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[一言]
うーん間違ってら済まないのだがこの改善案だとランキングの固定化が起きないかな?
一度有名になって固定ファンが付いてその後人気が落ち着いて新規が入ってこなければ大量のポイントを保有したまま居座るんじゃないのかなぁ
  • 投稿者: ことなが
  • 40歳~49歳 男性
  • 2023年 02月12日 10時22分
御意見ありがとうございます。

本文では触れませんでしたが、間違いなくおっしゃられるようなことが起きると考えています。
そのため、あまりにランキングの流動性を妨げるようなら

「何か月以上もランキング5位以内に居続けたら殿堂入り」

といったような、悪い言い方をすれば隔離処置みたいなことも必要かと思われます。
[一言]
なろうに限らずだがランキングに問題があるというのはわかる。だがまあ、単純な加点は読者からわかりやすく、また悪用されづらいランキング形式であるというのは認識すべきかと。

確率ランキング方式で日間総合ランキングをトップ取るなら、
「Twitterとかで連携した30人くらいの詩作アマチュアグループがなろうに登録し、毎日数名ずつ『エレジイ:01』みたいな短くて意味のわからないタイトルの詩を順番に投稿して読み合いをする」
ってやられると、しばらく総合ランキング上位が交互に占拠されるはずです。
たしかにそうかもしれません。
悪意のあるユーザーに対する認識が足りていませんでした。

日間・週間など、分母を確保しにくいランキングについては現行のような加算式評価によるランキングの方がいいかもしれません。

ただ、やはり月間以上の分母を確保できる長期間のランキングについては、本文で書いたのと同じ理由で確率型の評価ランキングにするべきと考えます。
小説家になろうでは、総合ランキングであるなら週間の300位でさえ、1000ptほどつきます。
これだけのポイントがあれば、ほとんどの相互評価は大した問題にならなくなるはずだからです。
[一言]
需要が需要を呼ぶ。欲望とは他者の欲望なんだなぁ。

作者様の確率というのは、要は平均値ってことですか。いいね/PV数でランキングに載る基準とする。

うーん、直感的にはハーメルンという投稿サイトに近いかなと思ったんですが、微妙に違うのかな。

思うに、ランキングは読者のための仕組みで、読者がおもしろい作品をすばやくチョイスしたいというのが根本にあると思います。

他方で、作者側は当然読まれたいし評価されたいし、あわよくば書籍化されたいとか考えてるわけです。

そうすると、作者側は評価基準がいいね/PVだとすれば、どう「攻略」すればいいだろうと考えることになります。

わたしが考えたのは、まあいずれにしろ初速だろって思いました。いいね/PVだとしても、最初に足切りラインは必要になるって書いてましたが、これが仮に50人だとすると、50人にいいねを押してもらえばいきなりトップに躍り出るわけです。もちろん、その後はPV数のほうが肥大化していくわけですから、下降していくことが予想されますが、需要による需要という人間心理自体は変わってないので、ランキング上位にいる限り、それなりに確率的に「いいね」は入り続けるでしょう。もちろん作品内容がおもしろければ「いいね」は入りやすいでしょうが、そうでなくてランキングの魔力によって「いいね」を入れる人はでてくる。

――やつら小説を読んでるんじゃない。情報を読んでるんだ。

ラーメン食べたくなってきた。とまあ、そんなわけで、身も蓋もない話をすれば、いいね/PVだと相互評価の力がより増すかな的な発想があります。(クラスターってあるの?コロナだけじゃなく)

問題点と解決案の各論に移ります。

1、タイトル長文化問題。

タイトル長文化は、読者側の要望だと思うんですよね。アニメとか漫画と違って視覚的な情報が少ないから、触手を伸ばす(人外幼女)ためにはタイあらしかないので、そこにできるだけ情報量を詰め込むしかないとなります。評価のやり方が「いいね/PV」に変わったとしても、これは変わらないと思います。

まあ、タイあらについては、逆に名の売れた作者さんなら、短文タイトルをつけることで差別化を図り、逆に目新しいので読まれるみたいなこともあるかもしれません。

いいね/PVにしたら、じっくりコトコト平均値で勝つという戦略を取る作者も出てくるかな。ただやっぱ初速だと思うんですよね。ハーメルンというサイトでも、平均値評価が色付きバーとして表示されるんですが、需要による需要の逆で、こいつの平均値低いから低い評価点入れても大丈夫というような心理もあるようなないような……。ともかく評価が固まってくると平均値すらも固定化されてくるし、総合点数の伸びが最も良いのは初めの段階のはずです。だったら、より多くの読者に読まれるであろうタイあらで釣るというのが、効果的なんじゃないかなぁと予想されます。

ジャンルの偏りについて
平均値評価にすると、日間ランキングに過疎ジャンルも載りやすくなるかも。これはそうかも。

ランキング機能不全について
平均値評価にしたら、改善はされると思う。今よりは流動性がでてくると思います。

運営会社側の視点。
わたしは運営会社の人ではないので、全部憶測になってしまいますが、平均値でランキングに載せないのは、単純に平均値評価基準だと文章量が少ない作品がランキング上位に来るからだと思う。
つまり書籍化するには、一定の文章量がなければ難しいので、ランキングから書籍化作品を選ぶためには、それなりの文章量がある作品がきてほしい。加算式は書けば書くほどポイントがついてくるから、そうなりやすい。(短編ばっかりになると厳しいが。そこはたぶん弾いてる)

