エピソード107の感想一覧

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[一言]
性別問わずの一向宗に改宗しようか
そりゃ女性の入信者が増えるわな
  • 投稿者: きゅう
  • 2023年 09月13日 17時41分
感想ありがとうございます。
男尊女卑真っ只中の時代に、『男も女もないんだよ、ひたすら念仏を唱えれば救われるんだよ』と説かれれば、大抵の人は入信(入門?)しますよね…。
あらゆる主義思想に共通する事ですが、幅広く支持を獲得するために必要な事は『自分は不幸だ』と思っている人々に『救済』(またはそこに至るまでの道筋)をもたらす事だと考えられます。
一向宗(浄土真宗本願寺派)が全国的な影響力を獲得出来たのは、日本全域で恒常的に合戦、略奪、天災、異常気象が発生し、現世に希望を持てない人が大勢いた点と、旧来の仏教が支配者層に近く、一般庶民の来世救済が望めなかった点が大きいと思われます。
ただ、あえて推測を述べるなら、仮に一向宗が日本の第一宗派になっていた場合、何らかの理由で女性門徒は男性門徒と区別ないし差別されていたのではないかと思われます。
良い悪いではなく、フランス革命やロシア革命の推移を見るに、女性が社会変動の原動力となり、変革が一段落すると、女性を社会の中心から遠ざけようとする力が働き始める…というパターンが多いからです。
もちろんこれは『過去の事例』に過ぎませんが、真の男女平等社会とは何か、どうすれば達成出来るのか、悩ましい問題です。
[良い点]
自分は男性ですが。
女性からの実体験の話しや、ネット記事に書かれている、生理についての話しを読んでると、女兵士の生理の話しは過酷だって感じます。
今の中学校の保健体育の授業がどうかは解りませんが、昔の中学校の保健体育の授業は男子生徒と女子生徒に分けて、保健体育の授業を、していました。
あれにより、男性が女性の生理についての勉強をする機会がなく、生理=エロイ物。男性に知られてはならない物。
って言う認識を産んでしまっている原因だと、思います。
↑により、昔の日本社会は、生理痛で休むなんて、とんでもないって言われてる時代がありました。(今でも、一部の中小企業ではあります)
しかも生理痛も個人差があり、軽い人と強い人がいるそうです。
生理痛の軽い女性社員が男性社員の味方をして、生理痛の強い女性社員に向かって「生理痛なんてたいした事ないわよ」と言い、「あの人は、生理痛を理由にサボっている」って言うそうです。
女性同士なのに、味方になってくれない状態があるのは悲しい事ですね。
ましてや、現代の日本は生理用品がありますが、戦国時代に生理用品なんてものはなく
薬で痛みをやわらげたり、するものはあったかもですが、現代の物より薬も性能が良い訳ではないと思います。

戦国時代の話しではないですが
毎日新聞のコラムの企画で「第二次世界大戦の女性兵士の漫画」の記事をみました。
タイトルは「戦争は女の顔をしていない」です。
そのなかで、女性兵士達が行軍中に生理でズボンが真っ赤になるって漫画を見ました。
周りの男性兵士もうすうすは気がついてるけど、気がついてないふりをするって言っていて
「う〜わ〜」って過去に思ったのを、今回の話しを読んでいて思い出しました。
漫画や小説などで女性兵士や、女性冒険者、女性騎士の話しはよく出てきますが、実際には「こうなるのか」って思いました。
  • 投稿者: メテオ3
  • 2023年 09月13日 01時52分
感想ありがとうございます。
女性の生理については近年様々なメディアで取り扱われるようになって来たと感じますが、まだまだ気軽に扱える話題ではないように思われます。
女性の間でも、生理が軽い人、あるいは男性に弱みを見せたくない人が、重い人に辛く当たるケースがあるとの事、私も耳にしました。
もしそれが『女性の社会進出』『男女共同参画社会』の副産物であるとしたら、とても悲しい事です。
中世ごろまでの女性の生理事情については、やはり大っぴらに出来る事では無かったためか、資料が非常に乏しいです。
先日NHKの番組で、江戸時代、生理が始まった女性が閉じこもる(閉じ込められる?)小屋が紹介されていましたが、当事者達も仕方のない事と受け入れていたであろうと推測すると共に、もっと他の対処法は無かったのだろうかとつい考えてしまいました。
『戦争は女の顔をしていない』は私の歴史観、戦争観に衝撃を与えた名作です(原作が分厚いため、漫画版ベースですが)。
同作品を読んで以来、従来は無条件に憧憬の対象であった『戦う女性』を見る目が変わったと自覚しています。
それでも歴史上の随所に『戦う女性』が現れるのは何故なのか、興味深い問題です。
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