感想一覧
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[良い点]
YouTubeから来ました。
処女作との事ですが、最初でこれだけ書けるんだ!と驚きです。楽しく最後まで読み終える事ができました。
掛け合いでキャラクターがどんな性格がすぐにわかる位、キャラクターに特徴が出てて良かったです。
鷺ノ宮さんや恋ヶ窪さんが主人公に好意を持つ理由なども納得できるもので、「やたら理由ないのにモテる主人公」みたいな嫌悪感が一切無く読めました。
一人称視点で地の文が特徴的なので、主人公の考えや目的がハッキリとわかり感情移入ができました!
伏線のタイミングが上手だなとも感じました。俊介が一人暮らしをしている理由、仲間と上辺だけでしか付き合えない理由、恋ヶ窪さんが主人公に好意を抱いてる理由、等が気になって最後まで飽きなく読むことができました。
個人的に遼のキャラクターが好きでした。特に俊介が過去の事を打ち明けた時に熱く返してくれる所とか、小説の中でキャラが喋ってるのではなく、実際に声が聞こえてくる位遼のキャラクター性にリアリティ?があったのかな。一番素直に入ってきて好印象がずっと続くキャラクターでした。
オタクがテーマになってる事もあり、随所に出てくるオタクネタでクスッとできて、オタク解放戦線のメンバーを親身に感じる事ができて良かったです。
ストーリー構成が良くて話の転がり方もスムーズだったのでスルスルと読む事ができました。
[気になる点]
キャラクターの数が多いのかな?と感じました。遼・広大・新一・相内・山野辺、この中で広大や相内はキャラクター性も特徴的ではなかったので消してしまっても良かったのかな?と思いました。後半になると誰が喋っているのかわかるのですが、序盤のうちは誰が喋っているのかわからなかった為読むのに苦労しました。
山野辺さんが主人公に好意を抱いてる理由も分からずじまいで、そこがモヤモヤとしました。
オタクを厳しく取り締まる理由が最後まで分からなかったのも残念です。恋ヶ窪さんの回想シーンで理由が明かされるものだと思っていましたが、「オタク抑圧の風潮が思ったより強く」としか説明されていなかったので少し不足を感じてしまいました。
オタクでありオタク解放戦線に属している俊介、オタクだけどそれを隠してオタクを取り締まる生徒会長の恋ヶ窪さん、この二人の「オタクという部分は同じなのに、対立している」という部分がストーリーを展開する上でもっと活かしたら面白くなりそうだなと思いました。
後は凄い小さな所なんですが、はるかちゃんとの掛け合いで俊介は性にピュアだという描写があったのですが、その後鷺ノ宮さんや恋ヶ窪さんとのやり取りの中で「健全な男子高校生ならそっち系を想像してしまう」みたいな描写(明確にセリフ覚えてなくすいません)があり、「ピュアじゃなかったん?」と思ってしまいました。
オタクが厳しく取り締まられているにも関わらず、オタク解放戦線のメンバーがいる部屋でオタク話するならまだしも、教室すぐそばの廊下で俊介と鷺ノ宮がオタクネタみたいなのを話してるのは「その場面を知ってる一般生徒にチクられたりしないの?」と突っ込んじゃいました。その前段階で「オタクを発見したら1年学食無料になる為、一般生徒でも摘発には熱心である」と描写があった為尚更違和感を感じてしまいました。
[一言]
僕は一度だけ新人賞に応募した程度の者です。長々と偉そうに申し訳ありません。
小説を書き切るのは凄い大変と理解してるので、あぱ山あぱ太郎さんが何作も書き上げてるのは尊敬の念しかありません。
普段はなろう小説を読み始めても最後まで読み切る前に断念してしまうのですが、今回は最後まで読む事ができました。
せっかく最後まで読んだなら感想をと思い今回書かせていただきました。他作品も楽しみにしております。
今回の小説、とても面白かったです!
