感想一覧

[良い点]
アマリルが幸せになったこと！
ステファン王子という素敵な人がいてくれて良かったです。
[一言]
フランが後悔しているのは、アマリルを失ったこと＝自分の現在の為であって、アマリルをどれだけ傷付けたかはあんまり考えていないんだな〜というのが、４話目を読んだ感想です。
「想い人に他の人との結婚を勧められるのは、思っていたよりはるかに辛かった」というのなら、婚約破棄されて初めて涙を流したアマリルの前でイチャついた自分の所業を反省しろ！と思ってしまった（もちろん、リーシャもゴミ判定です）。
人の痛みを思いやれない君が相手では、また不幸な人ができるので、当分独りでいなはれ。と。

[良い点]
リーシャがどんな子だろうと、人としてダメな事には変わりない。
王子妃になりたいのに努力は嫌。贅沢だけしたい。人の婚約者を取ったことに罪悪感のかけらもない。それ以外にもいっぱいありますが…
だから、最後に2人がリーシャをかばうのが????となりました。
王子もリーシャに対して反省していますが、それも????となりました。
その立場にあった当たり前のことを求められているだけなのに、それに文句を言い逃げ出したのに、本人は謝罪を受ける立場って????
しかも庶民なのに!?

お話は面白かったです(´꒳ ｀)

[一言]
すみません、下記の方の感想の補足となりますが、教育における不平等の教育は「隠れたカリキュラム」といいます。
たとえば、国語の教科書で「活躍する少年」を主人公とする物語「だけ」が選ばれていたらどうでしょう？　生徒会長は男子がやる、部活の野球には女子マネージャーがつくべきとされてたら？　男子と女子で科目が違ったら？(かつて、女子は家庭科で、男子は技術家庭と分かれてて、家庭科の授業で作ったクッキーを好きな男の子にプレゼントというシュチュエーションが少女マンガで結構あった)　女子は文系だよね、短大だよねという雰囲気もこのカリキュラムですね。

もう一つ、教育による効果として外せないのが、「マタイ効果」「教育格差」「(不平等の)再生産」です。「マタイ効果」とは聖書にある、「富める者はますます富み、貧しき者はますます奪われる」からきているのですが、勉強の価値を知っているのは高学歴(＝高収入)の階層の人たちです。価値を知っているから、勉強のできる子をガリ勉と馬鹿にしないのですね。だから、子どもは学んで、学歴を得ることとなる。

だから、政策的には、女性「も」受験資格ゲットで終わらせてはダメなのです。女子枠の設定(東工大などがやるそうです)だとか、男女別枠の設置(今は、女子を排除することになっており都立高校は廃止に動いていますが)だとか、日本もファンタジーだけど。
で、なぜ女「も」官僚に必要か解くと。アメリカの研究だったかな？　交通事故の重傷化率って男女差があるのですよ。研究者も被験者も販売者も男性中心で、データが偏るから。
このあたりが、うまくリンクできるとおもしろいですね。

[良い点]
後味の良い終わり方になっていたのがとても良かったです。友達居なくなってなくて良かった。
[一言]
アルテアしか愛せないと思いこんでいる王子も実は考えが凝り固まっているのだということに、いつか気付いてほしいものですね…。
教育に無意識に差別が含まれていることは意外とわからないんですよな…。それは最近ホントに実感しています。
昔読んだエッセイで、男性は意識を変えた女性に育てられた子供が大人になって結婚するまで変わらないので、価値観が変わるのに女性より二十年遅くなると書かれていた事を思い出します。男子女子の順の名簿から差別が始まっていた事に気付くまで長かったですもんね…。
あっさりと別れる最後が良かったです。憎み合って別れなかったのは二人にとっていいことですものね…

[気になる点]
リーシャを男尊女卑のない国の自由奔放な女性代表みたいな感じで好意的に描いてましたが「自由奔放さが新鮮に感じたとしても、人の婚約者を奪って結局逃げ出した略奪女を好意的に思うかな…？」とちょっと気になりました。
すみません、あくまで私の感じ方の問題ですが。
[一言]
アマリルとステファンはリーシャを庇ってたけど、浅慮だし他責思考だし男尊女卑や元婚約者との比較という事が無くてもリーシャは結局逃亡してそうだなと思いました。
事前にフランの国の事を調べたり、元婚約者と比較されるかもとか考えてなかったんでしょうね。
まぁフランもあんなだし、２人とも甘い考えの報いを受けてましたね。
ある意味本当にお似合い。
最後は２人とも苦労して成長したようで何よりです。

作品を読ませていただき、ありがとうございました。

[良い点]
リーシャが最後王子と別れてさっぱりしてるところ、かなあ。
[気になる点]
追加したのに王子の糞っぷりが重なるだけで、こりゃいったい……というのが第1印象です。
なぜわざわざ追加したのに王子のバカ話が追加されるのか、正直スカッともなんともせずリーシャが可哀想になったぐらいですね（リーシャの株上げのための話？という見方しかできぬ）
リーシャの失言とか貴族だからマナーや教育がなってないからって以前の問題だし、結婚するときから仕方なく結婚するとかほざく王子は馬鹿すぎるしストレスのかかるお話でした。

（別に逃げられたからといって極刑になるとかおもいませんけど。）
[一言]
話数を足したということはなにかについて言及したいところがあったんだと思いますが、概ね今回の話は前回言ったことと変わらないと思うので、なぜ追加されたのか、あまり読み取れませんでした。

[一言]
誰かさんの思惑にまんまと乗せられたり、昔ながらの男尊女卑な考え方が心のどこかにあったり。そのせいで間違え、叱られ、立場も変わってしまいましたけど。でも、今のフランは良いですね。

[良い点]
アマリルやリーシャとの出会いを経たフランくんは、一回り成長できたのだなと思えました。もちろん取り戻せないものや後悔は尽きぬでしょうが、気づき、前に進めるのはひとつの強さだと思います。
[気になる点]
リーシャが逃げ出した後は離縁確定したのでしょうか？
隣国とはいえ王子妃が店番してたら、誘拐などは大丈夫か心配となりました。
[一言]
後日談ありがとうございました！

[気になる点]
フランとリーシャって結婚したんですよね？リーシャは正式に王太子妃になったんですよね？

それなのに「逃げ出した」で済ませて処罰も何もなしにそのまま実家の商家で働いてるって、あり得ないですよ。
正式に結婚した王太子が離婚するだけでも国際社会に顔出しできないレベルで醜聞になるのが普通で(現実でもイギリス王室での離婚騒動が世界中で叩かれましたよね)、「逃げ出した」ってことは離婚するための正規の手続きすらやってないってことです。つまり王家はアマリルを捨ててまで選んだ王太子妃に逃げられて、国ごと恥をかかされたことになるわけですよ。
女性の地位が(かなり)低い、って設定があるのだから、「逃げられました。終わり」では済まないはずです。王家の威信を守りためにもリーシャは連れ戻して極刑でなければ話が通らないです。


おそらくフランのダメさ加減を浮き彫りにするために、そして彼が反省してその後の更生を描くために４話目を追加されたのだと思いますが、逃げたリーシャが元気ハツラツと生きてる時点で色々矛盾しちゃってますし、その矛盾を前提にしなければこの４話目は成り立たない構成なので、そういう意味ではこの話は追加しない方がよかったかも知れません。

[一言]
リーシャには意識とか以前に王宮が合わなかったんだろうね。