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[良い点]
タイトルに偽りなしの難攻不落っぷりに、拍手喝采です。
二組のカップルのお話が交差しながら進む珍しいパターンの作品ですね。コメディとシリアスが上手くかみあって、最後まで楽しく拝見いたしました。

紫ちゃんのキャラが、とても切なかったです。傷つきたくないがために全身にトゲトゲをいっぱいまとっているかのような。
わざと相手に嫌われるようにしむけて、離れていったら逆に安心みたいな。離れようとしない柾木くんは脅威的存在だったでしょうね。
[一言]
番外編の二組のその後、よくぞ書いてくださいましたd(⌒ー⌒)!
やっぱり読者としては、分かりやすいハッピーエンドは非常にありがたいです。不憫な柾木くんが結婚出来た事が分かって泣けました。良かったねぇ…

楽しいお話をありがとうございました(^.^)/~~~
  • 投稿者: まりる
  • 女性
  • 2013年 08月25日 13時07分
長編を最後まで読んでいただきありがとうございました。
楽しんでいただけたようで嬉しいです。

タイトルに偽りなし、どこまで落ちずに逃げ続けられるか考えながら書きました。
コメディとシリアスのギャップある作品が好きなので、そこを楽しんでいただけたなら嬉しいです。

紫は確かに可哀想なキャラですね。
最後の章まで本音が見えず、ただの毒舌な可愛げのない女の子という感じのままでしたから。
紫の魅力が伝わっていただけて嬉しいです。

番外編のその後の話は書くか迷ったんですよね。
「難攻不落彼女」のタイトルどおりなら落ちちゃいけないですからね。
でもやっぱり私もハッピーエンド好きなので書いてしまいました。
喜んでいただけて嬉しいです。
感想ありがとうございました。
  • 斉凛
  • 2013年 08月25日 15時19分
[一言]
前編とのことなので一言だけ。


……柾木夫婦子沢山ッスねwwwww
譲司がはりきりすぎたのでしょうねWWWW
稼ぎは充分あるし。
紫は上条と違って、勤め人ではないし。
家で仕事できますから、お手伝いさんとかいれば、なんとかやっていけるのではないかと。
次回柾木一家全員出動です。
  • 斉凛
  • 2012年 09月22日 09時44分
[一言]
本編のあとがきまで拝読しました!

かなりのボリュームがある作品にも係わらず、読者をグイグイと惹きつける作者様の力量を感じました。
特に最終章に入ってからの手に汗握る感じは圧巻で……本当に面白かったです。
理路整然とした感想を書くのは得意ではないので、感じたことをつらつらと書きます。ご容赦下さいませ。

・構成、ストーリーについて

2組のカップルの顛末を、章ごとに交互に読ませていくという手法は面白かったです。
こういう形式で書かれた作品って、途中でストーリーが切れてしまうのでいらいらすることもあるのですが、本作に関してはまったくそのようなこともなく、「この前どこで終わったっけ?」などと焦ることもありませんでした。相互に少しずつ接点があって、やがて最終章で統合されて大団円、という流れは素晴らしいです。
最初は軽めのラブコメで始まったのに、キャラの背景がだんだんと分かってきてシリアスに、そしてちょっとホロリとさせるクライマックス。本当に、このまま連続ドラマにしてもいけるんじゃないかというくらい。
各章ごとにちゃんと起承転結があって、それぞれ少し手を入れれば短編小説として成立しそうなクオリティでした。一人称の語りも自然で、キャラの個性が分かって、すらすらと読めました。ありがちな大学内だけでのストーリーで完結しているのではなく、就職先の会社や出版業界や旅行先や、舞台が広かったところも楽しかったです。それでいてディテールもしっかり描けていて、その風景を見て語り手が感じたであろう気持ちがリアルに伝わってきました。
特に出版業界の内情についてはよく調べられているなあという印象を受けました。私も門外漢なのですが、素人批評家のデビューの経緯とかリアリティがありました。
逆に、I商事での上条の扱いは、現役人事部スタッフ(!)から見るとちょっとないかなあと思えました(笑)。いくら弱み握っていても上司まで異動させて新入社員の監視はしないかなあ……でもこれはこれで面白いし、菱沼の真意が分かった時はスッキリしましたよ!
ただちょっと惜しかったのは、風景描写が少し薄いかと。おそらく物語のテンポを崩さないために意識的に削られているのかもしれませんが、旅先のシーンや初詣のシーンなどはせっかくなのでもうちょっと描写があってもよかったかもしれません。

