感想一覧

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私も同じようなことを考えて果たしてそんな乙女ゲームはあるのかと調べてみたことがあります。
なろうで乙女ゲームの悪役令嬢転生はよくあるけど、そんな乙女ゲーム(攻略対象にはすでに婚約者がいる、主人公が酷いいじめにあう等)あったとしても絶対やりたくないぞ?
というのがきっかけでした。

それを自分なりにまとめてエッセイとして投稿もしました。
その時にいただいた感想で「現実では、CEROの問題で販売不可です」というものがありました。詳しい理由の記載はなかったのですが、

CEROの禁止表現に「人種・信条・性別・職業・宗教・境遇・心身的条件・生活状態などによる不当な差別的表現」や「不倫を肯定している表現」があります。婚約者がいる相手へアプローチすることが「不倫を肯定している表現」に当てはまるか分かりませんが、主人公に対してのいじめだと「差別的表現」でアウトになりそうですよね。

パッケージソフトで販売される乙女ゲームではCEROがないと販売店が取り扱うことはほとんどないらしく、販売不可能になるということなのではないかと思います。

他の方の感想で「みつめてナイト」というなろう乙女ゲームに似たギャルゲーなら知っているとありますが、CEROは2002年10月1日からゲームソフトの表現内容に基づいて対象年齢を表示する制度を開始したそうなので、規制される前ならそういった乙女ゲームもあるかもしれませんね。

なお、恋愛ドラマアプリで不倫ルートがある作品は実際にありました。「結婚したのか、俺以外のヤツと…」という台詞が有名な作品です。
その恋愛ドラマアプリのCMがTVで流れて物議を醸し、不倫をするヒロインにも非難が殺到したそうです。

じゃあどこから悪役令嬢が出てきたのかということなのですが、少女漫画や昼ドラ、原典のグリム童話などが源流なのではないかと言う意見をいくつか拝見しました。

あとは、そもそも乙女ゲームを知らない人がなろうの乙女ゲー悪役令嬢転生ものを読み、乙女ゲームはそういうものだと誤解してしまったのではないかと考えられますね。
 感想と詳細な情報、ありがとうございます。
 調べれば調べるほど、なろうで言われるようなゲームや設定ってないんですよね。

 一種の噂や都市伝説と言いましょうか、当たり前のように小説で書かれるのを見た人たちが、
「乙女ゲームってこういうものなんだ」
 と思い込んで、そのまま広まってしまった感が有ります。
[一言]
こうやって落ち着いて考えないとフィクションと現実が混同してしまうくらいには「それっぽい」設定って事ですよね。
実に羨ましい、私もそういう作品を書きたい。
  • 投稿者: 底辺
  • 2024年 02月24日 09時02分
 感想ありがとうございます。
 本当にあるのかないのか、あまり周知されていないことを「よくある」と書き続けることで、みんなが勝手に「へえ、よくあるんだ」と思い込んでしまう例だと思います。
[一言]
私はこんな乙女ゲーム現実にはねえよと言う人達にみつめてナイトをおすすめするおじさん。

こんな乙女ゲームあるんかと言う疑問に対しては、知らん!だが、なろう乙女ゲームに似たギャルゲーなら知っとる!というのが私のアンサーです。

みつめてナイトは今から約三十年前にプレイステーションで発売された中世ファンタジーときめも風ギャルゲーです。ギャルゲーなので主人公とライバルは男、攻略対象は女ですが、なろうに脳ミソを焼かれた今改めて思い返すとこのゲームはなろうあるあるに満ちておりました。

重大なネタバレを避けて述べると、
・主人公を深掘りするとかなりのお花畑思考だと明らかになる。
・ライバルの言動がチンコ付いた悪役令嬢。
・王位継承者になろうならお馴染みの重大な秘密がある。
・やられ役の敵陣営がイケメンイケおじだらけでほぼ全員に悲しき過去。
・選択肢を少しでもミスると攻略対象が死んだり行方不明になったりする。
・主人公は低い身分でありそれが原因で差別されたり国外追放になったりする。
・そんな主人公なので彼と真実の愛で結ばれた攻略対象は果たしてその後幸せになれたのか疑問が残る。
・主人公がフラグを進めたら爆破テロやら事故やらが起こるので結果的に主人公が何もしない方が王国が平和になる。さらに主人公が敵対国との戦争で負け続けても王国は最終的に戦争に勝つからマジで主人公が必要無い。
・婚約者がいると分かっている異性を寝取るのがメインルート。この他にも喪中の未亡人を口説いたり入院先の看護師に優しくされたので付き纏う様になるルート等がある。

