感想一覧

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[良い点]
時代の香りがそこはかとなく、とても素敵でした。
[一言]
叶わぬのも初恋ですね。
少年が青年に差し掛かる頃合いの、とても生々しく映し出された映像を見たような読了感でした。
素敵なお話、ありがとうございました。
三屋城衣智子様、こちらの「ガラス種板の貴女に綴った手紙」を御読み下さいましてありがとうございます。
自分が生まれるより遥か以前に天寿を全うした女性に思いを寄せた少年の初恋を描いた本作、「素敵なお話」と御評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
昨今では高性能なプロジェクターが普及してますが、温かみのある幻灯機によって映し出される画像にも趣が御座いますね。
この一方通行に終わった初恋は、竜太郎君にとって少年時代の良き思い出となり、尚且つ精神的な成長に繋がったのだと思います。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「第3回 初恋・恋愛企画」の参加作品の中で本作をお読み頂きまして、誠にありがとうございます。
[良い点]
拝読させていただきました。
これは少年期の竜太郎さんの物語。
ということはこの恋は別の形で。
水渕成分様、こちらの「ガラス種板の貴女に綴った手紙」を御読み下さいましてありがとうございます。
自分が生まれるより遥か以前に天寿を全うした女性に思いを寄せた少年の初恋を描いた本作、御評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
仰る通り、本作は「俥と和傘で巡る古都」や「蔵出しされた幻灯機」で言及致しました、生駒家現当主である竜太郎氏の少年時代を掘り下げたエピソードで御座います。
本作においては一方通行に終わった初恋ですが、成人後に初恋相手の子孫である小野寺真弓さんと御見合いの席で出会う事で、形を変えて成就する事になるのですね。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「第3回 初恋・恋愛企画」の参加作品の中で本作をお読み頂きまして、誠にありがとうございます。
[良い点]
とても好きなお話でした。
こういう初恋もある、そうそうそんな気持ち、自分もかすかにだけど覚えている、そんななつかしさに浸れました。
時代の付いた骨董なども好きなので(見るだけですが)とても読んでいて幸せでした。
本当に癒されました。
読ませていただきありがとうございました。
村上ガラ様、「ガラス種板の貴女に綴った手紙」を御読み下さいましてありがとうございます。
幻灯機を切っ掛けにした少年の初恋を描いた本作、御評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
本作はスライド映写機の御先祖様と言うべき幻灯機がキーアイテムとなっているのですが、私が幻灯機をモチーフとして取り扱ったのは、家紋武範様主催の「夢幻企画」参加作品である「蔵出しされた幻灯機」が最初でしたね。
その時も投影する際に用いるガラス種板を色々と検索していて、その構造の面白さに魅せられた次第です。
このガラス種板の女性に寄せた恋心は、きっと竜太郎君の精神的な成長に繋がったのだと思います。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「第3回 初恋・恋愛企画」の参加作品の中で本作をお読み頂きまして、誠にありがとうございます。
[一言]
なんて綺麗な初恋の思い出……そのレトロな雰囲気も相まって、作品の雰囲気をじっくりと堪能させて頂きました。
決して逢えない相手に対して書いた手紙、寄り添うことができた記憶、どちらも竜太郎にとってかけがえのない初恋の思い出になったことでしょう。
富平さんの心遣いにも感動しました。
大浜さん、素敵な作品をありがとうございました。
未来屋 環様、「ガラス種板の貴女に綴った手紙」を御読み下さいましてありがとうございます。
自分が生まれるより遥か以前に天寿を全うした女性に思いを寄せた少年の初恋を描いた本作、「素敵な作品」と御評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
本作で描きましたガラス種板の舞妓さんへの初恋は、竜太郎君にとっては少年時代の忘れられない思い出となり、その後の人生にも大きな影響を与える事になったのでした。
そして本作においては切ない結果となった初恋は、舞妓姿の女性の子孫との出会いで形を変えて成就するのですが、この辺りの流れは、昨年末に投稿致しました「独身時代最後の冬に見るイルミネーション」で言及させて頂きました。
青年執事の富平さんは、竜太郎君にとっては両親に言い出せない事も相談出来る兄貴分的な位置づけですね。
白黒写真を撮影したり幻灯機の操作方法をレクチャーする際にも、敢えて何も詮索せずに手伝ったのも、彼の優しさです。
そんな生駒家と白庭家の信頼関係に結ばれた主従関係は、彼らの子供世代になっても健在なのです。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「第3回 初恋・恋愛企画」の参加作品の中で本作をお読み頂きまして、誠にありがとうございます。
末筆となりましたが、本作に素敵なレビューを下さいまして重ねてお礼申し上げます。
[良い点]
ああ、切ない。
甘酸っぱい!
小学生男子の決して実ることのない初恋。
様々な描写もすごく丁寧で、美しかったです。
とても作者さまらしい作品でした。
ひょっとして、時を越えるローファン?!とも期待したんですが、叶わない初恋だからこそ、「桜花の押し花を添えた、桜色の便箋に綴ったラブレター」はきっといつか良い想い出に変わることでしょう。
香月よう子様、こちらの「ガラス種板の貴女に綴った手紙」を御読み下さいましてありがとうございます。
自分が生まれるより遥か以前に天寿を全うした女性に思いを寄せた少年の初恋を描いた本作、御評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
自分が生まれる遥か以前に天寿を全うした舞妓さんへの初恋が決して成就しない物である事は、竜太郎君自身が痛い程に自覚していた事でした。
そのため、綴ったラブレターに押し花を添えて封筒に収めたのは、彼自身の気持ちの整理という意味合いもあったのでしょうね。
とはいえもしかしたら、ガラス種板に細工をした日の夢の中で舞妓さんの魂と出会えていたのかもしれませんね。
この一方通行に終わった初恋は、竜太郎君にとって少年時代の良き思い出となり、尚且つ精神的な成長に繋がったのだと思います。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「第3回 初恋・恋愛企画」の参加作品の中で本作をお読み頂きまして、誠にありがとうございます
[良い点]
幻灯機、初めて知りました!
ノスタルジックですね(*´∇`*)
竜太郎さんの初恋にキュンとなりました。
決して報われない恋だと分かっていても、手紙を書く姿に感動しました。
ラストで二人が幻灯機で映し出される場面もすごく良かったです!
素敵なお話を読ませていただきありがとうございました(✿ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾
  • 投稿者: 退会済み
  • 2023年 03月26日 20時11分
管理
七海 糸様、こちらの「ガラス種板の貴女に綴った手紙」を御読み下さいましてありがとうございます。
自分が生まれる遥か以前に天寿を全うした女性を慕う少年の初恋と、幻灯機の使われていた時代へのノスタルジーをテーマに描いた本作、御評価頂けて喜ばしい限りで御座います。

