感想一覧
[良い点]
テンポよくて読みやすかったです。
主にシルビアの言動でちょっと理解に苦しむようなシーンがちらほらありますが、それこそが作者さまの仕掛けだと思いますし、まんまと引っかかって最後まで読んじゃったので「引き」としては正常に機能してると感じました。
あと、「男爵令嬢」が全然別の人だったのが意外で良かったです。ご本人登場まで完全に騙されてました。
[気になる点]
果たしてこれ「恋愛」ですかね?
シルビアとエト君は確かに互いに恋愛感情を抱いてる、それは分かるんですが、途中の記述から伺えるのは「良き学友」としての交流だけですし、他に恋愛を想起させる関係のカップルはいませんし。王子とグロリアはそれっぽいですが、シルビアの内心を書いてる地の文で恋愛関係にないことが読み手としても察せられるので、そういう意味でも恋愛の物語には見えません。
エト君が第二王子だったらすんなりと恋愛で受け入れられたと思うんですが、彼は彼で話の結末からしても第二王子では成立しないですし。
そんなわけで、ジャンルはヒューマンドラマかなあ、という印象でした。
あと部屋交換の場面の記述で「トラプル」とあるので修正お願いします。誤字報告しようとしてバッチリ閉じられてたのでこちらで申告しときます。目についた誤字はとりあえずこれだけでした。
[一言]
グロリアの修道院行きは私も違和感を抱いたひとりです。
これは作者さまの創られた物語であり、ざまぁされて修道院に行かされる、その事自体にはなにも申し上げる事はないのですが、修道院を事実上の娼館と書いちゃった事が違和感を助長しているように感じます。それでは「修道院」である意味がないし、修道院がそのようになってしまった事の説明もないです。
神に仕えるための施設(というか建物というか)が娼館の役割を果していて、それを王家も容認しているのであれば、最低でも「愛の神を信仰する宗教の修道院で、愛とは愛欲を含む」くらいの説明はあって然るべきです。(読者に向けての話です。)
それもなしに「これは作者の作った話だから作者が自由に決めること。全部書かないけど察してね」は少々乱暴であるように感じました。確かに「余白」は必要だと思いますし、その意味で作者さまの言わんとする事も分かるだけに、そこだけちょっと残念だなあと。
テンポよくて読みやすかったです。
主にシルビアの言動でちょっと理解に苦しむようなシーンがちらほらありますが、それこそが作者さまの仕掛けだと思いますし、まんまと引っかかって最後まで読んじゃったので「引き」としては正常に機能してると感じました。
あと、「男爵令嬢」が全然別の人だったのが意外で良かったです。ご本人登場まで完全に騙されてました。
[気になる点]
果たしてこれ「恋愛」ですかね?
シルビアとエト君は確かに互いに恋愛感情を抱いてる、それは分かるんですが、途中の記述から伺えるのは「良き学友」としての交流だけですし、他に恋愛を想起させる関係のカップルはいませんし。王子とグロリアはそれっぽいですが、シルビアの内心を書いてる地の文で恋愛関係にないことが読み手としても察せられるので、そういう意味でも恋愛の物語には見えません。
エト君が第二王子だったらすんなりと恋愛で受け入れられたと思うんですが、彼は彼で話の結末からしても第二王子では成立しないですし。
そんなわけで、ジャンルはヒューマンドラマかなあ、という印象でした。
あと部屋交換の場面の記述で「トラプル」とあるので修正お願いします。誤字報告しようとしてバッチリ閉じられてたのでこちらで申告しときます。目についた誤字はとりあえずこれだけでした。
[一言]
グロリアの修道院行きは私も違和感を抱いたひとりです。
これは作者さまの創られた物語であり、ざまぁされて修道院に行かされる、その事自体にはなにも申し上げる事はないのですが、修道院を事実上の娼館と書いちゃった事が違和感を助長しているように感じます。それでは「修道院」である意味がないし、修道院がそのようになってしまった事の説明もないです。
神に仕えるための施設(というか建物というか)が娼館の役割を果していて、それを王家も容認しているのであれば、最低でも「愛の神を信仰する宗教の修道院で、愛とは愛欲を含む」くらいの説明はあって然るべきです。(読者に向けての話です。)
それもなしに「これは作者の作った話だから作者が自由に決めること。全部書かないけど察してね」は少々乱暴であるように感じました。確かに「余白」は必要だと思いますし、その意味で作者さまの言わんとする事も分かるだけに、そこだけちょっと残念だなあと。
コメントありがとうございます!