なんだか否定的なことばかり書いてきましたが、完全加算方式よりも平均値評価のほうが良いかなーと思ってます。

作者様の考えとはちょっと違うかもしれませんが、ハーメルンは平均値主義的です。読者は0点から10点までつけることができて、作品はタイトル横のバーの色と量で判断されます。10点はたしか10作品までしかつけることができなくて、ひとりが10点を入れてくれたら、あとはお気に入りを数人いれてくれれば日間ランキングに入ります。(詳しい計算式はわからんのですが)

これはランキングの流動性をめちゃくちゃ高めてくれるので、ハーメルンの主催者さんは日間ランキングはピックアップ機能だとおっしゃっていた……ような。

ただ、わたしはハーメルンの評価方法も怖くはあるんですよね。読者ひとりが例えば0点をつければ、平均値をガクっと下げることができるわけです。加算方式であるなろうではそういうことは起こり得ない。

つまり、ハーメルンは読者が作品を攻撃できるというわけです。

もちろん、そういう意図があるかどうかはわかりませんし、読者側はきっと「正当な評価をしている」とか「与えられた権利を行使して何が悪いの」とか言うでしょう。

その主張自体はそのとおりなんですが、結果としてハーメルンはハーメルンで読者に嫌われない作品ばかりになってしまうんですよね。

加算方式は加算方式で実質的な減点方式は減点方式でどちらもメリット・デメリットがあるというのが実情ではないでしょうか。

もちろん、より良い方法を考えるのは、読者作者運営いずれにも利益をもたらすと思いますし、良いことかな。
御意見、ありがとうございます。

夢野さんのおっしゃる

「需要による需要という人間心理自体は変わってないので、ランキング上位にいる限り、それなりに確率的に「いいね」は入り続ける」

という観点、自分で需要による需要があると書いていながら、盲点になっていました。
初速が大事になってしまう、というのもおっしゃる通りです。



ただ、タイトルが読者側の要望という点は、その通りであると同時に、少し異論もあります。
もちろん、現状のような小説が無限にあり、さらにタイあらだけで小説を読むかどうか判断せざるを得ない状況では、長文のタイトルで事前に内容が分かった方が読者の利益になります。
それを求めたのも、おそらく読者です。
この点、おっしゃる通りだと思います。

しかし、そもそも読者が長文タイトルを求めたのは、事前に面白さがわからないからではないか、とも思うのです。
事前に面白いかどうかわからないから、それを補足するための情報として、長文タイトルでの説明を求めた。
長文タイトルしか読まれないという言説が流れ、それが定着してしまうほど、長文タイトルを求めざるを得なかった。
つまり、読者は

「求めた」

というより、

「求めざるを得なかった」

というのが、より正確な読者の心情ではないかと思うのです。



ハーメルンは非常に優れたシステムを作っていますね。
とくに平均評価点では、全作品で、評価者のうち上位と下位の10%ずつを間引くという方法で、ほぼ悪意のある評価から作品を守り切っています。

日間ランキングの役割はピックアップであり、このランキングだけは比較的には面白さ順にならなくてもいいという思想も頷けるものです。
[気になる点]
長文タイトルは目立つだけでなく、『どんな小説なのか』がわかりやすいです。
新着情報の一覧をざっとみたときに、タイトルを見てもどんな小説なのかわかりづらい場合は、
『あらすじ』も読まなくてスルーするかも。

書店の本棚にある書籍なら、カバーや帯にみどころの説明があります。
でも、小説サイトにはそれがないため、タイトルが重要になるかと思います。

[一言]
改善案……実現できるか(&効果があるか)は不明ですが、『冬の童話』など公式企画の入り口にはランダムで参加作品が4件のっています。
この機能でPVが少ないものを毎日ランダムで表示するコーナーを作れば、埋没する小説を多少はスコップできるかも。

確かに長文タイトルには、その点がわかりやすいという利点があります。
一作者の一作品であれば、それは純粋な利点であるかもしれません。

ただ、これがサイト全体でタイトルがわかりやすければ評価されるようになってしまうと、「どんな小説か」はわかるとしても、タイトルの長い作品の中に「面白くない小説」も混ざってくると思われます。

そうなるとサイト全体の信用が損なわれ、利用者離れが起きます。

それを防ぐためには、おっしゃられているような、書店の書棚にある書籍には当たり前についている「説明」のような形で、

「この小説を読んだ人の何%が面白いと思ったか」

という情報を付けたらと思うのです。
極端な例をあげると、もし、

「この作品を読んだ人は100%面白いと言います」

という「説明」がされていて、それが事実だという信頼があれば、その作品のタイトルが短くとも人気になるはずです。
さすがに100%はありえませんが、他の作品が20%という中で、ある作品だけは30%と書いてあったら、やはりその作品は人気になると思われます。

逆に他の作品が20%の中で、その作品だけが10%と表示されていたら長いわかりやすいタイトルだったとしても比較的には読まれないはずです。

これがサイト全体の仕組みとして確立されれば、現状よりは読者が面白い作品に出会える確率が上がり、面白い作品は多くの読者を獲得できるのではないかな、と。



一言欄であげられているような努力を運営がずっと続けていることは評価されるべきだと思っています。

ただ、日に数百、数千という作品が更新される現状では、やはりもっと抜本的な施策が必要になるかと。




皆様、感想・御意見ありがとうございます。
ただいま多忙な状況で、返信が遅れています。
しかし、しっかりと読み込んではいますので、引き続きコメントをいただけたら嬉しいです。

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