感想一覧

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[良い点]
おお! お互いこっそり描いていたのですね、さびしさを残したまま終わるのかなぁと思っていたので、最後の優しい絵にほっこりしました。

そこかしこにちりばめられた美術室のプリズムが見えるのような描写がとても素敵でした。二人だけの世界だからこそ、そう見えるのでしょうね。

もしかしたら、お互いうらやましく、お互いそれぞれのいいところを知っているんじゃないかなぁ。なんて思ってしまいました。もう少し二人で過ごす時間が増えていったら、お互い描く絵も変わっていきそうです。

そんな未来に思いを馳せる、素敵なお話を読ませていただきました。ありがとうございました。

[一言]
X Iさまの企画から参りました。X Iさまの活動報告のコメント欄にみなさまの作品の一覧を作って下さりありがとうございます! 活用させて頂いております、ありがとうございます〜!
なななん様

多くの人がそうではないかと思うのですが、
自分の持っている良さには気づかずに
誰かの持っている良さには気づいて
自分の持っていない「悪さ」ばかり目に入ってしまう気がします。

自分を認めてくれる「誰か」
互いの良さを話し合える「誰か」が居れば、互いに変わっていける

わたしもそう思います。

素敵な感想をありがとうございました。

また、作品一覧、活用いただきありがとうございます。
[良い点]
 色々なものが混ざり合う事で成長する青春時期と共に、移り行く時間と共に表情が変わる太陽。

 しかし何も見いだせないでそこで停滞していると感じる時、それは塗りつぶしたもののように感じてしまうのかも……。

 そんな揺れ動く感情を読んでいて感じました。
 
[一言]
 『これぐらいしかできない』
 『何のために――』
 
 繊細な時期の繊細な感情って、きっと自分が何者でもないと、なにも『まだ』できないと感じてしまった時は心の中が暗色に塗りつぶされて行くのでしょうね。

 その単色の中に一滴でも落ちる別色が有れば、グラデーションの様に移り変われるかもしれない……。

 なんて事を感じました。
 
 自分の可能性ってなかなか見つけることが出来ないんですよね。難しいものです(-_-;)

 企画から拝読させていただきにまいりました。
 考えさせられる、深い作品でした。
武 頼庵(藤谷 K介)様

作品から色々なものを感じ取っていただきありがとうございます。

モノクロームと彩りは、登場人物たちの心情の比喩として使っていたので、読み取っていただけて嬉しいです。

>その単色の中に一滴でも落ちる別色が有れば、グラデーションの様に移り変われるかもしれない……。
ここまで素敵な考えはなかったので、勉強になりました。

自分の可能性を見つけるのは難しい、
本当にそう思います。
特に若い頃は、その事でたくさん悩むのだろうなって思います。
先日、そういうテーマの詩を書いたばかりなので
尚更、強く感じました。

ご来訪いただいた上に、
感想までいただきありがとうございました。
[良い点]
美術室で、二人でスケッチをしている。
普段はあまりしゃべらないクラスメイトと、ちょっと踏み込んだ話をした。
客観的に見ればただそれだけのことなのに、二人の間にはとても濃密な時間が流れていることが分かります。それは情景と心理を描写する言葉が一つひとつ、丁寧に選ばれているからなのだと思います。
タイトルと呼応する、モノクロームの絵に夕陽の色を感じるところなど、実際に見てはいない彼の絵が文章から見える気がして、すごいなと思いました。
やまだのぼる様

物語としては抑揚の無い話を
最後まで読んでいただきありがとうございます。

自画自賛になり恐縮ですが
わたしもこの作品で扱っている表現は好きです。

タイトルに合わせたモノクロームの絵を文章から思い描いていただきありがとうございます。

少しでも暖かな色彩が伝わっていたなら幸いです。

夕陽のような温かな感想をありがとうございました。
[一言]
部屋の中にふたりだけ。実は互いが互いを描き合っていたというシチュエーションがとてもいいなぁと思いました。
自分の想いとは違う解釈によって何だか無力感を覚えるというイメージは少しだけわかるように思います。上手く伝えられなかった……という自分への力不足というか。
鈴代くんのモノクロームの絵もですが、刈谷さんの希望や温もりを感じる絵、見てみたいと思いました。
日浦さん、素敵な作品をありがとうございました。
未来屋 環様

