エピソード8の感想一覧

▽感想を書く
感想絞り込み
全て表示
[良い点]
こういうときは犯人のほうがアリバイ工作人員を雇うとばかり思っていたので、意表をつかれました。
そうですよね。捨てられる女性の方だって、相手を殺そうと計画を立てる場合がある。
中華街に行ったことがないので、ロケ地巡りのような感じで行ってみたくなりました。

博士の娘さんのプレゼント、見つかって良かったです。
お店の方の、忘れ物に注意してくださいって、そういうことでしたか(*´―`*)
ちはやさん、ご感想ありがとうございます!

この作品のミソは、犯人と被害者の逆転にありました。そういう意味では「逆さま」の物語だったと思います。(^^)

横浜中華街は、横浜まで辿り着ければ、みなとみらい線ですぐの位置にあります。青島飯店というお店は現実にはありませんが(二年前当時)モデルになったお店は沢山あるので、是非チャレンジしてみてください(?)江戸清をはじめとする肉まんの食べ歩きもおすすめですよ。

胡麻博士も、愛娘の楓からのプレゼントが見つかってほっとしたでしょうね。
余談ですが、胡麻博士の娘は、本シリーズの隠れヒロインで、そのイラストは、うさぎの童話イラストと並んでよく看板がわりにTwitterで使用しています。(^^)
  • Kan
  • 2023年 03月26日 12時59分
[良い点]
トリックについて自分でも考えてみましたが、ほとんどわかりませんでした。
見事な推理でしたね。
落とし物も含めて無事解決してよかったです。

アホリアさん、コメントありがとうございます!

なんとトリックを考えてくださったとは! ミステリーとはいえ謎解き用に徹していなかったので、今回、不親切な手がかりだったかもしれませんね。(^^;;

ありがとうございます!
  • Kan
  • 2023年 03月26日 12時51分
[良い点]
短編でストーリーが謎解きに特化しているので、ミステリーとして楽しめました。

以下、ややネタバレを含みますので、未読の方は先を読まないでください。



犯人以外の人物が、不可能犯罪を結果的に手助けしている、というシナリオが Kanさんはお得意とされているような気がします。意外性があって、ミステリーを書こうとしているものとして、とても参考になります。
トラックの行き先を、犯人が短時間で突き止めることができたのにはやや抵抗感がありましたが、それをさりげなく書いてしまわれているのが、技術ですね。
現代社会における防犯カメラ設置の充実性は、ミステリー作家にとっては深刻かつ厄介な問題です。それによって犯行が暴かれてしまっては、フィクションとしては興ざめしてしまう一方で、それを逃れて犯行を推し進めることが極めて困難になっているからです。仲良くしていくしかないのでしょうかね。
  • 投稿者: iris Gabe
  • 2023年 03月25日 01時56分
irisさん、ご感想ありがとうございます!

犯人以外の人が不可能犯罪の状況を構成するのは、基本的にはダイイングメッセージの原理で「本来のメッセージ→偶発的なものによる影響・改変→変質してしまったメッセージ」というような変換を不可能犯罪に利用しています。つまりホワイダニットの原理と言いますか……。実は、世界的に有名な某、古典フランスミステリーの名作が好きで、中学生の頃、友達にそれを貸したら「こんな真相は偶然、行き当たりばったりすぎて面白くない」と言われてしまったのですが、その頃に自分の趣味が確立されたのかな、と今では思っています。

トラックの行き先についてはもう少し修正可能だったかも知らないですね。難しいところです。

防犯カメラにつきましては、DNA鑑定やSNSの特定やスマホの検索履歴などの調査と合わせて、捜査のレベルが上がるに連れ、ミステリーの創作の余地を狭めてゆくものだと思います。僕の作品は、フィクションと割り切って、世界観を表現しているので、あまり深くは考えていませんでしたが……。リアリズムが重んじられる風潮の強いミステリー界では、なかなか難しい問題ですね……?
  • Kan
  • 2023年 03月26日 12時36分
↑ページトップへ