・文章について

無駄のない端正な文章だと思いました。それほど派手に装飾されているわけではないのに、語り手の感情や物語の流れはきっちりと掴めます。
また会話文のテンポがいいので、次々と読み進められました。特に紫と朝比奈の丁々発止のやり取りはいいですね。お互いを理解していて、弱点を窺い合っているような毒の吐き合いが笑えました。
少し気になったのは、序盤で同じ段落の中に三人称と一人称が混在している部分が見られました。最初の文が「譲司は~」で次の文が「俺は~」みたいな感じです。それから変換ミスと思われる個所が少し。気づいたところだけ書き出しておきます。
第5章 朝比奈と取材 一様調べて → 一応(いちおう)調べて
第5章 上条と朝比奈 爪が甘い → 詰めが甘い
第7章 過去との遭遇 「それは辞めた方がいい」 → 「それは止めた方がいい」
第9章 BAD 朝比奈に挙げた → 朝比奈にあげた
最終章(田辺紫の受難) 要もないのに家まで~ → 用もないのに
あと、感嘆符のあとのスペース空けは、特に拘りがなければ守られた方が無難かもしれませんね。そんな些細なことで見くびられては勿体ない作品ですので。

・キャラクターについて

最初読み始めた時は、いわゆる漫画チックなキャラだなと思いました。でも物語が進んでそれぞれの背景が分かってくると、それまで「面」で描かれていたキャラが「立体」に見えてきて感情移入できました。お見事だと思います。
特に田辺紫。彼女は最初その口の悪さにいささか引いてしまったのですが、終盤近くにコンプレックスだらけの繊細な胸中が語られると、いっきに親近感が湧きました。そしていつの間にやらいちばん感情移入できるキャラに……やはり彼女の抱える心の闇(と本人は思い込んでいるわけですが)は誰しも少しは抱えているものだからだと思います。それに対して真摯すぎるんですね、彼女は。やはり毒を笑って受け止められる征木の天然っぷりが彼女には必要なんですね。うん、意外と器の大きな男なのかもしれない、彼は。
主役の4人以外の脇役も個性的で、年齢層が広いところに好感を持ちました。若いキャラばかりではどうしても世界が狭くなってしまいますから。
ちなみに私のお気に入りは菱沼主任です。大企業で出世するサラリーマンは、やはりあのくらいで普通です。


私は恋愛、特に惚れるまでの過程を描くのが非常に苦手でしたので、お手本のような作品でした。
自分の価値観が引っくり返され、相手の価値観と化学変化を起こして新しい世界が見えてくる、というのが恋愛の醍醐味なのかもしれません。主役の4人は2年間に渡る追いかけっこの果てに、自分の傷も相手の傷も受け入れられる強さを手に入れたんでしょうね。
本編終了時点ではまだ恋人未満のようですが、これからも彼らの物語は続いていくんだなあと清々しい思いでした。

まだ語りたいことはたくさんあるのですが、きりがないのでこの辺りで閉めます。
今後も外伝の方を読ませて頂きますね。
素晴らしい作品をありがとうございました!




  • 投稿者: 橘 塔子
  • 女性
  • 2012年 09月09日 22時17分
長い作品にもかかわらず、最後までお読みいただきありがとうございます。
また細かく感想、批評頂けた事、本当に勉強になりました。
誤字も細かくチッェクいただきありがとうございます。すぐに訂正させていただきます。

・構成、ストーリーについて

書き始め当初のアイディアは2章ぐらいまでで、漫画チックなライトなコメディを想定していたのですが、二組のカップルを気に入って、どうにか4人で話を進められないかと思い、二組の並行した物語構造になりました。
時系列や複雑なストーリーになるので、読者にわかりやすく、ストレスなく伝わるように書いたつもりなのですが、自信がなかったので褒めていただけてほっとしました。
コメディからシリアスに急転直下したのは、多分に執筆時見たアニメの影響に引きずられて流された感じでしたので、最初から予定してたわけではないんです。
完全に私の趣味で書いていたので、読者がついてきていただけるか不安だったのですが、楽しんでいただけて嬉しいです。
元々コメディと鬱なシリアスが混在した、振れ幅の大きい作品が好きで、そのバランスのとり方とか、読者を飽きさせないような起承転結のリズムには注意してみました。
出版業界の内情も、企業の内側もろくに調べずに想像で書いてます。すみません。
現役人事部スタッフ様の貴重なご意見ありがとうございます。
菱沼の監視設定はちょっと無理があるなとは思うのですが、新人の上条が会社内でトラブルを起こすわけにもいかず、さらにそこに朝比奈をからませるために無理しました。
もうちょっと下調べをして、リアリティを追求したいと思います。
風景描写の希薄さは、私も痛感しています。
全部に加えていくと文章が重たくなってしまいますが、仰る通り要所要所の見せ場は丁寧に書くべきでした。
ストーリーのテンポを崩すことなく、もう少し風景描写を入れられるように努力します。