ジャンルにつきましては、私の思うヒューマンドラマが、例えば某テレビ局のヒットドラマの倍返しするものや、町工場が頑張るもののような、キャラクターの情熱や血肉を感じさせるもの、だからです。
この作品は、どう好意的に見てもそうではない。世間知らずの子供達が、集まって騒いでいるだけです。
結果、恋愛のジャンルに入れました。
私が現実世界から借用したのは2点。グロリアがやらかした時の母親の反応と、修道院が娼館であったこと。
もちろん全ての修道院がそうではありませんが、いくつかの宗教において、宗教施設が金儲けの目的で実質的に娼館を営んでいたことは、歴史にも記されています。そちらはご自分で確認されれば、いくらでも資料は見つかると思います。
以下は、決してケンカを売るわけではないことを前提して、書かせていただきますね。
杜野さんがこだわっておられる修道院云々についてですが。
「自分は『カレーライス』だと思うがこの店は『ライスカレー』と表記している。それについて納得のいく説明と改善を求める」
「隣の店もその隣の店も、買ったものを袋詰めしてくれるのに、この店では袋詰めしてくれない。それについて納得のいく説明と改善を求める」
と、同じだと思います。
たとえ全世界の店が『カレーライス』と表記し、袋詰めをしているとしても、その店が『ライスカレー』と表記したり、袋詰めをしないと決めるのは、法にふれないかぎり、その店の自由です。
私の言う、作者の決めた木枠とは、そういうものです。
それに納得できるか否かは、もはや個々の感性の問題で、四方八方が全て丸く収まることなんてありません。提供する側が、木枠からはみ出た人をおさめるために、木枠そのものの形を変える必要があるのでしょうか。
むしろ、「自分には合わないんだ」と、はみ出た人が離れる方が、無理がないと思います。
作品を読んでいただいたことは、とてもありがたいと思っております。
このサイトには感想を書く機能があり、交流ができることは素晴らしいと思います。
私が感想を受け付けていたのも、お互いにどう考えているかを語り合えるのが楽しいと感じたからです。
ですが、その機能があるからと言って、読者の意見を作者が全て受け入れる義務はありません。
私も読者として利用していますので、特に気をつけていますが、他人同士として節度を守るというのはこの場に限らず、どこでも同じではないでしょうか。
合わないものに、無理に寄り添う必要はないのです。
この作品がいくつ星をもらおうと、杜野さんが気に入らないのであれば、忘れてしまわれてもかまわない、私はそう思います。
ライスカレーではなく、カレーライスの店に行き。
袋詰めをしない店ではなく、袋詰めをしてくれる店に行く。
読者に乱暴な作者の作品を読まず、優しい作者の作品を読む。
それでよろしいのでは。
私は読者にストーリーを理解させるための教科書を書いたつもりはありません。一つの娯楽として、いくらでも想像の幅を広げることのできる小説を書いたつもりです。
そして、お互いの想像を語りあえる場として、感想を受け付けていたにすぎません。
読書とは、そういうものだと思うからです。
ジャンルにつきましては、私の思うヒューマンドラマが、例えば某テレビ局のヒットドラマの倍返しするものや、町工場が頑張るもののような、キャラクターの情熱や血肉を感じさせるもの、だからです。
この作品は、どう好意的に見てもそうではない。世間知らずの子供達が、集まって騒いでいるだけです。
結果、恋愛のジャンルに入れました。
私が現実世界から借用したのは2点。グロリアがやらかした時の母親の反応と、修道院が娼館であったこと。
もちろん全ての修道院がそうではありませんが、いくつかの宗教において、宗教施設が金儲けの目的で実質的に娼館を営んでいたことは、歴史にも記されています。そちらはご自分で確認されれば、いくらでも資料は見つかると思います。
以下は、決してケンカを売るわけではないことを前提して、書かせていただきますね。
杜野さんがこだわっておられる修道院云々についてですが。
「自分は『カレーライス』だと思うがこの店は『ライスカレー』と表記している。それについて納得のいく説明と改善を求める」
「隣の店もその隣の店も、買ったものを袋詰めしてくれるのに、この店では袋詰めしてくれない。それについて納得のいく説明と改善を求める」
と、同じだと思います。
たとえ全世界の店が『カレーライス』と表記し、袋詰めをしているとしても、その店が『ライスカレー』と表記したり、袋詰めをしないと決めるのは、法にふれないかぎり、その店の自由です。
私の言う、作者の決めた木枠とは、そういうものです。
