感想一覧
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[良い点]
素敵な物語でした。
凄い知識と想像力を感じます。悪夢のような世界。確かにこれは悪夢のような世界ですね。一つ一つに全部意味があって。
多分私には理解できてないモチーフもたくさんあるのだろうなと思います。そこは悔しい。
あの世界の場面を一つ一つ解説して頂きたい。理想を言えばアニメになったこちらの作品を見ながら作者様に解説して欲しい。
主人公の、次の世界でのゲームを応援しております。
素敵な物語でした。
凄い知識と想像力を感じます。悪夢のような世界。確かにこれは悪夢のような世界ですね。一つ一つに全部意味があって。
多分私には理解できてないモチーフもたくさんあるのだろうなと思います。そこは悔しい。
あの世界の場面を一つ一つ解説して頂きたい。理想を言えばアニメになったこちらの作品を見ながら作者様に解説して欲しい。
主人公の、次の世界でのゲームを応援しております。
エピソード51
[一言]
ゲームの中の世界に転生する。いまではごく普通の設定ではありますが、そもそも「ゲームの中の世界に転生する」って一体なんなんだろう?本作「悪役令嬢×デスゲーム -デスゲームで生き残るなんて絶対無理なので、生意気な猫とリタイアを目指すことにした-」は、普段読み流してしまうそんな事柄について、ちょっと考えさせられる作品です。ヒロインの玲奈(レナ)は突然乙女ゲーム「フォーチュネ」の世界に生きている自分を発見し、そしてよく知り親しんでいるの舞台が仮面の人物「兎男」の手によってデスゲームとして運営されている謎に、人語を介する猫である「あけぼの」を相棒として対峙して行きます。
そもそもゲームってなんでしょうね?なんのために人はゲームをするのでしょう?誰かに勝利するため?何事かを達成するため?それとも単純にただ楽しみ、遊ぶために?本文を読んで玲奈とあけぼのが様々なゲームに翻弄され難題を乗り越えていくたびに、そんなことを考えました。世の大抵のゲームというものはそうなのですが、プレイヤーは何かを選択せねばなりません。ゴーかノーゴーか。手札を切るか手元に残すか。第1ターンにトゥーラを強襲するのかしないのか。何かを選ぶということは、別の何かは選ばないということ。取捨を決断すること。細やかなものから重大なことまで、ひとはゲームで決断を強いられます(ところで、「何も選ばない」というのも、それはひとつの決断です。幸いにして玲奈はそんな消極的な指し手ではないのですが)。デスゲームの最中にあって、誰も死なせないことを選択する。玲奈がこの手を選んだ時から、物語は加速します。
そしてこのデスゲームに挑む中で玲奈には頼もしい友人が――仲間が――生まれます。少し勝ち気で、でも根はとても優しい姉のようなアネット。いつもゆるゆるふわふわしていて、でも実はとても悲しい過去を持つ妹のようなイム。三人と猫一匹が知恵と力を合わせて無理難題に挑むというのがこのお話の基本形です。時には悩み考え抜き、時には竹を割るように強引に、邪悪なゲームマスターの課すルールを掻い潜って誰も負けない状況を作り出していく。なるほどこれはそういう物語なんだと、彼女たちの目線に立って読み進めていくと、
作者に足元を掬われます。
物語は後半に大きくその姿を変え、玲奈と玲奈を取り巻く世界の持つ意味も意義も変貌を遂げます。ゲームの中の世界に転生するとはどういうことなのか。そもそもゲームの中に世界はあるのか。本当は何が起こっているのか。
野生と家禽とを問わず、動物の中には明らかに「遊び」をする生き物がいます。遊戯とは人間だけに許された行為ではありません。しかし、虚構の世界を構築しそこで遊戯に耽ることが出来るのは、現実ではない世界、非現実の王国を歩むことが出来るのは、それは人間だけに可能なことです。少なくとも、人が観測できる範囲の世界にあっては。
秘められていた玲奈の記憶が解きほぐされ、現実と虚構の境界がほの見えて、それでも尚、繰り返されるゲームの試練を越えていく玲奈の前では現実も虚構も等価値であり、ひとはそれぞれを共に愛することが出来るのだなと、そんなことを思わされました。すべての真実が明らかになった時、玲奈は何を選択しどのような取捨をするのか。是非その目で確かめてください。
そして、ときには家族のことを想ってください。
さあ、ゲームを始めましょう!
