感想一覧

▽感想を書く
[一言]
>では陛下は無能でない証として、何をされたのでしょう?

まぁ、「無能は責任取れ」が口癖って時点で読者も含め誰もが思ったことでしょう。「そもそも子育てがろくにできなかったお前は無能じゃねの?」と。
そもそも、上に立つものが下にいるものの失敗を「無能は要らん」と切り捨てる、上に立っておきながら配下の失敗を飲み込みフォローできず切り捨てて別の人間を差し替えることしかできないと言うのは、無能な上司なんですよね。だってそれやってたら最後には「やる人間がいなくなる」から(並以下の人間はどこかで失敗して切られるし、本当に有能な人間は「そんな環境で働くより外行くわ」となるかどんどん減って行く人材の穴埋めを自分でしていかなくなるうちに手が回らなくなって“失敗待ち”確定となる)。

――と思ったらオウサマ想定より酷かったw 王位に就けられたのが懲罰込みで、しかもそれすら当人理解して無かったとか……。どうにもならんな
感想、ありがとうございます。


そうなんです。現王は本来は王になるべき人ではなかったのでしょうね。
それくらい無能さんでした。
ただ、隣国との小競り合いや、一時停戦中など火種がいっぱいで、
王太子を廃するわけにいかなかった、という理由があっただけで。

王の言葉は、確かに最初から結果が読めてしまうものだったかもしれませんね。

ありがとうございました。

[良い点]
馬鹿なことを言って理のない処罰を行おうとする王が特大ブーメランで吹き飛ばされたのは面白かった
っていうか、現王も王太子も「この婚約を続けたくない」と思った時点できちんと対処し謝罪して解消できず、新しい恋人ができて婚約者に冤罪をかける派手な形の婚約破棄をせざるを得ない時期までずるずる延ばしてしまった時点で無能なんですよね。
通常の結婚(王家と王家)なら国際問題になりますが、王家と国内貴族との貴賎結婚ならお互いに痛みのない形で破棄するのも簡単なのに。
[気になる点]
「婚約者の男が浮気したのは女側の責任」という馬鹿馬鹿しいなすりつけを全否定しないと根本的な解決にはならず
「婚約者女に責任があるなら親にはもっと責任がありますよね?」という皮相的な屁理屈を押し通して解決では、また同種の時間は起こると思う。婚約者の責任でも親の責任でもなく、浮気した者本人の責任なのだから

あと年配の男の権力者(王)が愚かなことを言ったらより年配の男の権力者(先王)に押さえつけさせればよい、っていうのもなんだかなあ。
現王の時に被害を被った公爵令嬢が今は議会の重鎮でそちらを動かして…とか、男王が二代続けて女性問題を起こしたから女王の即位が可能になったとかだったらよかったかも
  • 投稿者: 遠矢
  • 2022年 12月16日 05時17分
感想、ありがとうございます。

そうですね、現王も第二王子ももっとまともに婚約の解消を
狙うべきでしたよね。
それができなかった時点で、やはり無能というべきなのだと。

確かに、本人の問題が一番ではありますよね。
公爵令嬢が出てくるというのも、お話としては面白そうですね。
女王の台頭というのも、新しい発想だと思います。

ご意見、ありがとうございました。
[一言]
王太子のやらかしに対してほったらかしにしてた理由が後継として本当に適性持ってるか、見るために敢えて放置と言うか好き勝手させてたならわからなくも無いですけどね・・・

父親で有る王があれこれ抑えてても戴冠し王に成った後にやらかす可能性が有るからと試験として言われればその通りで納得の範疇ですが、

その場合、婚約者が義務の範囲でも忠告・警告・職務をこなしてたら非が無いですし、話通して婚約者を教育者に置いてたらなら兎も角、
話通して無いのに勝手にそれに準ずる扱いにするのはなと、

そこまで非を問うなら元凶は職務を真っ当出来る教育を施せなかった王太子の教育陣が主犯で、
その主犯共を教育陣として指名した王が元凶と王に非が出るんですけどね。

それら考えるとただの無能云々というより、
自分の意見ややり方は無理矢理押し倒すけど、
少しでも自分に降りかかりそうなら揉み消すとか、責任転換する責任感の無さなよる無能何じゃ無いかなと

まぁ自他国の契約結んで施行して行かないと行けない王がこれだとどうやっても衰退の未来しかない愚王なんですけどね、
感想、ありがとうございます。


すみません。こちらに記載してくださった
『王太子』というのは現王の過去のことでしょうか?
あるいは第二王子の誤りでしょうか?


