し考えてみます
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