感想一覧

[一言]
初ないお話で、でも穏やかな語り口で、そしてこういう終わり方ですごく良かったです。2人とも共に過ごした時間は幸せだったんじゃないかな。

[一言]
ある意味名老のテンプレらしいタイトルと大筋ではテンプレな展開なのに、ほんのひとつまみの味でこんなにも違う読後感になるのですね。
でも不快ではありません。

その後のイヴリンがどう過ごしたかとか、やっぱり素敵な旦那様が現れたとかを書かないことこそが、作品が引き締まったと思います。

[良い点]
悲しいけれど素敵なお話でした。

[一言]
愛って言葉は深いと思いました。
人それぞれですが、好きな人と暮らし、想いを伝え合う。それが最高でしょうね。
看取ってもらえる安心。置いていく切なさ。心からの愛しさ。複雑に絡まる愛。
一人生きていく彼女の強さに頭が下がります。どんな形でもいいから、人生に穏やかな幸せが訪れますように。

[一言]
最後、胸がぎゅうっとなりました。
哀しいですし切ないですが、イヴリンの強さやダレンの物悲しさ、そして二人の幸せが淡々と静かに紡がれていく物語の中で際立ち、とても素敵な時間を過ごす事が出来ました。

ダレンの母親は、母としてというよりも人として狂ってますね。
子を生み育ててはいけない、生きてちゃいけない人だった……。
父親も可哀想。

短い触れ合いですが、きっと彼にとっては人生で最も幸せな時を過ごせたのでしょうね。
それは彼女にとっても大切な時間だったと伝わってきました。

確かにビターエンドですが、ある意味この二人にとっては最上のハッピーエンドかもと思いました。
素敵な物語を有難うございました。