もし、『王太子』が現王の過去について書かれているなると、
ここで非難されているのは先王ということになるのでしょうか?

私の中で、先王は無能というつもりではなかったのですが
読み専の名無し様の中では、愚王ということになってしまうのかな、
と新しい発見でした。



また、『王太子』を第二王子と読み替えてよろしければ
彼の場合は、以前から問題があったけれど、
アーネスティンが何とか抑えてくれるだろう的な考えで
放置していたというのが実情のようです。
入学する前から既に問題ありなのは周知の事実でしたので。

王太子はきちんと政務をしていたので、
王としては第二王子の動向まであまり注視していなかったのでしょう。
知ってはいたけれど、王の周りはおべっか使いばかりなので
そこまで詳しく状況は上がっていなかったし、
王も気にしていなかった、という感じだと思います。

その場合は、確かに無能としてもただの無能レベルを超えて
色々問題のある無能ということになってしまいますね。


ご意見、ありがとうございました。
[一言]
推敲
誤字報告だと一文ずつなのでこちらで

“ 「 ”前の空白削除。





「さて、ロードベリア侯爵家令嬢アーネスティン。さすがにギャスオールが言うように国外追放まではせぬ。だがな、小娘一人満足にあしらうことができんなど、王子妃としては無能じゃ。無能はその責任をとれ。よって平民の英雄に嫁いでもらうこととしよう。良いな」

 先ほど卒業パーティで、第二王子ギャスオールに華々しく婚約破棄を宣言された私は、場を治めるためとしてギャスオールと共に王宮へと連れて来られ、今度は国王から改めて宣言されている。

「因みにギャスオール、あの小娘の騒動はすべて自作自演だからな。あんなものに騙されるお前もお前じゃ。無能はその責任をとれ。罰としてすべてを理解した上で、あの小娘と婚姻し、西の砦へと行くがよい」

 王家の影からの報告書であろうそれを、王はひらりとギャスオールの前に落とす。おそらくそこには小娘と呼ばれた、先ほどギャスオールが真実の愛の相手と叫んだ男爵令嬢の、数々の問題行動及び不純異性交遊が記載されていることだろう。
 ギャスオールは拾った報告書を見て頭を抱えているがもう遅い。

 結局、卒業パーティで大々的に宣言してしまった手前、ということでなし崩し的に婚約破棄は有効とするようだ。王は何より無能を嫌う。『無能はその責任をとれ』は王の口癖だ。ハニートラップに無様に引っかかった第二王子も、その対処をうまくできなかった婚約者の私も、どちらも不要ということか。西の砦は、対立している隣国と現在緊張状態が続く前線の場所。王子という肩書を背負ったまま死んで来い、と言われたに等しい。

 けれど、本当に私と第二王子だけの問題なのだろうか。いや、ハニートラップに引っかかったギャスオールは問題外だけど!

 私、何が悪い?
 婚約者として、何度もギャスオールに注意はした。お相手さんにも、それなりに対応はした。生まれた時からの王命による完全な政略で、王子妃教育も受けさせられて。で、無能だから、って勝手に冤罪かけられて婚約破棄されて、その汚名をかぶったまま今度は褒章として平民に下賜されるってさ。おかしくありません?