(イチオシレビューに投稿しようとして弾かれた1396字をここに投稿してみるテスト)
ゲームの中の世界に転生する。いまではごく普通の設定ではありますが、そもそも「ゲームの中の世界に転生する」って一体なんなんだろう?本作「悪役令嬢×デスゲーム -デスゲームで生き残るなんて絶対無理なので、生意気な猫とリタイアを目指すことにした-」は、普段読み流してしまうそんな事柄について、ちょっと考えさせられる作品です。ヒロインの玲奈(レナ)は突然乙女ゲーム「フォーチュネ」の世界に生きている自分を発見し、そしてよく知り親しんでいるの舞台が仮面の人物「兎男」の手によってデスゲームとして運営されている謎に、人語を介する猫である「あけぼの」を相棒として対峙して行きます。
そもそもゲームってなんでしょうね?なんのために人はゲームをするのでしょう?誰かに勝利するため?何事かを達成するため?それとも単純にただ楽しみ、遊ぶために?本文を読んで玲奈とあけぼのが様々なゲームに翻弄され難題を乗り越えていくたびに、そんなことを考えました。世の大抵のゲームというものはそうなのですが、プレイヤーは何かを選択せねばなりません。ゴーかノーゴーか。手札を切るか手元に残すか。第1ターンにトゥーラを強襲するのかしないのか。何かを選ぶということは、別の何かは選ばないということ。取捨を決断すること。細やかなものから重大なことまで、ひとはゲームで決断を強いられます(ところで、「何も選ばない」というのも、それはひとつの決断です。幸いにして玲奈はそんな消極的な指し手ではないのですが)。デスゲームの最中にあって、誰も死なせないことを選択する。玲奈がこの手を選んだ時から、物語は加速します。
そしてこのデスゲームに挑む中で玲奈には頼もしい友人が――仲間が――生まれます。少し勝ち気で、でも根はとても優しい姉のようなアネット。いつもゆるゆるふわふわしていて、でも実はとても悲しい過去を持つ妹のようなイム。三人と猫一匹が知恵と力を合わせて無理難題に挑むというのがこのお話の基本形です。時には悩み考え抜き、時には竹を割るように強引に、邪悪なゲームマスターの課すルールを掻い潜って誰も負けない状況を作り出していく。なるほどこれはそういう物語なんだと、彼女たちの目線に立って読み進めていくと、
作者に足元を掬われます。
物語は後半に大きくその姿を変え、玲奈と玲奈を取り巻く世界の持つ意味も意義も変貌を遂げます。ゲームの中の世界に転生するとはどういうことなのか。そもそもゲームの中に世界はあるのか。本当は何が起こっているのか。
野生と家禽とを問わず、動物の中には明らかに「遊び」をする生き物がいます。遊戯とは人間だけに許された行為ではありません。しかし、虚構の世界を構築しそこで遊戯に耽ることが出来るのは、現実ではない世界、非現実の王国を歩むことが出来るのは、それは人間だけに可能なことです。少なくとも、人が観測できる範囲の世界にあっては。
秘められていた玲奈の記憶が解きほぐされ、現実と虚構の境界がほの見えて、それでも尚、繰り返されるゲームの試練を越えていく玲奈の前では現実も虚構も等価値であり、ひとはそれぞれを共に愛することが出来るのだなと、そんなことを思わされました。すべての真実が明らかになった時、玲奈は何を選択しどのような取捨をするのか。是非その目で確かめてください。
そして、ときには家族のことを想ってください。
さあ、ゲームを始めましょう!
(イチオシレビューに投稿しようとして弾かれた1396字をここに投稿してみるテスト)
エピソード51
[良い点]
第9部分まで拝読しました。
悪役令嬢×デスゲームというとっても気になる題材。物語は乙女ゲームのはずの世界が、なぜかデスゲームの舞台となっている状況から始まります。予選で何があったのか気になりますね…!
玲奈の誰も死なせたくないという優しさに、終始応援したくなる魅力がありました。
残酷なゲームの中で、可愛くも口の悪いあけぼのとのかけあいも愛らしかったです。
ゲームのクリア方法も誰も傷つけないかたちで安心しました。アネットさんと仲良くなれるといいな…。
兎男やあけぼのの正体など、今後も気になるところがたくさんありますね!