と、なろうの乙女ゲームとの類似点を散々書きましたが普通にオススメ出来る名作でもあります。ほぼ全キャラフルボイス、声優の演技も力が入っており歯ごたえのある恋愛シミュレーションと戦争パートはクリア時の達成感が高く、登場人物一人一人がその世界に住む人間としての個性が存在している。無個性と思われていた主人公の内面の真相やふざけた選択肢でのヒロインのリアクションなど周回プレイを飽きさせない要素も十分のムズゲーにして神ゲーにしてバカゲーにして鬱ゲーにしてなろうあるある探検隊ゲーでした。
  • 投稿者: 騎士ランチ
  • 40歳~49歳 男性
  • 2023年 09月21日 08時13分
 情報ありがとうございます。
 みつめてナイト、思い出しました。
 当時、ファンタジー世界風の恋愛ゲームが出るという、ゲーム雑誌の記事でこの作品を知りました。

 実際プレイはしませんでしたが、令嬢キャラが没落して平民になってようやく主人公と結ばれる状態になる(?)など、シナリオや展開に色々な意味でハードな部分もあるのだと、のちに知りました。

 なろうの異世界恋愛の設定が周知となった現在、リメイクや同じ路線でゲームを作れば、もしかしたらそういった層に人気が出るかも、などと思いました。
[一言]
攻略対象に婚約者が居て、主人公を殺そうとしてくる作品、実は一つだけ確認されているそうです。
ただ、ヒロインは攻略対象に婚約者が居ることをまったく知らされていないらしいのでなろうによく居る寝取り上等あばずれクソビッチ女ではないようです。
またそのゲーム自体、評価がボロクソで発売数日後にはAmazonで新品がワンコイン売ってるレベルだったそうです(元はフルプライス)
 感想と情報ありがとうございます。
 一応あることはあるのですね。
 でもやはり主流には程遠い、オンリーワン設定みたいですね。

 王子と相手の令嬢といさかいになり、それを断罪するとか、いつの間にか当然のように定着しましたが、架空の設定がいかにも常識かのように広がった感が強いです。
[一言]
「特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。」

って明記してあるし、実在の乙女ゲーとは全く関係ないかと、普通に考えればその作品内世界で「乙女ゲームでよくある」だろう。
  • 投稿者: 鉱夫
  • 2023年 01月30日 16時38分
 感想ありがとうございます。
 ああ、あまりにも毎度見ていたせいか、逆にそれを忘れていました。
 あくまでこちらとは違う、別の現実世界にあるゲームでは悪役令嬢もバカ王子もあるあるの存在だということですね。
[良い点]
異世界にはよくありますよ。
異世界ものなだけに(*´∀`*)


[一言]
実際には違うけれど、テンプレで共通認識ができている。
ジャパニーズライトノベルのお約束です。

タグさえちゃんとしていれば、あまり気にせずに楽しむのが1番ではないかと。


  • 投稿者: 昼咲月見草
  • 40歳~49歳 女性
  • 2023年 01月30日 11時05分
 感想ありがとうございます。
 こちらとは違う現実世界の、つまり異世界に存在する乙女ゲームにはよくある話だということですね。

 みんなご存じのテンプレが始まりました、と初っぱなから宣言して、読者も分かった上で読んでいく、というのがお約束ですね。

「乙女ゲームのタグ=現実には存在しない乙女ゲーム」という認識で、見ていこうと思います。
[一言]
なろうに登場する「乙女ゲーム」は、現実では存在しないという結論に、何年も前から達しております。
これ系が流行りだした当初は、乙女ゲームではなく少女漫画や小説の世界に転生でしたし。

漁れば、同じ様な事をもっと詳細に書かれたエッセイとか考察が沢山あるので、まぁそちらを探してみて下さい。
  • 投稿者: 花也
  • 2023年 01月30日 09時32分
 感想ありがとうございます。
 ああ、やはりもう他の方によってフィクションだという結論が出ていましたか。

 悪役令嬢もバカ王子婚約破棄も、乙女ゲームでよくある、と話の中で言われるのを見るたび「いや、そんな展開がある乙女ゲームなんて聞いたことないぞ」と思いまして。
 朝からお目汚しなエッセイ、失礼しました。
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