 私、婚約者になりたいと思ったことも、王子妃になりたいと思ったこともございません。何よりギャスオールは、今回の婚約破棄騒動でも分かるように頭が足りません。それを今まで、影日向なく支えて、何とか普通の王子に見られるように頑張ってきたわけですよ、私が!
 こんな馬鹿に、愛情なんて勿論ありません。将来に夢も希望も感じられません。それでも夫になるわけだし、と今回の卒業式の答辞だって全部私が作成しました。第二王子分の政務だってほぼ私がやってたわけだし。ここまですべてやらされて、今度は冤罪?! 冗談じゃない。睡眠不足でお肌だってぼろぼろ。ここまでさせておいて更に泥棒猫さん対策ももっとしろと? もう、これ以上余分な時間割けるかっていうくらい忙しかったのに。

「では陛下は無能でない証として、何をされたのでしょう? ご自身で何もできない第二王子の面倒を、親でなく婚約者である私にすべて丸投げし、彼が仕出かしたからと私が冤罪を掛けられてもそれを晴らすこともなさらない」

 あ、発言の許可を取らなかったけど、もういいよね?
 国外追放でも下賜でも、もう勝手に宣言すればいい。ただ、その前に言いたいこと全部言わしてもらうけど。不敬罪どんとこい。

「何を!」

「事実ではございませんか。第二王子の政務も実務はすべて私が行っておりました。ご存じでしたよね。無能がお嫌いでしたら、もっと早く第二王子をお切りになるべきでした。それをここまで待ったのは親の情でしょうか。その間私にしわ寄せがいくのはすべて無視で、もみ消せない失態をした彼をそれでも王族の肩書は残してやり、私を冤罪のまま下賜しようとする。途中、彼を止める機会は何度もございました。私のように権限のない婚約者ではなく、親として王としての権限を持つ方がそこに! それを行わず、私に丸投げされていた陛下の有能さはどこにございましたでしょうか」

 今更ギャスオールがやらかしたからって切るんだったら、入学前に色々問題を起こしていた時点で切るべきでした。彼が面倒くさいことから逃げ続ける性格だってのは、誰もが知っていたじゃない。宿題だって、私が隣で全部教えなきゃいけなかったし。ほんと、私って何係だったのかしら。少なくとも婚約者って役どころじゃないわよ。お世話して、代わりに政務して、そして人前では一歩下がれって。で、完璧すぎて落ち着かないから結婚したくない、と言われた私って。こっちこそあなたみたいな手のかかる相手、いやですー。

 王の青筋がぴくぴくしている、と思う。王座からは離れてるから、そこまで顔がはっきり見えないから知らないけれど。

「アーネスティン嬢! いくら何でも言葉が過ぎると思わんか?」

「いいえ。『無能は責任をとれ』は陛下の座右の銘でございましょう? 無能な陛下も責任をとる必要があるかと…」

「衛兵!」

 私の言葉を遮るように、控えている近衛兵に声を荒げる陛下。そのまま私を不敬罪で投獄でもさせようと思っていらっしゃるのでしょう? でもね。近衛兵は動かないわよ、何故なら。

「そうだな。『無能はその責任をとれ』、確かにその通りじゃ」

 颯爽と現れたのは、先王様。きゃー、お待ちしておりました。

「そなたに王位を譲ったのは、やはり失敗であったな」

 そうでしょう、そうでしょう。
 今回ギャスオールが起こしたのと同様なことを、現王は王太子時代にやらかした。お相手は男爵令嬢。その時の婚約者は公爵家。勿論前回の時は、本当に婚約者がかなりのいじめを行ったらしい。それこそ殺意たっぷりの壮絶なヤツ。けれど、無理矢理な婚約破棄劇場は、先王が公爵家に頭を下げる形で、かなりの慰謝料と共に婚約解消ということで話をつけた。同時に先王は、不仲となった公爵家とのかじ取りの難しさなどを自分で身をもって理解しろと、ある種お怒りのまま王位を譲られた経緯があった。

 だってやらかしたの、立太子式の直後のパーティだったんだもの。
 もともと先王には娘は何人もいたけれど、息子は一人しかいなかったから、現王は王太子として以前から認知はされていた。ただ、隣国との小競り合いが絶え間なく行われていたため、立太子式を執り行う余裕がなかった。だから、隣国と一時停戦の協定が結ばれ、落ち着いたからと行われた立太子式はかなり遅くなってから。
 すなわち現王が王太子式をしたのは成人も成人、つまり、いい大人の時にやらかしちゃったことなのよ。そして、隣国との緊張状態のため、立太子式を終えたばかりの王太子を外すのは隙を見せることになるから、婚約破棄を解消に変更したけれど、そのまま王家の総意として話を進めるしかなくなってしまった。


