感想一覧

[良い点]
「夢」のフィナーレがとても素敵でした
ちょっとサスペンスなストーリーがちょっと天然系の主人公で進んでいって、夢中になって読み進めてしまいました
とても面白かったです
[気になる点]
実家関連と実母と侍女とか、ちょっと消化不良な部分もあるかなとは感じました
国も出ちゃってるし今後関わってくる事も無いだろうから蛇足っぽくはあるけど、興味本位、怖いもの見たさ的なかんじで実母と元のエレナの話も読んでみたいですね

[良い点]
読ませていただきました、面白かったです！
[一言]
実家に何のお咎めもなしか
オスカーとはすっぱり別れてこの家で幸せになって欲しいなぁｗ

[良い点]
ランキングでシンプルなタイトルに惹かれ、一気読みしました。
途中、上手に誘導され「ああ、これはひっくり返る、どうひっくり返るのか」と固唾をのんで読み進め、伯祖父との養子縁組の話が出たところで「おお」と声が出ました。
そこからは目元と口元がワナワナと震えっぱなしで、最終話の「もちろんだ」で決壊しました。


オスカーが、遅ればせながらとはいえ手遅れになる前にエレナに向き合ったことは評価します。
突然、若くして両親を失い家を継いだ重責を思うと渦中にある間は他人に配慮できなくても仕方ないよねと少し同情。

エレナの過去の自分から逃げずに向き合った強さや、日記や状況から正解を導き出した賢さも魅力的でした。
[気になる点]
ジェイクは後押ししてくれたんですよね？
[一言]
取り立てて明記されていなくても、ボールダー伯爵家から縁切りされたエレナがアルドナート伯爵家の養女として、もしかしたら女伯爵として子爵家に嫁げば＝眼の前に帰って来れば彼らは慌てることになるだろうし、カタリナ様の形代から引き離され伯爵家からも解雇されたルイーズにも明るい未来はないだろうし、クリスタベルとその家族も引っ越して心機一転幸せにとはならないだろうし、これで十分じゃないかと思います。


私は、今のエレナはそのまま元のエレナなのではないかと思っています。
夢の中で幸せな結婚生活をアマーリエの内側から見ていたことで、それまで縁のなかった人との交流を学び成長したエレナその人なんじゃないかな。
以前のエレナは世界が狭くて他のやり方を知らず、更にストレスに曝されていたせいであんな振る舞いをしていただけで、今のエレナは事件前の記憶が戻ったとしても元のような言動は取らないと思います。

悪のエレナに直接会った他家の人間は少なそうなので、結婚して子爵夫妻として社交を始めたら、理解してくれる人ができないかなぁと祈っています。

なんか、幸せになるエレナとオスカー(と、お祖母様&おじい様)を想像せずにはいられないお話でしす。
ありがとうございました。

[良い点]
主人公の、かろうじてな幸せ？
文章が読みやすく、記憶喪失前後の話の展開はとくに上手い。
[気になる点]
オスカーが一見優しくみえる自己中クズな件。
タイトル詐欺？
[一言]
あの男（オスカー）はいただけない。
結局、自分勝手なだけじゃないかな。
反省してみせるのが上手で、自分に都合の良い解釈しかしないクズ男の典型に見えました。
いとこの女の子だけコテンパンにされるのも納得いかない。彼女があそこまで増長したのはほぼおすかーのせいだし。
そんな男との復縁を祖父が許す不思議。
・・・と感じてしまいました。
面白く読んだ分、読後感がどうにも悪くて、厚かましくも勝手申しました。
スパッとオスカーと別れて新しい人生歩んで欲しかったと思いました。

お話自体は読みやすく、次作に期待です。

[良い点]
おもしろかったー！！！！
救いの手ってどこにあるのかわかりませんね

元のエレナが戻ってくれればマナーはなんとかなりそう
イーディスもいるし…

幸せになってほしい

[良い点]
続きが気になってわくわくしながら読みました。とても面白かったです。
[気になる点]
記憶が無くなる前のエレナちゃんが報われないなと思いました。1番に頑張って耐えていたのは元のエレナちゃんなのかなと。

[良い点]
夢の記憶が導いた先に長く続く幸せがあってほしい
[気になる点]
実家はなんの裁きも受けないのか…まあ娘を冷遇してただけっていえばそうだが…
元のエレナちゃんは戻ってこないし正直気の毒だな
不器用ながらも誇りを持って生きたエレナちゃんがかわいそう
[一言]
クリスタベルって結局秘密裏に消されてそうw

[一言]
おじいさまも救われるなんて、優しい物語に癒されました。きっときっとハピエンだと思いつつ、更なる幸せを祈っています。

[一言]
エレナの言動も、彼女の背景を知っていれば、受ける印象が変わる。
見た目や噂話を信じて、本人と話したこともないくせに、どんな人間なのか判断してしまうことの危うさに、改めて気づかされた思いです。

育った環境のせいで歪んでしまったエレナが、どうやらイーディス様にだけは心を開いていたらしいところに、彼女の孤独さをより感じました。ひとは誰だって、向き合ってくれる存在が必要なのでしょうね。
クリスタベルが子どものまま成長したように、エレナもまた精神は子どものまま成長してしまった。彼女たちは対極の存在であり、表と裏のような存在だったのだとわかる3日目のくだりは、なんだか切なかったです。

クリスタベルが誇張した部分はあるのでしょうが、エレナ自身の言動によって広まっている悪評は、そう簡単に消えるものではないでしょうし、これから先もついてまわるのでしょう。
それでも、近くに理解者がいれば、もしもこの先、エレナが過去を取り戻すようなことがあったとしても、同じことは繰り返さないように努めることができると思いたいところ。

エレナにとっても、オスカーにとっても、これは「再生の物語」だったのだなーと、読み終わってそんなことを感じました。
小鳩さんらしい、痛みと優しさに満ちた作品を、ありがとうございました。

[良い点]
完結お疲れさまです。
今回も綺麗な描写で素敵な物語でした。