解釈違いによって、無力感を覚える点について、ほんの少しでも共感を得られたようで嬉しいです。
私自身はそこまで一つの作品に心血を注いだことはありませんが、伝えたいことが伝わらないという点では、鈴代くんのきもちもなんとなく分かるなぁ、と思います。

二人が描いたそれぞれの絵。私も見てみたいですね。
きっと二人それぞれの特性が出ていて
同じ教室を描いているはずなのに
違った雰囲気になってるのだろうな、と思います。

感想ありがとうございました。
[良い点]
 絵心の無い私には、描く為の知識もですけど描きたい対象に見える線を描ける人は凄いと思います。
 絵に限らず、こうしたいああしたいを可能にする事が出来たなら、それはもう素敵な事です♪
 この物語に出て来る二人も描いた物が描きたい対象になっていない事にモヤモヤし、相手の描いた物は描かれていると思っていたのに違うと知れば、その描こうとする物は何かと。
 色無き世界を彩る二人の物語ですね…♪
  • 投稿者: 静夏夜
  • 2023年 01月17日 21時30分
静夏夜様

見たままを見たままに表現できるって
それだけで凄いことですよね。
絵も、文字も。

描きたいものと
描かれたものをどう捉えるかとは
また異なるからこそ
描かれたものには描きたいものがあるように見えて
描いたものには描きたいものがないように見えてしまうのかな
と思ったりします。

>色無き世界を彩る二人の物語
素敵な表現!

感想ありがとうございます。
[一言]
 絵画の色彩感覚!

 私の色彩感覚は、イラストのそれなんだなって感じました。

「絵」でも、全然感覚が、違うのでしょうね。

 音楽でも、ROCK'N'ROLLと演歌はちがうように。
歌川 詩季様

絵は苦手なんですけどね(笑)
特に色の判別は苦手です。
だからこそ、濃淡には思い入れがあるのかもしれません。

絵も、
水墨画、鉛筆で描かれた絵、水彩画、油絵に版画。
色んな種類があって、表現の仕方も違うのでしょうね

仰るとおり、
同じ題材、同じ景色を描くにしても
何で描くかで変わってくると思いますし
音楽も同様だと思います。
文学も、きっとそうなのでしょう。

同じテーマを、短歌、詩、小説、と書き分けたときも
異なる雰囲気になりますよね

感想ありがとうございます
[良い点]
 白と黒とオレンジと。
 その中で一番温かく感じるのが、最後に手にした白と黒。

 色の温度に反する感情の温度。

 作中の彼の言葉への、ひとつの解のようで。
[一言]
 何事においてもそうなのでしょうが。自分が込めて表したものを本当にそのまま理解してもらえることは、きっとないのだと思います。
 それはつまり、自分にも誰かが込めた思いを受け取れきれないということで。

 だからこそ、その一端でも感じてもらえれば。
 僅かであっても伝われば。

 嬉しいことなのだろうな、と。
 しがなくとも書き手としては、そう思いました。
小池ともか様

>自分が込めた思いをそのまま理解してもらえることはない

私もそう思います。

伝わらないもどかしさ
伝えられないもどかしさ

そうしたものとどう向き合っていくか
その過程を描いたつもりです。

折り合いをつけぬままに
悩み抜きながら描くことがいいのか
折り合いをつけた上で
表現するのがいいのか

私にも分かりませんが。

>伝えたいことの一端でも伝われば嬉しい
これもそうですよね
それに、自分が伝えようとしていた以上のことに
気付かされることもまた、面白さではあると思います

感想ありがとうございます
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