それに納得できるか否かは、もはや個々の感性の問題で、四方八方が全て丸く収まることなんてありません。提供する側が、木枠からはみ出た人をおさめるために、木枠そのものの形を変える必要があるのでしょうか。
むしろ、「自分には合わないんだ」と、はみ出た人が離れる方が、無理がないと思います。
作品を読んでいただいたことは、とてもありがたいと思っております。
このサイトには感想を書く機能があり、交流ができることは素晴らしいと思います。
私が感想を受け付けていたのも、お互いにどう考えているかを語り合えるのが楽しいと感じたからです。
ですが、その機能があるからと言って、読者の意見を作者が全て受け入れる義務はありません。
私も読者として利用していますので、特に気をつけていますが、他人同士として節度を守るというのはこの場に限らず、どこでも同じではないでしょうか。
合わないものに、無理に寄り添う必要はないのです。
この作品がいくつ星をもらおうと、杜野さんが気に入らないのであれば、忘れてしまわれてもかまわない、私はそう思います。
ライスカレーではなく、カレーライスの店に行き。
袋詰めをしない店ではなく、袋詰めをしてくれる店に行く。
読者に乱暴な作者の作品を読まず、優しい作者の作品を読む。
それでよろしいのでは。
私は読者にストーリーを理解させるための教科書を書いたつもりはありません。一つの娯楽として、いくらでも想像の幅を広げることのできる小説を書いたつもりです。
そして、お互いの想像を語りあえる場として、感想を受け付けていたにすぎません。
読書とは、そういうものだと思うからです。
- 橘霧子
- 2023年 03月15日 09時37分
[気になる点]
第一王子も第二王子も思い込みが激しくて怖や怖や(笑)
[一言]
テンポが良くてとても読みやすかったです。
第二王子がエト君じゃなかった時のシルビアの反応で茶を吹きました(笑)
第一王子も第二王子も思い込みが激しくて怖や怖や(笑)
[一言]
テンポが良くてとても読みやすかったです。
第二王子がエト君じゃなかった時のシルビアの反応で茶を吹きました(笑)
コメントありがとうございます!
まぁ、お茶を…。そこまで驚いていただけて、仕掛けた甲斐がありました。
まぁ、お茶を…。そこまで驚いていただけて、仕掛けた甲斐がありました。
- 橘霧子
- 2023年 03月15日 08時22分
[一言]
頑張れ!エト君!
頑張れ!エト君!
コメントありがとうございます!
エト君への応援、ありがとうございます。
私もエト君には頑張って幸せを掴んでもらいたいです。
ひろさん。さんはどんなエト君を想像されましたか?
私は、茶髪&おかっぱのかわいい少年→おかっぱ卒業のスッキリ好青年です。
エト君への応援、ありがとうございます。
私もエト君には頑張って幸せを掴んでもらいたいです。
ひろさん。さんはどんなエト君を想像されましたか?
私は、茶髪&おかっぱのかわいい少年→おかっぱ卒業のスッキリ好青年です。
- 橘霧子
- 2023年 03月15日 08時07分
[良い点]
面白かったです。
第二王子がかの君なの? どきどきっ! ……ちがうんかーい!と吉〇新喜劇感が素晴らしいかったです。
シルビアちゃんが幸せを掴むといいな!
[一言]
グロリアという名前が中性的という他コメを見て驚愕。
グロリアとかシルビアって完全に女性名やん……とは思いましたが、拙作に「アビゲイル」という名をつけてしまったおじさんがいまして、「キリスト教圏内で有名な女性名です」と忠告されました。
その後、「でも日本では男性名っぽい印象だよね」というコメントも頂きまして。
人の感じ方はそれぞれ。色んな人がいるなぁと改めて思いました。
私的にはグロリアという名前は高位貴族の令嬢につける名前かなぁと思ってます。
でも名字が「ベイカー」さんだもん、なんとなく察し。
面白かったです。
第二王子がかの君なの? どきどきっ! ……ちがうんかーい!と吉〇新喜劇感が素晴らしいかったです。
シルビアちゃんが幸せを掴むといいな!
[一言]
グロリアという名前が中性的という他コメを見て驚愕。
グロリアとかシルビアって完全に女性名やん……とは思いましたが、拙作に「アビゲイル」という名をつけてしまったおじさんがいまして、「キリスト教圏内で有名な女性名です」と忠告されました。
その後、「でも日本では男性名っぽい印象だよね」というコメントも頂きまして。
人の感じ方はそれぞれ。色んな人がいるなぁと改めて思いました。
私的にはグロリアという名前は高位貴族の令嬢につける名前かなぁと思ってます。
でも名字が「ベイカー」さんだもん、なんとなく察し。
コメントありがとうございます!
