エピソード12の感想一覧

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[一言]
ご無沙汰しています。

この間、子供が見ていた動画に、「芸人が自分についてChatGPTに聞く」というのがありました。解答は完全な日本語でしたが、内容は本当の事が無かったという/w

自然言語生成という点については、もう完全に近い感じですけれど、YesNoの正解のある問いについては、まだ完全ではない気がします。知らないことを知らないと言ってくれればいいんですが、嘘を混ぜるので… でも試験に合格できる程度の点は取れる、というのはやっぱり対象知識の範囲の問題なのか… Wikipediaに嘘が書かれると影響が大きいですが、ChatGPTについてはさらに影響が甚大な気がします。

逆に言うと、正解が一つでない問いについては十分に役に立ちそうで、その点前に話に出てきたカウンセリングについては(優等生すぎますが)案外使えそうかと。
もしも、「いのちの電話」の代わりにChatGPTが答えるシステムを作ったら… 果たしてどれぐらい評価されるのか、と思いました。
後は、追加学習が簡単にできるようになったら、一般知識の上に専門知識を載せることができるか、とか。特定の(機器やソフトの)マニュアルを追加で読み込んだら、カスタマイズされたQAシステムが簡単にできないかなあ、とか。もしそれが出来たらコールデスクの人員が相当削減されたり。

誤字修整もやってくれたら、助かる作者さんはここには沢山いそうですよね/w
あいなめさん、ご返事遅れました。

おっしゃるとおり、Yes/Noがある問題についてはまだ改良の余地が大きいんですよね。反対に正解が一つでない問題について役に立ちそうというのも同じ感想です。

夢想されていたAIは「正解がある問題」に強くて「正解の無い問題」に弱いというものでしたが、現実に出てきたAIはある種人間を模しているというか、逆に正解のない問題に強い代物になってしまったのは面白いです。

「いのちの電話」は「相手が人間だから」かけるの躊躇してる人、潜在的に結構いるのではという気がするので、実はChatGPTが活躍できる可能性はおおいにありそうです。AIだといくらでも話聞くことができますしね。

追加学習についてはまさにホットなトピックかもしれません。

Python製のllamaindexってOSSのライブラリがあるんですが、こいつは書籍丸ごとみたいな本来のChatGPTだと対応できない量のデータ読み込んで、それとChatGPTを接続するみたいなことやってます。手元で試した感じ、数百ページのPDF読ませても回答してくれたので、QAシステムは「割と普通に」行けるようになってますね(ただし「偶に変な回答を出す」問題をクリアする必要もありそうです)。


https://zenn.dev/fusic/articles/try-llamaindex

[一言]
更新ありがとうございます。

前話が投稿されてから今話までの間にネットニュースでやたらChatGPTの話題を見かけるようになりました。門外漢の私にはただそれらを眺めていることしかできないのですが……
もう現時点で、良し悪しの議論や周辺法整備の速度より、ChatGPTがユーザに浸透していく速度の方が完全に上回っていますね(^^;

天邪鬼な私には「ChatGPTの良し悪しについてChatGPTに尋ねたらどうなるのか」という疑問くらいしか浮かばなないのですが(笑)、今後どうなるのか眺める上で、作者様のこのエッセイを参考にしていきたいなと思います。
……年齢的に“眺めて”いるうちに寿命迎えそうな気がしてましたが、まだ私が生きているうちにどんどん浸透してきそうですしね(^^;


続きを楽しみにしております。
作者様に感謝。
  • 投稿者: はぐれ虎
  • 50歳~59歳 男性
  • 2023年 05月07日 17時33分
はぐれ虎さん

ご返事遅くなりました。確かにもう良し悪しを論じてるどころじゃなくて、もうどう使いこなすかとか、問題にどう対処していくかを考えるしかないってフェーズですね。

GoogleもBardという形で「動くモノ」を出してきましたし、AmazonもFacebookも、バスに乗り遅れるなと「言語AI戦争」に参加する有様です。日本のIT大手のLINEやサイバーエージェントも「和製GPTを作る」と言い出しました。

5年くらいしたら「AIに相談する」はたぶん「当たり前のこと」になる気がします。

普及するために重要なのはスマホなんですが、GoogleはAndroidを握ってるので、次のAndroidからうちの言語AI標準搭載ね、はごく普通の戦略としてやってくるとしか思えないんですよね。

唯一大手で沈黙を守ってるAppleもこの流れに追従したら、皆がスマホでAIに質問するって光景がきっと普通になるでしょうね。
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