・文章について

文章力の無さを不安に思っていたので、無駄のない端正な文章と言っていただけて嬉しいです。
心理描写やストーリーの流れに重点を置いていたので、今後は風景描写などを磨き、橘さんの美しい文章を読んで勉強させていただいて、文章で物語を彩れるようなになりたいです。
一人称と三人称の混在についてですが、この物語は主人公が四人いて、ページごとに切り替わっていくので、最初は読者が混乱するのではないかと不安になり、初めだけ「譲司は」などと書いてごまかしていました。
私の文章力の無さに恥じ入るばかりです。
「俺は」だけで誰の視点かわかるように、工夫して直させていただきます。
感嘆符の後のスペースあけは、私が文章の常識がないせいです。教えていただきありがとうございます。

・キャラクターについて

序盤は漫画チックなキャラの方が読者にわかりやすくて、掴みがいいかなと思って浅めに書いてました。
特に紫はキャラを作る時から、平凡な女の子をいかにおもしろく表現するか考えていました。
それでわざと紫の1人称視点を最終章まで書かずに、言動で奇抜さを出して、謎だらけの不思議ちゃんにしてしまいました。
初めは嫌われキャラだろうなと思いましたが、徐々に可愛い面を見せてギャップ萌えを狙っていたので、最終的に気に入っていただけたなら本望です。
譲司はヘタレキャラで情けなく描きましたが、本当は紫や朝比奈のような癖の強い人物とも付き合える強さや大きさがあるんですよね。橘さんに器の大きな男と言われ彼は本望だと思います。
お気に入りが菱沼主任ですか。私もああいうしたたかな腹黒狸は好きですよ。
外伝やweb拍手おまけでは、意地の悪い面白キャラになってしまっているので、橘さんを幻滅させてしまわないかちょっと不安です。
主役四人キャラの背景とか初めから設定してなかった物を、3章以降書きながら後付で考えていった所もあり、つじつまがあってるか、キャラにぶれがないか気になってました。
違和感なく読んでいただけたようでよかったです。

恋愛を書くお手本なんて、最上級の褒め言葉ありがとうございます。
恋愛は落ちるまでが私は一番おもしろいと思っています。
今回の作品は特に「難攻不落彼女」というタイトルがテーマだったので、特に人を好きになるまでの過程を大切に書いてみました。
恋愛のきっかけなんて些細な事なんだと思います。それをいつどこで気づくのか、その気づく瞬間が一番幸せかなと思ったりもします。
「相手の価値観と化学変化を起こして新しい世界が見えてくる」というのは恋愛に関わらず、友情でも師弟でも、どんな関係でも起こりうる事だと思ってます。
他者の価値観を否定せず、理解しあう努力をする。朝比奈と上条にはそこを意識して書いたので、そこまで深く受け取っていただけて本当に嬉しいです。
どうにも私は物語の面白さだけでなく、そこに私の意見やメッセージなどを織り込んで、押しつけたくなってしまうので、それが伝わって受け取っていただけて本当に嬉しいです。

本当に深くお読みいただきありがとうございました。重ねて御礼申し上げます。
  • 斉凛
  • 2012年 09月10日 00時21分
[一言]

誤字らしき箇所が…

表紙の
譲司の誘いを斜め上な展開で完全ブロック。

正しくは 上司 ではないでしょうか

違ってたらすいません
  • 投稿者: なお
  • 30歳~39歳 女性
  • 2012年 07月13日 21時06分
すみません。
譲司は主人公の名前なので間違いではないのですが
唐突に名前出したので意味不明になっちゃいますね
書き直します

主人公=譲司と思い込んでて気づきませんでした
ご指摘ありがとうございました
  • 斉凛
  • 2012年 07月13日 22時19分
[一言]
自分もテーマにしている 恋愛 鬱 で検索をしまして、第1章読ませて頂きました。

裏朝比奈最高です!