スライド映写機のご先祖様と言うべき幻灯機を私がモチーフとして取り扱ったのは、家紋武範様主催の「夢幻企画」参加作品である「蔵出しされた幻灯機」が最初でしたね。
この「蔵出しされた幻灯機」以来、幻灯機は生駒家の御館様である竜太郎氏の初恋のキーアイテムと相成りました。

竜太郎氏としては、自分の初恋が決して報われない物だと分かっているからこそ、その思いを目に見える何らかの形にして残したかったのかも知れませんね。
一方通行の手紙は自身の内なる思いの整理で、ガラス種板への細工は理想とする状況のビジュアル化と言えそうです。

励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「第3回 初恋・恋愛企画」の参加作品の中で本作をお読み頂きまして、誠にありがとうございます。
[良い点]
名前も知らない、とっくに亡くなっている舞妓さんへの初恋。
叶わぬ恋ではあり切ないですが、芸術的で趣深いものも感じます。
この件を通じて、竜太郎は大人への階段を一歩上れたのかもしれないな、と思いました。
エタメタノール様、こちらの「ガラス種板の貴女に綴った手紙」を御読み下さいましてありがとうございます。
自分が生まれるより遥か以前に天寿を全うした女性に思いを寄せる少年の初恋を描いた本作、「芸術的で趣深い」と御評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
自分が生まれる遥か以前に天寿を全うした舞妓さんへの初恋が成就せぬ物である事は、竜太郎君自身が痛い程に自覚していた事でした。
それでも「ガラス種板の舞妓さんが好き」という思いは押し殺せず、虚像の中でのデートと一方通行のラブレターに至ったのですね。
仰る通り、この叶わなかった初恋は竜太郎君の精神的な成長に繋がったのだと思います。
励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「第3回 初恋・恋愛企画」の参加作品の中で本作をお読み頂きまして、誠にありがとうございます。
[良い点]
すごく感動しました。
「ふわぁ」と変な声が出ちゃいました。
古い幻灯機に映し出された彼女に一目惚れ、それも初恋。
届くはずもない手紙を書いて、映像の中でのデート。
現実には叶わない恋なのはわかっていても、こんなに素敵な恋があったなんて...
とっても素敵なお話をありがとうございました。
ものすごく感動しました。
みこと
[一言]
古い物っていいものですよね。
私もお父さんが大切に持っていたカセットデッキをもらった時はとても嬉しかったです。
正式名称は知りませんが、カセットが2つ入るタイプです。
私はクラシックが好きなのでよく聴くのですが、スマホにつないだ重低音まで聴ける高価なイヤホンで聴くクラシックより。この古いカセットデッキから聞こえる、テープが伸びたのか少し歪んだところもあるクラシック音楽の方が本物じゃないかとさえ思ってしまいます。
ちなみに、カセットケースに書かれた私のお気に入りのクラシックを聴こうとして、カセットをセットして再生ボタンを押したら演歌が流れてきたのでびっくりして、ひっくり返ってしまいました。
ケースに書かれた内容のものと実際のカセットは、同じとは限らないと思い知らされました。
  • 投稿者: みこと
  • 18歳~22歳 女性
  • 2023年 03月26日 08時54分
みこと様、こちらの「ガラス種板の貴女に綴った手紙」を御読み下さいましてありがとうございます。
自分が生まれるより遥か以前に天寿を全うした女性に思いを寄せた少年の初恋を描いた本作、「素敵な恋」と御評価頂けて喜ばしい限りで御座います。

幻灯機のガラス種板の女性が既にこの世の人でない事は、青年執事に指摘されなくとも竜太郎君自身が痛いほど分かっていた事でした。
とは言え理屈では分かっていても、「好き」という感情に蓋を出来ないのが人情ですね。
そんな竜太郎君の気持ちが分かったからこそ、青年執事の富平さんも敢えて何も言わずに白黒写真の撮影や幻灯機の操作技術を手解きしたのだと思います。

カセットデッキやレコードプレーヤーなど、歴史のある再生機器には趣が感じられますね。
その機械を以前に使っていた人達の思いを引き継ぐようなロマンが感じられます。
カセットテープやビデオテープは、使っているうちにケースと中身が入れ替わったり、後から別の番組や曲を録ったりする事で、ラベルやケースと中身が一致しない事が往々にしてありますからね。

励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「第3回 初恋・恋愛企画」の参加作品の中で本作をお読み頂きまして、誠にありがとうございます。
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