ありがとうございました。
YouTubeから来ました。
処女作との事ですが、最初でこれだけ書けるんだ!と驚きです。楽しく最後まで読み終える事ができました。
掛け合いでキャラクターがどんな性格がすぐにわかる位、キャラクターに特徴が出てて良かったです。
鷺ノ宮さんや恋ヶ窪さんが主人公に好意を持つ理由なども納得できるもので、「やたら理由ないのにモテる主人公」みたいな嫌悪感が一切無く読めました。
一人称視点で地の文が特徴的なので、主人公の考えや目的がハッキリとわかり感情移入ができました!
伏線のタイミングが上手だなとも感じました。俊介が一人暮らしをしている理由、仲間と上辺だけでしか付き合えない理由、恋ヶ窪さんが主人公に好意を抱いてる理由、等が気になって最後まで飽きなく読むことができました。
個人的に遼のキャラクターが好きでした。特に俊介が過去の事を打ち明けた時に熱く返してくれる所とか、小説の中でキャラが喋ってるのではなく、実際に声が聞こえてくる位遼のキャラクター性にリアリティ?があったのかな。一番素直に入ってきて好印象がずっと続くキャラクターでした。
オタクがテーマになってる事もあり、随所に出てくるオタクネタでクスッとできて、オタク解放戦線のメンバーを親身に感じる事ができて良かったです。
ストーリー構成が良くて話の転がり方もスムーズだったのでスルスルと読む事ができました。
[気になる点]
キャラクターの数が多いのかな?と感じました。遼・広大・新一・相内・山野辺、この中で広大や相内はキャラクター性も特徴的ではなかったので消してしまっても良かったのかな?と思いました。後半になると誰が喋っているのかわかるのですが、序盤のうちは誰が喋っているのかわからなかった為読むのに苦労しました。
山野辺さんが主人公に好意を抱いてる理由も分からずじまいで、そこがモヤモヤとしました。
オタクを厳しく取り締まる理由が最後まで分からなかったのも残念です。恋ヶ窪さんの回想シーンで理由が明かされるものだと思っていましたが、「オタク抑圧の風潮が思ったより強く」としか説明されていなかったので少し不足を感じてしまいました。
オタクでありオタク解放戦線に属している俊介、オタクだけどそれを隠してオタクを取り締まる生徒会長の恋ヶ窪さん、この二人の「オタクという部分は同じなのに、対立している」という部分がストーリーを展開する上でもっと活かしたら面白くなりそうだなと思いました。
後は凄い小さな所なんですが、はるかちゃんとの掛け合いで俊介は性にピュアだという描写があったのですが、その後鷺ノ宮さんや恋ヶ窪さんとのやり取りの中で「健全な男子高校生ならそっち系を想像してしまう」みたいな描写(明確にセリフ覚えてなくすいません)があり、「ピュアじゃなかったん?」と思ってしまいました。
オタクが厳しく取り締まられているにも関わらず、オタク解放戦線のメンバーがいる部屋でオタク話するならまだしも、教室すぐそばの廊下で俊介と鷺ノ宮がオタクネタみたいなのを話してるのは「その場面を知ってる一般生徒にチクられたりしないの?」と突っ込んじゃいました。その前段階で「オタクを発見したら1年学食無料になる為、一般生徒でも摘発には熱心である」と描写があった為尚更違和感を感じてしまいました。
[一言]
僕は一度だけ新人賞に応募した程度の者です。長々と偉そうに申し訳ありません。
小説を書き切るのは凄い大変と理解してるので、あぱ山あぱ太郎さんが何作も書き上げてるのは尊敬の念しかありません。
普段はなろう小説を読み始めても最後まで読み切る前に断念してしまうのですが、今回は最後まで読む事ができました。
せっかく最後まで読んだなら感想をと思い今回書かせていただきました。他作品も楽しみにしております。
今回の小説、とても面白かったです!
ありがとうございました。
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