一度お返事を入れたつもりですが、入っていないようなので、再度書きます。だぶって届いていたら、笑ってください。
グロリアとシルビアの名前は、昔プレイしたことのあるゴルフのゲームから取りました。
というくらいなので、思い入れはありません。
グロリアという名の意味を考えると貴族的だなぁ、と思ったのですが、ほったらかしにされている(かもしれない)末娘につけるのもなぁ…と考えた結果、このようになりました。
まだスタートラインに立ったばかりのシルビア&エト君ですが、作者も二人が幸せになればいいなぁと思っております。
全く別の話になりますが、偶然にも私、あとさん♪さんのランドセルのエッセイを読みました。(お名前の♪に見覚えがありました)
大変面白かったです。ご無事でなによりでした……。
一度お返事を入れたつもりですが、入っていないようなので、再度書きます。だぶって届いていたら、笑ってください。
グロリアとシルビアの名前は、昔プレイしたことのあるゴルフのゲームから取りました。
というくらいなので、思い入れはありません。
グロリアという名の意味を考えると貴族的だなぁ、と思ったのですが、ほったらかしにされている(かもしれない)末娘につけるのもなぁ…と考えた結果、このようになりました。
まだスタートラインに立ったばかりのシルビア&エト君ですが、作者も二人が幸せになればいいなぁと思っております。
全く別の話になりますが、偶然にも私、あとさん♪さんのランドセルのエッセイを読みました。(お名前の♪に見覚えがありました)
大変面白かったです。ご無事でなによりでした……。
- 橘霧子
- 2023年 03月15日 07時51分
[気になる点]
グロリアと言う名前が中性的なので性別が分かりづらく、あらすじにすら説明がないので平民なのも読み進めないとわからない。
説明や情景描写が不足気味かと思われます。
グロリアと言う名前が中性的なので性別が分かりづらく、あらすじにすら説明がないので平民なのも読み進めないとわからない。
説明や情景描写が不足気味かと思われます。
コメントありがとうございます!
グロリアの性別については、早い段階で「彼女」や「女の子」という言葉を使っています。
グロリアの身分については、このお話の仕掛けの部分なので、明記できません。ただし、ヒントになる文章をあちこちをさしこんであります。
これはあくまでも私見ですが、小説にはいろんな形式があり、一から十まで全部説明をするものも、一つ一つ情報を小出しにするものも、最初から見せているけどわからないようにしているものも、全部アリです。
それと同じで、情景を細かく書くものも、あえて省くのもアリ。
特に今回スポットを当てているのが、主人公のシルビアがクラスメイトの行動にただただ首をひねる部分ですから、学校がどれ程立派な建物だろうと、中庭がどんなに素敵だろうと、夜会がどんなに楽しかろうと、それはさして重要ではありません。
他の方にも書きましたが、小説で肝心なのは作者が書いてある部分で、書いていない部分は余白。ですから読み手が自由に想像すればよいのではないでしょうか。少なくとも、この小説はそういうスタイルです。
私は今回、人物の容姿をほとんど表現しませんでしたが、シルビアやグロリアが美人だろうとなかろうと、話の進行に全く関係ないからです。第一王子や第二王子についても、「顔がいい」とか「美少年」としか書いていません。
だから、読み手の皆さんがそれぞれの思う格好いい男子を思い浮かべたらいいんです。
ちなみに、私はエト君は茶髪のおかっぱ少年を思い浮かべましたが、それが正解ではありません。単に、私の思うエト君でしかないからです。
それから、あらすじに説明がない、とのことですが。
文学賞に応募するためのあらすじならともかく、これはあくまでも誘因目的ですよね? そこにストーリー全部を書いたら、本文を読まなくてもよくなっちゃいますよね? なので、全部は書きません。
グロリアの性別については、早い段階で「彼女」や「女の子」という言葉を使っています。
グロリアの身分については、このお話の仕掛けの部分なので、明記できません。ただし、ヒントになる文章をあちこちをさしこんであります。
これはあくまでも私見ですが、小説にはいろんな形式があり、一から十まで全部説明をするものも、一つ一つ情報を小出しにするものも、最初から見せているけどわからないようにしているものも、全部アリです。
それと同じで、情景を細かく書くものも、あえて省くのもアリ。
特に今回スポットを当てているのが、主人公のシルビアがクラスメイトの行動にただただ首をひねる部分ですから、学校がどれ程立派な建物だろうと、中庭がどんなに素敵だろうと、夜会がどんなに楽しかろうと、それはさして重要ではありません。
他の方にも書きましたが、小説で肝心なのは作者が書いてある部分で、書いていない部分は余白。ですから読み手が自由に想像すればよいのではないでしょうか。少なくとも、この小説はそういうスタイルです。
私は今回、人物の容姿をほとんど表現しませんでしたが、シルビアやグロリアが美人だろうとなかろうと、話の進行に全く関係ないからです。第一王子や第二王子についても、「顔がいい」とか「美少年」としか書いていません。
だから、読み手の皆さんがそれぞれの思う格好いい男子を思い浮かべたらいいんです。
ちなみに、私はエト君は茶髪のおかっぱ少年を思い浮かべましたが、それが正解ではありません。単に、私の思うエト君でしかないからです。
それから、あらすじに説明がない、とのことですが。
文学賞に応募するためのあらすじならともかく、これはあくまでも誘因目的ですよね? そこにストーリー全部を書いたら、本文を読まなくてもよくなっちゃいますよね? なので、全部は書きません。
- 橘霧子
- 2023年 03月15日 00時22分
[良い点]
オーソドックスな話と思いきや意外なラスト。
主人公の飄々とした性格も好きです。
エト君がありきたりな第二王子じゃなくて言い意味で期待を裏切られました!