 ギャスオールが今回婚約破棄を企てたのもそのためだろう。父親が同じことをしているのだ。自分が咎められるなどと思ってもいなかったに違いない。
 逆に、前回あれが認められてしまったがゆえに、下位貴族が玉の輿手段としてこんなハニトラを用いたに決まっているのだ。やっぱり王が悪例を作っちゃったんじゃないの。この無能!
 ちなみに今回は完全自作自演です。私いじめなんて一つもしておりません。関わる時間がもったいない!

 そんな馬鹿げた王位譲渡事件。それで王になって現王は反省したのか、と言えばそうとはならない。ま、やらかすような人間がまともなわけはない。自分に反論する人間は無能と称し、『無能は責任をとれ』と切り捨てる。『無能は責任をとれ』って、自分が一番無能だってーの(笑)。おかげで今の王宮は、王妃の実家である男爵家出身の者やおべっか使いばかり。ま、王妃は本当に庇護欲をそそるお小さくて可愛らしい方ではあるのよ。でも、それだけ。王妃として人前に満足に立つこともできず、直ぐにぐすぐす泣き出すような、一人では何もできない人。で、泣く王妃を見て更に過保護に囲って、何も政務をさせないでその分の仕事を平気で臣下に無茶振りする王でしょう、終わってます。

 現王が男爵令嬢であった王妃と出会うまでは、それなりにまともな人だったらしい。だから先王は王が正気に戻ってくれることを祈っての譲位だったのでしょうけれど、王妃がいる限り無理でしょうね。

 で、さすがに先王もやばいと気が付いたようで、生まれた第一王子の教育に力を入れました。この教育に関しては、各貴族も派閥を超えて協力したそうで。だって、王命の婚約者ですら蔑ろにするような者が王になっちゃったんだから。何時、我々貴族に対して難癖付けてくるかわかったものじゃない、となるわけで。文句を言えばすぐに無能扱いですしね。せめて次代はまっとうに戻ってもらわないと。
 おかげさまで現在王太子となった第一王子は、王と王妃を反面教師として育ってくださり、王位を継ぐべく今一生懸命王の仕事を奪い取り中。うん。王太子とその婚約者はとてもまともな方なのよ。でもね、第二王子が現王と王妃そっくりの馬鹿で仕方がなかった。第一王子と同じような教育を与えたらしいんですけどね、即行で逃げ出していたらしい。

 だから、王太子たちと協力して、先王に現状を訴えていたわけよ。先王妃の体が弱いことを理由に、何度もお見舞いと称して先王宮にお伺いしたりもして、今日に備えていたわよ。
 ギャスオールがやらかすならば、そしてそれを理由に自分を顧みず、私たちだけに責を負わせるならば、王としての資質なしとして王太子に譲位させると。勿論先王が補佐について下さるということで。


 そして、本当にやらかしちゃったしね、ギャスオール。彼が王族でいるのは無理よね。王と王妃と一緒にどこかに幽閉か何かしかないと思うわ。それとも王が言った通り、西の砦に行くのがいいのかしら?

 とりあえずそれは私が考える領分じゃないわ。後は、先王と王太子にお任せ。
 良かった、とりあえず私はもうこれからギャスオールの尻ぬぐいをしなくて済むのよね。助かるわ。

 あ、そうだわ。

「先王様。私、先ほど王が言った平民の英雄様との結婚でも構いませんよ。きちんと冤罪を晴らしていただけるなら」

 英雄様は遠方の国の政変によりこちらに身一つで来られたお方。平民だけど、そちらの国では平民初の将軍職まで上り詰めたかなり人格者との噂の高い人ですし。ただそれを疎んじた王族に嵌められて出奔する羽目になったとか。
 ギャスオールなんかよりいいんじゃないかしら。大人の方だし、包容力もある気がする。いくら冤罪を晴らしてもらっても、やっぱり傷物だしね、新しい婚約者を探すのも大変だわ。それなら英雄様でもいいかも。勿論婚約解消の慰謝料はたんまり頂きますが!

