感想一覧

押さえつけたやつと、髪を切った実行犯はどうなった

コミカライズ読んでから参りました！
お気に入りのねこちゃんを亡き者にされたゲルダについて救いは無いのかと気になって…ありませんでした！ねこちゃんの存在！犬に噛まれて亡くなった可哀想なねこちゃんは居なくて何よりでした。
コミカライズのゲルダは男好きのする身体付きで礼儀にも欠け言葉使いも拙く出自も身分も明らかにされておらず…私の脳裏に駆け巡ったのはミハイルが通いの娼館で目を付けたマシュマロボディが売りの娼婦だったのではと。
しかも悪名高い王政による重税の為に口減らし、もしくは奉公の為にか望まず差し出された捨て子だったのかと。
お気に入りのドレスは初めての貢ぎ物だったのでしょう。
階段から落とされたのもシェリリアが犯人では無いとは言え本当の事で、王子の本来の婚約者が嫉妬してやった事だと吹き込まれたのでしょう。
お気に入りのねこちゃんとは、来る日も来る日も希望の無い日々の中で唯一の癒しだった、薄いスープと硬いパンを分け与えて娼館でこっそり飼っていた猫だったのでしょう。
彼女は王子に「邪魔な婚約者を排除してお妃様にしてあげる」と甘い言葉を囁かれ、温かい寝床と綺麗なドレス、ふかふかのパンと美味しいスープにありつける生活を夢見て猫を連れて王宮に来たのでしょう…
猫の死の真相を知った後、錯乱した王子を置いて何処かへ消えてしまっていたのでもしかして番外編で救いは有るのでは…！？と一縷の望みを抱いて原作を読みに参りました。ゲルダ、名前すらありませんでした。全て私の深読みと言う名の妄想でした。
シェリリアとルドヴィスの太陽カプ、大変可愛らしかったです。
怪文書に付き合わせてしまって申し訳ありません、ひとえに作者様の豊かな世界観が成した業なのでしょう。ありがとうございました。

コミカライズ読みました〜。
解釈違い！！私の中のシェリちゃんは黒髪サラサラストレートだったのになんかあっちはうねっててびっくりしました(笑)
急いで読み返しに来たけどやっぱりこっちのシェリちゃんの方が好きですね。。。
ビミョーに違うんだよな〜？とこっちが先で★つけてた身からしたらどうしてもやるせなくて感想に来ちゃいましたすみません(笑)

第三王子、継承権のはく奪だけですか？
まぁ王太子が即位しても、伯父様一派に傀儡にされるらしいから、それから何かしらの報復を受けるのかな。

広告で漫画の方を見かけ、面白すぎて思わず原作を読みに来ましたε=(っ*´□`)っ
すごく読みやすくて、話も面白く控えめに言って最高です

何より！！ルドヴィスくんもシェリリアちゃんもお互いのこと大好きで自分よりも大切なんだろうなって伝わってくるんです
愛が重い話大好物o(*≧∀≦)ノ
くっついてくれて本当に良かったです！！
第三王子の恋人、男爵令嬢さんは乙ゲーのヒロインみたいに将来有望な男性たちに囲まれてて、もしかして転生者で逆ハー狙いか？とか思いました
しかしシェリリアちゃんが原作でちらっと触れられた程度の話と言ってて、じゃあ流石に「前世でやり込んでた乙ゲーのヒロインに転生しちゃった☆」的な感じの子ではないのかと安心
「アンタも転生者でしょ」とかの恐怖シーンがなくて良かったです

シェリリアちゃんのお腹に花簪が刺さったときかなり焦りました
身を削りすぎでしょ…なんでそこまで
とは思いましたが、ルドヴィスくんのためと知って納得です、そりゃそうもします、無茶でもなんでもしそうです
ルドヴィスくん医者だし、もし何かイレギュラーがあってもなんとかしてくれるって信頼してるんだなと思いました
びっくりナイフで良かったです
むしろ先端を細くしてお腹に刺さりやすいようにしたのか…！？とか、前世の知識を使ったってとこド忘れして考えてました