面白かったです。
[気になる点]
主人公がグロリアに対して気をかけてたという割には
グロリアの親(料理長)に警告をしない
グロリアの両親がまったく娘に対して寄り添わないし自分達も責任があると一切思っていない感がある。
いきなり来て何も問いかけず娘を殴って「処分してください」は悲しい。しかも「私へ配慮はいらない」のセリフで自分が配慮される罰を受けない側だと思ってる節がある。
母親もグロリアに同情するだけでなんか人事。
グロリア両親が無罪放免っぽいのにグロリアへの罰が重すぎる。どんな修道院か伝えないであえて売春を選ばせるってまともな国がやることじゃない。
オーソドックスな話と思いきや意外なラスト。
主人公の飄々とした性格も好きです。
エト君がありきたりな第二王子じゃなくて言い意味で期待を裏切られました!
面白かったです。
[気になる点]
主人公がグロリアに対して気をかけてたという割には
グロリアの親(料理長)に警告をしない
グロリアの両親がまったく娘に対して寄り添わないし自分達も責任があると一切思っていない感がある。
いきなり来て何も問いかけず娘を殴って「処分してください」は悲しい。しかも「私へ配慮はいらない」のセリフで自分が配慮される罰を受けない側だと思ってる節がある。
母親もグロリアに同情するだけでなんか人事。
グロリア両親が無罪放免っぽいのにグロリアへの罰が重すぎる。どんな修道院か伝えないであえて売春を選ばせるってまともな国がやることじゃない。
コメントありがとうございます!
一点、こばさんが勘違いをされている部分があります。
あとがきに書いたように、そもそもこのお話は『ざまぁと言えば行きつく先は修道院』、それを書くのが目的です。
なので、現実的であろうとなかろうと、断罪後は修道院行きは決定なのです。
きつい言い方になるかもしれませんが、これはあくまでも私が書いたものであり、私のはめ込んだ木枠の中で物語が進行するのは当然です。そこに必ずしも現実的視点を入れる必要はありません。
また、シルビアの行動についてですが、彼女は第一王子が選民意識の塊(平民に簡単に死刑を突きつける)だと知っているので、彼の前で真実を語ることはできません。彼女ができるのは忠告と、貴族らしい根回し(王妃に第一王子の問題行動を伝える)です。いくら令嬢らしからぬ令嬢でも、そこはやはり貴族なのです。いきなり学校の料理人に話しかけたりしないのではないでしょうか。
それから断罪の場での料理長のセリフですが、あの場で娘を処分できるのは、校長だけです。学校なので。
なので、あの言葉は校長に言っており、その結果、グロリアは拘束されます。
私は幸いにも、親を本気で失望させるような、やんちゃな思春期ではありませんでしたが、友人には警察のお世話になった子もいまして。料理長の行動は、彼女が補導されたときの母親(警察官)がとった行動そのものです。このシーンは、現実から借りました。
本筋とは関係ないので書いていませんが、グロリアが最初に処分された時に、連絡がいっているでしょうから、料理長は娘を理解しようとしたかもしれません。しかし、娘は親が理解しがたい夢の世界に生き、現実で失敗をおかします。料理長が娘を目を見開いて睨み付けたのは、本当に睨んだのか。涙をこらえたのか。
それに、料理長の処分はあくまでも伝聞の情報で、真実かをシルビアが確かめたのではありません。
私は小説とは、そういう余白があってよく、読書とは余白にあれこれ自由に肉付けをするのが醍醐味だと思っています。
もしかしたら、料理長はこばさんが思ったとおりの人物かもしれないし、そうじゃないかもしれない。
作者が書いていない部分の解釈は、無限でよい。その方が楽しくありませんか?
