エピソード5の感想一覧

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[気になる点]
エセルドレーダのリハビリと言う見地では、強引に結婚させるのは、上手く行かない場合を考えれば悪手です。
上手く行かせたいなら、むしろ、レオンハルトには、事情を良く言って聞かせせておくべきです。
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・この国で爵位を継ぐ為には、その一族の血を引いている事が絶対条件だ。
・養子を取るにしても必ず血がどこかで入っていなくてはならない。
・その制度は、一族の血を引かない者による爵位及び家の乗っ取りを防ぐ為のものだ。
・実際、昔、後妻の連れ子とかいう存在が爵位を持つ家を乗っ取ろうとした事件を教訓として定められた制度らしい。

・娘が12歳の頃にご両親が事故で亡くなって、
・1人残された娘の後見をするという名目で奥方の弟家族が子爵家に乗り込んできたんだ。
・彼らはあくまで平民で貴族ではなかったのだが、
・いつの間にか社交界に当たり前のように出入りし

前者の事情において、その様な制度まで作られているのに、後者の事態が発生する、と言うのは。
当主代行、乃至は若年の当主の後見は、子爵家の貴族方面の親戚が居ないなら(遠縁を辿っていけば、絶無と言うこともない筈ですが)、王家・政府預かりが本筋では。
元々の関係者が後見を行うなら、家令や執事や子爵家の領地の政庁の文官達の出番であるべきでは。
家臣・使用人たちが、犯人達の専横に、為す術がなかったと言うのも。
エセルドレーダの乳母や側仕えの侍女・メイドは居なかったのでしょうか。
[一言]
この状況は、子爵家の正統な親戚筋の犯行(子爵の父方の従兄弟などで、継承すべき爵位が無いので平民になっていた、加えて元々、子爵家の上級使用人や領地の文官だったなど)と言うシチュエーションの方が、成立しやすいのではと。
で、この場合であれば、犯人達は、犯行の隠蔽が可能なら、エセルドレーダを生かしておく理由も無いのですが。
子爵家の血統であるなら、継承権が有りますから。
  • 投稿者: 丘一
  • 2024年 04月25日 03時19分
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