感想ありがとうございます

長い話ですが、章単位で落ちをつけて区切りをつけています
少しづつ読んでいただけたら嬉しいです

朝比奈気に行っていただけましたか
私も気に言って、出番を増やして主人公にしたキャラなので、よかったです
第2章は朝比奈主人公なので、よろしければそちらもご覧ください
  • 斉凛
  • 2012年 03月20日 00時01分
[良い点]
携帯がインターネット繋げなくなっていて、久しぶりに感想を書きました。本編完結、毎日更新のペースでお疲れ様でした。
最初はコメディのつもりで読んでいましたが、章を重ねるにつれて登場人物が魅力的になっていって、シリアスな話も毎回楽しませていただきました。
感想は書きたいことを全部書くと長くなるので、また機会があれば「ここが良かった」というところを伝えたいです。
後日談も楽しみにしています!



p.s ……「バカ犬を愛でる会」ですかww
何度も感想ありがとうございます
五里マッチョさんの感想を励みにここまでこられました
本当にありがとうございます

初めのコメディからだいぶ方向性が変わってしまったので、大丈夫かな?と心配だったのですが
楽しんでいただけて嬉しいです
お時間がある時で結構ですので、また感想お伺い出来ると嬉しいです

譲司は王子からバカ犬に転落です
それでもみんなに愛される愛されキャラには変わりありません
ずぶとく、たくましく、そしてちょっとずるく成長したかな?
  • 斉凛
  • 2012年 01月22日 01時18分
[気になる点]
俺の呼び方に真野は以外な顔をして、嬉しそうに微笑みながら、警戒レベルを高めた。あれだけ邪見にしてたのに、急に呼び出して名前呼びでは警戒するのもしかたない

以外→意外
邪見→邪険
  • 投稿者:
  • 2011年 10月05日 08時04分
ご指摘ありがとうございます

確かに真野が警戒して俺の話を信じなくても仕方がないシーンです。
もう少し表現や展開に配慮したものに変えようと思います

あと、漢字のミスご指摘ありがとうございます

時間の余裕を見て早めに修正していきます
また自分の間違いやすい所がわかり、今後の執筆の参考になりました

ありがとうございます
  • 斉凛
  • 2011年 10月05日 10時15分
[一言]

今回初めて感想を書かせていただきました、「やまだ」と申します。

1番に言いたい事があります。
「久しぶりにこんな面白い小説を読めてとても嬉しい」
ということです

これは紛れもない事実で、この小説ほど笑ってしまう物はありませんでした。

話は変わりますが
個人的に時折見せる紫の可愛らしさ、いつもは普通に腹黒いけどたまに優しい朝比奈。とてもいいと思います。

紫の毒舌っぷりには毎度笑っちゃいます。

一言ではありませんが感想とさせていただきたいと思います。
とても面白いです
これからも頑張って下さい!
  • 投稿者: やまだ
  • 2011年 10月02日 13時59分
ご丁寧な感想ありがとうございます
ここが良い、悪いという感想はとても勉強になるのでありがたいです

申し訳なくなるぐらいに褒めていただけて
「こんな稚拙な文章でも書いて良かったと」と思いました
私から逆にお礼を申し上げたいです

私も紫や朝比奈の基本腹黒だけど時々見せる可愛さや優しさなど
そういうキャラが好きなので書いていたのですが
イメージが文章で伝わって喜んでいただけてよかったと安心しております

紫の毒舌はもう落ちようがないレベルにきてるので
これ以上どうしたらいいんだろうと、書けば書くほど途方にくれます
譲司の毒舌耐性強化されすぎました

これからも1日1更新を目標に頑張って書いていきます
よろしくお願いします
  • 斉凛
  • 2011年 10月03日 01時48分
[良い点]
今日の話かなり好きです(^з^)b
いつも感想ありがとうございます
喜んでいただけて嬉しいです

私もこの手の取引や駆け引きとか大好きです

最近上条の暴力でやられっぱなしのへたれ朝比奈になっていたので

久々に腹黒な所を書いてみました
  • 斉凛
  • 2011年 09月16日 15時42分
[一言]
ひゃっほう!眼鏡の似合うダンディなおじさま(おじいさま)サイコー!ちょう大好物です!
  • 投稿者:
  • 2011年 09月07日 07時42分
おー心の友よ!(すみません。悪乗りしました)

ダンディなおじさま(おじいさま)好きがいてよかった

これは今後の古谷教授の出番を考えねば
  • 斉凛
  • 2011年 09月07日 10時51分
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