一点、こばさんが勘違いをされている部分があります。
あとがきに書いたように、そもそもこのお話は『ざまぁと言えば行きつく先は修道院』、それを書くのが目的です。
なので、現実的であろうとなかろうと、断罪後は修道院行きは決定なのです。
きつい言い方になるかもしれませんが、これはあくまでも私が書いたものであり、私のはめ込んだ木枠の中で物語が進行するのは当然です。そこに必ずしも現実的視点を入れる必要はありません。
また、シルビアの行動についてですが、彼女は第一王子が選民意識の塊(平民に簡単に死刑を突きつける)だと知っているので、彼の前で真実を語ることはできません。彼女ができるのは忠告と、貴族らしい根回し(王妃に第一王子の問題行動を伝える)です。いくら令嬢らしからぬ令嬢でも、そこはやはり貴族なのです。いきなり学校の料理人に話しかけたりしないのではないでしょうか。
それから断罪の場での料理長のセリフですが、あの場で娘を処分できるのは、校長だけです。学校なので。
なので、あの言葉は校長に言っており、その結果、グロリアは拘束されます。
私は幸いにも、親を本気で失望させるような、やんちゃな思春期ではありませんでしたが、友人には警察のお世話になった子もいまして。料理長の行動は、彼女が補導されたときの母親(警察官)がとった行動そのものです。このシーンは、現実から借りました。
本筋とは関係ないので書いていませんが、グロリアが最初に処分された時に、連絡がいっているでしょうから、料理長は娘を理解しようとしたかもしれません。しかし、娘は親が理解しがたい夢の世界に生き、現実で失敗をおかします。料理長が娘を目を見開いて睨み付けたのは、本当に睨んだのか。涙をこらえたのか。
それに、料理長の処分はあくまでも伝聞の情報で、真実かをシルビアが確かめたのではありません。
私は小説とは、そういう余白があってよく、読書とは余白にあれこれ自由に肉付けをするのが醍醐味だと思っています。
もしかしたら、料理長はこばさんが思ったとおりの人物かもしれないし、そうじゃないかもしれない。
作者が書いていない部分の解釈は、無限でよい。その方が楽しくありませんか?
- 橘霧子
- 2023年 03月14日 23時31分
[良い点]
楽しく読めました。
はじめは二人の少女の仲良しになってのドタバタかなと思えば、そうなるのか〜と驚きと最後の二段目のオチがあり楽しめました。
本の作者が転生者だったりするのかな?
楽しく読めました。
はじめは二人の少女の仲良しになってのドタバタかなと思えば、そうなるのか〜と驚きと最後の二段目のオチがあり楽しめました。
本の作者が転生者だったりするのかな?
コメントありがとうございます!
この作品では、一粒で二度おいしい、をめざしました。
楽しく読んでいただけたのなら、それが一番嬉しいです。
この作品では、一粒で二度おいしい、をめざしました。
楽しく読んでいただけたのなら、それが一番嬉しいです。
- 橘霧子
- 2023年 03月14日 22時20分
[良い点]
予想を裏切ってのエトくん平民
[気になる点]
政略結婚しなくても良くて、公爵家がかなり強そうなのに、何故あんなクズ王子との婚約をもっと早く解消してあげなかったのか?
グロリアや第一王子の取り巻きーズは、王子の臭さは平気だったのかしら?
[一言]
面白かったです。令嬢らしくないシルビアの口調のおかげで、テンポ良く読めました。
それにしても第二王子まできも〜い!もしやエトくんか⁉︎と思わせてからのこの落差。脱兎の如く逃げたシルビアは悪くないと思います。
エトくんともし上手くいったら、逆シンデレラストーリーですよね。それが広まったら今度は愚かな平民男性が爆誕したりしてw
2人の未来は決して平坦ではないでしょうし、押しつぶされてダメになってしまうかもしれない。でも、スタートラインに立った2人に幸多からん事を。
予想を裏切ってのエトくん平民
[気になる点]
政略結婚しなくても良くて、公爵家がかなり強そうなのに、何故あんなクズ王子との婚約をもっと早く解消してあげなかったのか?
グロリアや第一王子の取り巻きーズは、王子の臭さは平気だったのかしら?
[一言]
面白かったです。令嬢らしくないシルビアの口調のおかげで、テンポ良く読めました。
それにしても第二王子まできも〜い!もしやエトくんか⁉︎と思わせてからのこの落差。脱兎の如く逃げたシルビアは悪くないと思います。
エトくんともし上手くいったら、逆シンデレラストーリーですよね。それが広まったら今度は愚かな平民男性が爆誕したりしてw
2人の未来は決して平坦ではないでしょうし、押しつぶされてダメになってしまうかもしれない。でも、スタートラインに立った2人に幸多からん事を。
- 投稿者: pekoe&lapis
- 2023年 03月13日 23時48分
コメントありがとうございます!