何回読んでも楽しめるお話をありがとうございます！！
長文失礼致しました

マンガが広告で流れてきて気になって小説版を見に来てしまいましたが、面白かったです！シェリリアが本当に変えたかったルドヴィスの死を変えられて幸せになれて良かったです！小説版シェリリアが出来なかった憐れみをさそう演技で周りを味方にしたシーンはスカッとしました。
ただ、1点気になってしまったのが、化石を研究するのは考古学ではなく古生物学なのでそこだけ読んでて、ん？となってしまいました。

再読させていただき、やっぱり面白いなあ、としみじみでした。描写も美しいですね。寡聞にしてロウバイの花を知らず(でも文章で美しさは伝わったので満足してしまって笑)画像を検索したら、ほんと綺麗な黄色で可愛らしい花ですね。あらためて、令嬢同士のダンスシーンは名場面です。
シェリリアの「仕込み」も、あったまいいー！と感心です。期限が少ないなか、効率よく下準備する主人公はすごいです。転生前の記憶も、転生後の文化も活きた展開、切なさも楽しさもあり、面白く読ませていただきました！

国王陛下が政略結婚を諦めて、第三王子本人は勿論子々孫々まで継承権放棄とか何かしら条件付きで最初に男爵令嬢との結婚を認めていれば、第三王子や男爵令嬢だって不幸にならなかったのに……
まあ、王妃様が文句を言いそうと言われればその通り。

そもそも高位貴族と政略結婚させる気なら、何でもっと早いうちから婚約者を決めなかったのか。

[良い点]
自然描写の、一幅の絵を見るような清々しさと美しさ。
凛と立つシェリリア嬢が覗かせた葛藤、心の揺らぎ、切なさ。
それをして、ただの完璧超人ではなく、どんなに凛としていても、まだ十代の娘だと改めて感じさせることで、置かれた境遇に抗う姿に声援を送りたい気持ちにさせる。
かくして幸せになるべき人間が幸せになり、報いを受けるべき人間がしかるべき報いを受け、それでも単純なHappy　ever　afterでは終わらず、物語のその先を感じさせる奥行きがある。
短編ながら実に読み応えのある、素晴らしい36時間でした。


そして、背景に純白の百合が咲き誇る、麗しきダンスシーン……てえてえ……てえてえ……と咽び鳴きながらブヒる豚が爆誕しましたよ……。
あーもう本当に尊うございました……！（台無し）
[気になる点]
とりあえず国王は、後世の歴史において、絶対王政の土台に盛大にヒビを入れ散らかした主犯扱いでしょう。
ただ、それを絶対王政の限界を看破したが故の先見の明と解釈するか、単純に「王は人の心がわからない（by円卓のピン芸人）」が故の傲慢による自損事故とするかで、評価は変わりますな。
……当時の貴族の日記やら公式の記録やらの資料があれば、前者は「あーこの解釈はできねえわ」になるでしょうけど。
[一言]
読み応えたっぷりの作品でした。

いやー宰相と騎士団長は今後アレですね。
部下に何を言うたところで、流石はあのご立派なご子息をお育てにならはったお方どすなぁうちらとは住む世界が違ういますよって（婉曲表現）、でしょうなあ。
そもそも、その地位に留まり続けられるかどうか、疑問ですけどね。

[良い点]
情景の美しさが目に浮かぶような筆致
シェリリアの練りに練った作戦で憂いとなる存在を完膚なきまでに叩き潰す爽快なやり返し

シェリリアがあくまでも主人公ではないキャラクターで俯瞰してみる立場というのもプロットの面白さに一役買っていたと思います。
[気になる点]
粗大ごみの不法投棄を企んだ国王の下で教育を受けた第一第二王子は果たしてまともなのか^^;
[一言]
遠からず王弟殿下やシェリリアパパを中心に王家は傀儡化しそうですし、そちらの方が上手く回りそうですね。