 何より、現王の男爵令嬢だった王妃との婚姻は、平民に未だにシンデレラストーリーとして根強い人気を誇る。政務においてはかなり出来が良くないと貴族にはばれている王だが、隣国と一触即発中なので隣国に付け入る隙を見せないために、王のやらかしについては表立っては広まっていない。そのため、民の人気はまだ衰えずに済んでいる。
 ならば、王太子が王になるときに何かしら士気高揚を促すためにも、侯爵家と平民が婚姻するというのも悪くはないかもしれない。それに、我が家としても今回の件で王家に貸しができるわけだし、慰謝料もがっぽりなので、悪くはないでしょう。勿論私に平民の生活はできないでしょうから、メイドたちは複数つけさせてもらいますが。
 も、勿論押し付けはしませんわ。英雄様が頷いて下さったらというのが前提というのは分かっております。でも、なかなかに良い案だとは思うのですが。

 あら、第二王子の代わりに政務ばかりしていたから、こういう思考になっちゃうのよね。やだわ。今後は王族として考える必要なんてないのに。

「ふむ」

 先王様も同じことを考えたらしい。

「英雄殿には、今回西の砦にて指揮をとってもらおうと思っておった。ここで畳みかけ、いい加減隣国を大人しくさせたいからな」

 確かに。一時停戦としたはずなのに、ちょっかいをかけてくる隣国は、そろそろ本格的に叩くべきかもしれません。特に英雄様という、かなりの知略と一騎当千の体力をお持ちの方がこの国にいらしてくださったわけですし。

「よし。今回の戦いがうまくいけば、英雄殿には伯爵位を叙爵させ、向こうが了承すればそなたを下賜させることにしよう。ギャスオール、そなたも共に西の砦に行け」

 伯爵位ならば、下賜としても十分問題ないレベルですね。それに平民が一気に伯爵位の貴族になるというのも、民にとっては成り上がり譚として好まれそう。さすが先王様。

 報告書を見て落ち込んでいたギャスオールは、まだ項垂れている。きっと私たちの話を全く聞いてないわよね。このままだと、気付いたら西の砦に連れて来られてた、ってことになってる気がします。ギャスオール、頑張ってね。

 それから先王様は、陛下の方に顔を向けられて静かにおっしゃった。

「そなたは、妃と共に蟄居だな。北の宮を一つ渡そう。その代わり、そこから出ることは許さん」

 王は文句を言わないのね、なんて王座を見たら、何時の間に近衛兵が陛下を猿轡付きで縛ってるし! いつの間に先王様が指示なさってたのかしら。仕事がお早い。

「王は急病となられたため、しばらくは代理で王太子と共に儂も執務を行おう。慣れてきたら王太子が即位する。これは高位貴族総意のことである」

 既に公爵家・侯爵家の承認印を全て集めていらっしゃったらしい。根回し完璧。さすが先王様。良かった。これで後のことは安心して先王様にお任せできる。

 では、もうギャスオールの政務を代わり行うために王宮に来ることはないのね。今まで私、頑張りました。
 それでは、ロードベリア侯爵家が長女アーネスティン。これにて失礼させていただきますわ。

 私は、先王様にカーテシーをして、そっと王宮から帰ることにしました。
 ギャスオールに煩わされることのない、これからの新しい生活を夢見ながら。

  • 投稿者: OLDTELLER
  • 2022年 12月10日 11時47分
ご連絡、ありがとうございます。

早速、“ 「 ”前の空白を削除させていただきました。
色々不得手なもので、ご迷惑をお掛けしております。

ありがとうございました。
[良い点]
面白かったです。

お前もやらかしてたんかい!と王に突っ込みました。

英雄様とアーネスティンの意外と上手くいってる生活も読みたかったです。
違う立場でもいろいろ乗り越えてきた二人なので、お互いに補い合い、支え合い、思いやりあって良い夫婦になりそう。
アーネスティンが第二王子の政務を肩代わりして鍛えた政治力が英雄様との生活にも活かされていきそうで、面白くなりそう。
  • 投稿者: ealae
  • 2022年 12月09日 22時40分
感想、ありがとうございます。