なぜもっと早く婚約を解消しなかったのか……それを言ってしまうと、お話が成立しなくなってしまいますね。ふふふ。
私が親だったら、娘が「くそ王子」と言っている段階で「こりゃダメだ」と気づくでしょうが。
シルビアのパパさんは、そう思わなかった程度に末っ子に関心がなかった、と考えていただければよろしいかと。
第一王子の不潔さにグロリアが我慢できたのは、彼女が平民だったからです。同じく平民のエト君も平気だったので、彼は使用人部屋ではなく王子と同室になった、という裏設定があります。
貴族のお坊ちゃん達には王子の不潔さは許容できず、かといって王子を一人にはできない、苦肉の策というわけです。
取り巻きーズは自分の将来のために、根性でお側にいました。その根性、他で使えばよかったのに、と思う作者です。
なぜもっと早く婚約を解消しなかったのか……それを言ってしまうと、お話が成立しなくなってしまいますね。ふふふ。
私が親だったら、娘が「くそ王子」と言っている段階で「こりゃダメだ」と気づくでしょうが。
シルビアのパパさんは、そう思わなかった程度に末っ子に関心がなかった、と考えていただければよろしいかと。
第一王子の不潔さにグロリアが我慢できたのは、彼女が平民だったからです。同じく平民のエト君も平気だったので、彼は使用人部屋ではなく王子と同室になった、という裏設定があります。
貴族のお坊ちゃん達には王子の不潔さは許容できず、かといって王子を一人にはできない、苦肉の策というわけです。
取り巻きーズは自分の将来のために、根性でお側にいました。その根性、他で使えばよかったのに、と思う作者です。
- 橘霧子
- 2023年 03月14日 06時08分
[気になる点]
エト君と公爵家令嬢の関係と第一王子とヒロインとの関係との違いについて
[一言]
エト君が平民で公爵家令嬢と婚姻するのと
第一王子とヒロイン(平民)が婚姻するのの違いは?
その違いが無ければ矛盾して破綻しているのでは?
幾ら官僚になろうが平民の身分のままで婚姻(婚約も含む)は不可能なのは言うまでもありません。何故なら公爵家とは王家の血も入っているから公爵家なのですから。
片方が駄目でエド君との婚姻が認められるのなら第一王子とヒロインの婚姻も認められる筈なのでこの点が矛盾しているのでは?
なのでエト君は公爵家と釣り合う同じ公爵家か最低でも侯爵家に養子として迎え入れた上で公爵家(令嬢の家)に婿入りする位しなければ不可能なのでは?
なのでその辺の補足の話が必要なのでは?
話は面白かったです。矛盾が気になったその点が残念だったです。その点解決すれば完璧だったと思いますよ。
エト君と公爵家令嬢の関係と第一王子とヒロインとの関係との違いについて
[一言]
エト君が平民で公爵家令嬢と婚姻するのと
第一王子とヒロイン(平民)が婚姻するのの違いは?
その違いが無ければ矛盾して破綻しているのでは?
幾ら官僚になろうが平民の身分のままで婚姻(婚約も含む)は不可能なのは言うまでもありません。何故なら公爵家とは王家の血も入っているから公爵家なのですから。
片方が駄目でエド君との婚姻が認められるのなら第一王子とヒロインの婚姻も認められる筈なのでこの点が矛盾しているのでは?
なのでエト君は公爵家と釣り合う同じ公爵家か最低でも侯爵家に養子として迎え入れた上で公爵家(令嬢の家)に婿入りする位しなければ不可能なのでは?
なのでその辺の補足の話が必要なのでは?
話は面白かったです。矛盾が気になったその点が残念だったです。その点解決すれば完璧だったと思いますよ。
コメント、ありがとうございます!
