感想一覧

[良い点]
九藤は気の利いた感想を言えませんが、九藤なりに思ったことを綴っていきますね。
平沢さんらしい、知的で綿密なストーリーでした。一人、また一人、とスポットが当たる人間が代わり、そして彼女たちは殺されており、また、殺してもいた。シセリアの視点で物語が展開するので、彼女がこの作品の要かと思っていました。魔女は、狂言回しでしたね。興味深いのは、誰もが、記憶を持ったまま生き返ることを選択することです。きっと、知ってしまった事実を手放すことはできないのが、人間の性なのでしょうね。言い方が不遜になってしまうことを恐れずにあえて言うならば、この作品は感情、生と死のカーニバルだと感じました。誰が哀れか？正しいか？清らかか？そんなことを論じるだけ無意味です。だって、このお茶会では、皆が悲しくも滑稽に踊っているのですから。さて。良い子の感想はここまで。ジャクリーヌちゃん強おおおおおお！！！！クローデット様、気高くお美しい、最推しです！！ジョルジュ王子めえええええええ。エレーヌさん、悲しかったですね。シセリアちゃん、あなたが全て背負う必要ないのよ、イケメン駄目ね、もう！失礼しました。最後に魂の雄叫びを上げさせていただきました。玄人好みの、良作、読ませていただきありがとうございました。

[良い点]
この世界は、シセリアのためにはできていなかった、最初から。
そして、グザヴィエのためにもできていなかった。
だから、それを変えたいと願った。
シセリアとグザヴィエの生きられる世界を作る。

……切ないですね。
数奇な運命によって出会った二人の関係を思わせます。

[一言]
展開が面白すぎて死に関して何も悲観しない自分が怖い…。次の令嬢の死の真相を早く知りたいと望んでしまう、巧妙な物語の世界観に惹き込まれました！

[良い点]
２話までお読みしました。
設定がしっかりしていますね！
お国のためとはいえ、理不尽に殺された令嬢たち。
彼女たちが迎える結末が、希望か絶望か？、気になります！