そうですね、英雄様とアーネスティン、
それぞれ苦労を重ねてきたので、きっと良い関係になれると思います。

短編で書いてしまったので、続きというのは難しいですが、
どこかで何かのスピンオフみたいな形で入れられたら
楽しい気がしてきました。

ご意見ありがとうございます。
[良い点]
物語にスピード感があって読みやすく、面白かったです。
[気になる点]
知ってる人には略語でも通じるでしょうけど、略さずに
ハニートラップ と書いた方が文章としては読みやすいかと思われます。

  • 投稿者: 兎々狼
  • 2022年 12月09日 12時10分
感想、ありがとうございます。

読みやすいと言っていただけて、嬉しいです。

ハニトラ、確かに略語ですね。
皆様に分かるように、直ぐに訂正しておきます。

ご指摘ありがとうございました。
[良い点]
素晴らしい! 共感の一言!!
いつもこの手の話はやらかした後に王様がしゃしゃり出てきて廃嫡って展開ですから、いっつも思っていたのですよね~“だったら大人であるお前らは一体何をしていた?”と。
 大抵『見守っていた』「ここまで愚かとは思わなかった』という戯言を言いますが、そもそも何もしていなかったという事実は変わらないワケで……。
やろうと思えばそれこそやらかす前に幽閉なり処分なりも出来る立場のクセに……と。
感想、ありがとうございます。

そうですよね。
私も王様何してるんだろう?って思ったのが
このお話を考えた切っ掛けです。
早めに何とかできなかったの、って。

共感していただき、とても嬉しいです。

ありがとうございました。
[一言]
首輪を付けて、引き綱をガッツリ引っ張って一生、駄犬の世話をするなら、確かに、元平民の伯爵でも、元英雄殿の方が何十倍もマシだもんね(//∇//)
感想、ありがとうございます。

そうなんです。今まで頑張って第二王子のお世話係をやっていましたが
女の子ですもの、そんな生活よりもっと
相手と信頼し合える幸せな生活を送りたい、
とアーネスティンとして思っております。

これからの未来に幸あれ♪


ご意見ありがとうございました。
[一言]
英雄「え!出番は?」
感想、ありがとうございます。

す、すみませんっ。
今回英雄様はお名前だけのご登場とさせていただきました。

裏設定としては、32歳くらいで女っ気なし、
職務に忠実で仕事に励んでいて、無骨ではありますが真面目で、
突出した才能を疎んだ王族に嵌められてしまった可哀そうな方です。

いい旦那様になって下さいそうな感じデス。


ご意見、ありがとうございました。
[良い点]
すごく面白いお話でした。
[気になる点]
ただ、最後の
>ロードベリア侯爵家が嫡子アーネスト
アーネストは男性名ですよね? 女性主人公と思っていたのですが、男性主人公だったのでしょうか?
でも、第一王女ではなく第二王子の婚約者? やっぱり女性???
更に、嫡子と言うことは男女関係なく後継ぎということで、それを英雄とは言え外国からの平民に簡単に下賜して、いいんでしょうか?
最後の最後で非常に引っかかってしまいました。
  • 投稿者: okyo
  • 2022年 12月07日 13時44分
感想、ありがとうございます。


そして、ご忠告ありがとうございます!
そうですね、アーネストは男性名でした。

ありがとうございます。早速名前を変更させていただきます。

また、嫡子というのは、この場合は嫡出子(正妻の産んだ子供)という意味合いでの嫡子でしたが、確かに紛らわしいのでこちらも修正させていただきます。

お知らせいただき、助かりました。

今後、より一層名前や内容に気を付けてお話を書いていきたいと思います。

ありがとうございました。
↑ページトップへ