エト君とシルビアは、まだ仮の交際期間です。
本文の最後に書きましたが、彼には公爵家の娘にふさわしい後ろ楯を見つけるという、シルビアのパパから与えられた試練があります。
私は彼らが結婚できるとも、結婚できないとも書いたつもりはありません。
なぜなら、まだエト君は、学生であるシルビアに追いついただけなのです。
これからたくさん彼は苦労するだろうし、失敗もするだろうし、もしかしたら全部丸くおさまるかもしれない。
それは読み手の皆様の想像で、いくらでも肉付けできる、余白部分だと私は考えています。
パパの話をすれば、シルビアは公爵家の末っ子で、特に政略結婚をさせる必要もない子供なので、かなり自由に育てています。
(シルビアの言葉使いが令嬢らしくない点が、それです)
本文にも書きましたが、「一人くらいは貴族の道を外れても」とシルビアが認識しているとおりに、放置しています。
あまり作者の意図を書くと、余白がなくなってしまうので避けたいですが…。
グロリアとシルビアの違いって、ないと思いますよ。
どちらもすんなり結婚できる相手ではありませんし。
唯一の差は、シルビアとエト君にはチャンスがあるってことだけですね。それも確実な未来とは言えませんので、二人に対しては「がんばれ~」と作者も思うばかりです。
ですが、シルビアも令嬢らしからぬじゃじゃ馬ですから、結婚できなければできないで、エト君と幸せになれるんじゃないでしょうか。
エト君とシルビアは、まだ仮の交際期間です。
本文の最後に書きましたが、彼には公爵家の娘にふさわしい後ろ楯を見つけるという、シルビアのパパから与えられた試練があります。
私は彼らが結婚できるとも、結婚できないとも書いたつもりはありません。
なぜなら、まだエト君は、学生であるシルビアに追いついただけなのです。
これからたくさん彼は苦労するだろうし、失敗もするだろうし、もしかしたら全部丸くおさまるかもしれない。
それは読み手の皆様の想像で、いくらでも肉付けできる、余白部分だと私は考えています。
パパの話をすれば、シルビアは公爵家の末っ子で、特に政略結婚をさせる必要もない子供なので、かなり自由に育てています。
(シルビアの言葉使いが令嬢らしくない点が、それです)
本文にも書きましたが、「一人くらいは貴族の道を外れても」とシルビアが認識しているとおりに、放置しています。
あまり作者の意図を書くと、余白がなくなってしまうので避けたいですが…。
グロリアとシルビアの違いって、ないと思いますよ。
どちらもすんなり結婚できる相手ではありませんし。
唯一の差は、シルビアとエト君にはチャンスがあるってことだけですね。それも確実な未来とは言えませんので、二人に対しては「がんばれ~」と作者も思うばかりです。
ですが、シルビアも令嬢らしからぬじゃじゃ馬ですから、結婚できなければできないで、エト君と幸せになれるんじゃないでしょうか。
- 橘霧子
- 2023年 03月13日 21時10分
[気になる点]
王命絶対のハズなのに、第二王子との婚約を拒否出来たのは何故なのでしょうか?
[一言]
第二王子ェ~。
エト君ではないにしろ、勉強会メンバーの誰かであったら、シルビアにここまで拒絶はされなかったでしょうね。
王命絶対のハズなのに、第二王子との婚約を拒否出来たのは何故なのでしょうか?
[一言]
第二王子ェ~。
エト君ではないにしろ、勉強会メンバーの誰かであったら、シルビアにここまで拒絶はされなかったでしょうね。
コメントありがとうございます!
第二王子との婚約を拒否できた理由ですが、一言で言えば、公爵家が強いからですね。
第二王子との婚約は、あくまでも国王からの打診の段階です。
シルビアのパパは、シルビアがうまれる前に政略結婚で権力の地盤固めをし終えていますので、無理に末娘を王家に嫁がせる必要はありません。(シルビアの言動をみて解るように、淑女教育は失敗しています。でも、絶対に有力な家に嫁がせなければならない状態ではないので、放置されているのです)
また、第二王子はシルビアにまんざらでもない様子ですが、シルビアにとって第二王子は顔も解らないモブ、または背景の一部でしかありません。
一年間同じ部屋で勉強をして、相手に対して思うのが、仲良しとモブ。これはどう考えたって、おかしい。
国王はおバカさんじゃないので、次男もちょっとヤバイと気づいた…と、いうわけです。
第二王子との婚約を拒否できた理由ですが、一言で言えば、公爵家が強いからですね。
第二王子との婚約は、あくまでも国王からの打診の段階です。
シルビアのパパは、シルビアがうまれる前に政略結婚で権力の地盤固めをし終えていますので、無理に末娘を王家に嫁がせる必要はありません。(シルビアの言動をみて解るように、淑女教育は失敗しています。でも、絶対に有力な家に嫁がせなければならない状態ではないので、放置されているのです)
また、第二王子はシルビアにまんざらでもない様子ですが、シルビアにとって第二王子は顔も解らないモブ、または背景の一部でしかありません。
一年間同じ部屋で勉強をして、相手に対して思うのが、仲良しとモブ。これはどう考えたって、おかしい。
国王はおバカさんじゃないので、次男もちょっとヤバイと気づいた…と、いうわけです。
- 橘霧子
- 2023年 03月13日 19時07分
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