感想一覧

いつもありがとうございます。

この話は少し実体験も混ざっていますので、思いつくというよりは、そこから広げたという感じです。実体験は、もちろん怪異部分ではなくて、猫に関してですが（笑）
昔飼っていた猫が、今でもこうやって側にいてくれたらいいなあという願望をこめた話なので、最後に「ホッとする」ような感覚があったなら嬉しいです。
怖いというよりは、切ないような温かいような話になっていればいいと思います。

一般的には「左前足」ですよね。
猫の下僕になると、つい「左手」にしたくなって…（笑）



野中さんは「思い付けない」と仰りますが、私にとっては野中さんの物語の方が思い付けないものが多いです。
思い付けないし、表現出来ない。
誰か一人を主人公にした起承転結のある物語。世界と、周辺人物、出来事を時系列にそって描き、関係性の変化を描き、事の起こりから顛末までを描写する。
いつかは書けるようになりたいと思いつつ、まだまだ掌編ですら書けない状態です。
なので、野中さんの異世界ものは尊敬の念を抱きながら読ませて頂きました。
色々なジャンルに挑戦される姿勢、眩しいです…。