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[良い点]
読了いたしました。
やはり50万字越えということで、さすがに読み応えありましたね。
信長の行動などについては簡潔にまとめてあるので、ぐいぐい読み進めることができましたが。

未読の方のためにネタバレは避けますが──。
最後に信忠とあの人を会わせるというのは『ナイスアイデア!』と思いました。

正直、今まで自分は、信忠が最後になぜ逃げようとしなかったのか、よくわからなかったんですよね。
金ケ崎のことも知っていたはずだし、身一つででも何を置いても逃げるべきなのに、あまりに諦めが早すぎやしないかと。

本作ではそこまでの成長過程や心の移り変わりが丁寧に描かれているので、信忠が最後にそういう道をあえて選んだことにも自然と頷けました。
これはこれで、非常に説得力のあるひとつの答えの可能性になったと思います。

[気になる点]

ちょっと誤字が──(^^;
ルビの指定ミスでルビになっていないものも多く見受けられました。
選考で不利にならないよう、再確認はされた方がよいかと。
(読み進めるのに夢中で、誤字報告まで手が回りませんでした)
[一言]

完結、お疲れ様でした。

これまでに信長に関する小説はずいぶん読みましたが、プロの作品と比べても遜色のない面白さだったと感じています。
  • 投稿者: 歌池 聡
  • 2023年 09月09日 18時00分
> 歌池 聡 様

 感想ありがとうございます!

 そうなんですよね。本能寺の変の時は明智勢が本能寺に戦力の大半を集中投入して京から出る街道の封鎖は遅れていたので、脱出しようと思えば出来たんですよね。終盤の展開はあくまで“私なりの仮説”ですが、歌池様に『説得力のあるひとつの答え』と仰って頂けてこれだけでこの作品を書いた甲斐がありました。

 ご指摘の誤字ですが……確かに、ちょっとひどい、ですね。
 ルビ振り忘れ([文字])に句読点の間違い、その他ミスとしか思えないもの……。一応、投稿時と確認ページにザッと流し見で確認しましたが、見落としばかりで若干凹んでおります。完結までに誤字報告が一件しかなかったので完全に油断しておりました。
 全話再確認の上、修正致しました。ご指摘頂き、本当にありがとうございました。

 最後に、『プロの作品と比べても遜色のない面白さ』とのお褒めの言葉、本当に嬉しいです。
 次回作がいつになるか分かりませんが、歌池様の御言葉を励みに頑張りたいと思います。
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