エピソード55の感想一覧
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[良い点]
感想は、ごゆっくり。
区切りの良いところで隔日や週一に切り替えてもお待ちします。
牧歌的にのびのびと田舎の風景を楽しんでいたら……ついに不穏の影が!
[気になる点]
(気になる点はコメント不要、読み流して下さい)
穴熊より不味かったらしいタヌキ汁(むじな汁)はかちかち山で有名だし、「日本人は狩猟で得た肉を食べる」「(卵や肉料理を)秀吉も好んで食べる」と宣教師が書き記しているそうだし。
仏教的にも神道的にもお経や言祝ぎをしっかり唱えれば狩猟で殺生しても食べても無問題! 僧が狩猟してたけどお堂で真面目に勤めてたから往生できるぜ!としっかり救済策があったようだし(室町時代成立の拾遺往生伝、神道集など)。
大義名分があれば牛を殺すのだってOK。食べる為じゃないヨ、雨乞いの生贄だヨ、神仏に捧げた供物の下げ渡しは食べるよネ、なんて事もあったようですし。
禁忌と忌避感が強まっていったのは江戸時代からですけど、たびたび禁止令が出たということは「一般に行われていたことを禁ずる必要があった」からで、つまり横行してたということだった、そもそも肉の隠語や薬食いや養生食いなんて言葉が生まれるのはその需要があったから、だと思うんですよね。
水戸藩から彦根藩への牛肉味噌漬け(薬だよ!反本丸)のオネダリや豚肉好きの一橋様、なんて噂されて庶民から「豚一様」と字された将軍様もいるのに……。
鬼平犯科帳の鬼平が密偵達とつついていた軍鶏鍋の店にもちゃんとモデルがあるし、鶴は公家や将軍家でお料理されてたし、将軍吉宗の時代には鳥類も小動物も狩りすぎて江戸近郊に少なくなってしまったそうだし。
卵だって衝撃の名前でお馴染みの「たまごふわふわ」が有りましたしね! 武器としての刀は狩られたけれど猪鹿狼多ク出作毛荒したため「農具」としての鉄砲が農村にはありましたしね(283戸に83挺って多っ!?)。
江戸時代のレシピ本ベストセラー「料理物語」には鳥の部や獣の部もあるので、江戸時代にも思った以上に獣肉は食べられていたと思います。
……最近話題の昆虫食のせいで日本人の肉食についてちょっとうっぷん溜まっていて長々と語り失礼しました……
イナゴ……イナゴならね、蓋されて熱せられた鍋の中でガンガン暴れる音なら覚えておりますよ……蜂の巣に喜んで突撃する親族の姿もね……(白目)
[一言]
人間の営みは一面では語り切れないほど厚いものだと思うので、焦点を明部に当てるか暗部に当てるか、上澄みをとるか澱みをとるか、どの角度から切り取れば何が入って来るのか、そのどれもが正解で不正解でありましょう。
私はこの作品を、面白い物語として楽しみにしております。
感想は、ごゆっくり。
区切りの良いところで隔日や週一に切り替えてもお待ちします。
牧歌的にのびのびと田舎の風景を楽しんでいたら……ついに不穏の影が!
[気になる点]
(気になる点はコメント不要、読み流して下さい)
穴熊より不味かったらしいタヌキ汁(むじな汁)はかちかち山で有名だし、「日本人は狩猟で得た肉を食べる」「(卵や肉料理を)秀吉も好んで食べる」と宣教師が書き記しているそうだし。
仏教的にも神道的にもお経や言祝ぎをしっかり唱えれば狩猟で殺生しても食べても無問題! 僧が狩猟してたけどお堂で真面目に勤めてたから往生できるぜ!としっかり救済策があったようだし(室町時代成立の拾遺往生伝、神道集など)。
大義名分があれば牛を殺すのだってOK。食べる為じゃないヨ、雨乞いの生贄だヨ、神仏に捧げた供物の下げ渡しは食べるよネ、なんて事もあったようですし。
禁忌と忌避感が強まっていったのは江戸時代からですけど、たびたび禁止令が出たということは「一般に行われていたことを禁ずる必要があった」からで、つまり横行してたということだった、そもそも肉の隠語や薬食いや養生食いなんて言葉が生まれるのはその需要があったから、だと思うんですよね。
水戸藩から彦根藩への牛肉味噌漬け(薬だよ!反本丸)のオネダリや豚肉好きの一橋様、なんて噂されて庶民から「豚一様」と字された将軍様もいるのに……。
鬼平犯科帳の鬼平が密偵達とつついていた軍鶏鍋の店にもちゃんとモデルがあるし、鶴は公家や将軍家でお料理されてたし、将軍吉宗の時代には鳥類も小動物も狩りすぎて江戸近郊に少なくなってしまったそうだし。
卵だって衝撃の名前でお馴染みの「たまごふわふわ」が有りましたしね! 武器としての刀は狩られたけれど猪鹿狼多ク出作毛荒したため「農具」としての鉄砲が農村にはありましたしね(283戸に83挺って多っ!?)。
江戸時代のレシピ本ベストセラー「料理物語」には鳥の部や獣の部もあるので、江戸時代にも思った以上に獣肉は食べられていたと思います。
……最近話題の昆虫食のせいで日本人の肉食についてちょっとうっぷん溜まっていて長々と語り失礼しました……
イナゴ……イナゴならね、蓋されて熱せられた鍋の中でガンガン暴れる音なら覚えておりますよ……蜂の巣に喜んで突撃する親族の姿もね……(白目)
[一言]
人間の営みは一面では語り切れないほど厚いものだと思うので、焦点を明部に当てるか暗部に当てるか、上澄みをとるか澱みをとるか、どの角度から切り取れば何が入って来るのか、そのどれもが正解で不正解でありましょう。
私はこの作品を、面白い物語として楽しみにしております。
エピソード55
感想ありがとうございます。
この国の歴史観はちょっと固定概念に囚われ過ぎる傾向があると私も感じていてちょっとモヤモヤしていますw
これからも楽しんで頂ける様に、ペースも考えながらやって行きたいと思っていますのでお付き合い頂ければ幸いです。
この国の歴史観はちょっと固定概念に囚われ過ぎる傾向があると私も感じていてちょっとモヤモヤしていますw
これからも楽しんで頂ける様に、ペースも考えながらやって行きたいと思っていますのでお付き合い頂ければ幸いです。
- わだつみ
- 2023年 03月06日 23時46分
[一言]
今回谷の奥を確認に行った4人以外に確認した内容を内密にしておくのは、小嶋孝政という信用できない人間もいるからですね。
あいつは下手したら秘密を漏らすだろうし。
しかしたった一日で山の井まで到達してしまえるとか、見張りの重要性が増しましたね。
今後どうなるのか……。
今回谷の奥を確認に行った4人以外に確認した内容を内密にしておくのは、小嶋孝政という信用できない人間もいるからですね。
あいつは下手したら秘密を漏らすだろうし。
しかしたった一日で山の井まで到達してしまえるとか、見張りの重要性が増しましたね。
今後どうなるのか……。
- 投稿者: 此花 未散(コノハナ ミチル)
- 50歳~59歳 女性
- 2023年 03月05日 20時56分
エピソード55
今後どうなるのか…フフフ
- わだつみ
- 2023年 03月06日 23時47分
[良い点]
毎日の更新お疲れ様です。
侵入路を無事に発見しましたが、思った以上に近かった。
これで実野と仲が良ければ道を整備して交易とかできそうなのに勿体ない。
[気になる点]
上に情報を隠したのは難しいところ。
こちらが知らなくても相手側が知ってたら一方的に奇襲を受けかねない。
事前対策したくても父親にも隠してるから大きなことができないし。
見張り小屋以外にせめて隘路を岩なり木なりで塞いでおきたいですね。
[一言]
31話の地図を見返したら思った以上に谷で道が出来てた。
毎日の更新お疲れ様です。
侵入路を無事に発見しましたが、思った以上に近かった。
これで実野と仲が良ければ道を整備して交易とかできそうなのに勿体ない。
[気になる点]
上に情報を隠したのは難しいところ。
こちらが知らなくても相手側が知ってたら一方的に奇襲を受けかねない。
事前対策したくても父親にも隠してるから大きなことができないし。
見張り小屋以外にせめて隘路を岩なり木なりで塞いでおきたいですね。
[一言]
31話の地図を見返したら思った以上に谷で道が出来てた。
エピソード55
いつも感想ありがとうございます。
谷を塞ぐとダムになって決壊すると怖いのでしないのです。
谷を塞ぐとダムになって決壊すると怖いのでしないのです。
- わだつみ
- 2023年 03月06日 23時48分
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