第9部分まで拝読しました。
悪役令嬢×デスゲームというとっても気になる題材。物語は乙女ゲームのはずの世界が、なぜかデスゲームの舞台となっている状況から始まります。予選で何があったのか気になりますね…!
玲奈の誰も死なせたくないという優しさに、終始応援したくなる魅力がありました。
残酷なゲームの中で、可愛くも口の悪いあけぼのとのかけあいも愛らしかったです。
ゲームのクリア方法も誰も傷つけないかたちで安心しました。アネットさんと仲良くなれるといいな…。
兎男やあけぼのの正体など、今後も気になるところがたくさんありますね!
エピソード9
りおさん、お読みいただきありがとうございます!
主人公の玲奈を応援したくなると言っていただけて、嬉しいやら恥ずかしいやら穴があったら入りたくなります。主人公を応援してもらえるのって嬉しいものですねっ。
物語の方はだんだんシリアス寄りになりまして、あの、その、シビアになる一方かな、と(汗)。ですが、そんなシビアな状況を、あけぼのやアネット、そしてもうひとりの仲間と乗り越えようとしていきますので、もしよろしければ続きをお楽しみいただければ幸いです。
ご感想、ありがとうございました。
りおさんの感想だけであと3作品は書けます(*´ω`*)
主人公の玲奈を応援したくなると言っていただけて、嬉しいやら恥ずかしいやら穴があったら入りたくなります。主人公を応援してもらえるのって嬉しいものですねっ。
物語の方はだんだんシリアス寄りになりまして、あの、その、シビアになる一方かな、と(汗)。ですが、そんなシビアな状況を、あけぼのやアネット、そしてもうひとりの仲間と乗り越えようとしていきますので、もしよろしければ続きをお楽しみいただければ幸いです。
ご感想、ありがとうございました。
りおさんの感想だけであと3作品は書けます(*´ω`*)
- 図科乃カズ
- 2023年 11月19日 00時01分
[良い点]
タイトルの『悪役令嬢×デスゲーム』の字面からインパクトがあり、興味を惹かれました。斬新な組み合わせですが、乙女ゲームとデスゲームの2つの要素のバランスが絶妙で幻想的で美しい世界観に仕上がっています。
美形キャラを愛でるだけだった乙女ゲームの世界とは少し違う世界になっている謎もありつつ、玲奈・あけぼの・兎の男…と、登場人物全員が謎だらけなので作品全体がミステリアスな雰囲気に包まれているのも魅力的です。
殺伐としていて過酷な展開が続きますが、自分もレナ達と一緒に参戦しているかのように感じられて物語への没入感がありました。ゲームを通して対戦相手の個性や事情が伝わって来る演出も良かったです。
それでは引き続き、コンテストをお楽しみください。
タイトルの『悪役令嬢×デスゲーム』の字面からインパクトがあり、興味を惹かれました。斬新な組み合わせですが、乙女ゲームとデスゲームの2つの要素のバランスが絶妙で幻想的で美しい世界観に仕上がっています。
美形キャラを愛でるだけだった乙女ゲームの世界とは少し違う世界になっている謎もありつつ、玲奈・あけぼの・兎の男…と、登場人物全員が謎だらけなので作品全体がミステリアスな雰囲気に包まれているのも魅力的です。
殺伐としていて過酷な展開が続きますが、自分もレナ達と一緒に参戦しているかのように感じられて物語への没入感がありました。ゲームを通して対戦相手の個性や事情が伝わって来る演出も良かったです。
それでは引き続き、コンテストをお楽しみください。
- 投稿者: ネット小説大賞運営チーム
- 2023年 07月03日 12時09分
ネット小説大賞運営チームさま、感想をくださりありがとうございます!
こんなに丁寧に良い点を書いてくださるとは思いませんでしたので嬉しさでいっぱいです。エントリーして良かったです。
作品を最後まで書ききることを目標に、コンテストを楽しませていただきます。ありがとうございました。
こんなに丁寧に良い点を書いてくださるとは思いませんでしたので嬉しさでいっぱいです。エントリーして良かったです。
作品を最後まで書ききることを目標に、コンテストを楽しませていただきます。ありがとうございました。
- 図科乃カズ
- 2023年 07月22日 16時30分
[気になる点]
誰かがゲームに介入しているという「謎」と、玲奈の正体は何者なのかという「謎」。あからさまに「謎」の兎男。
色々と引っ張られます。たのしみたのしみ^^
「鷹が居ない」場所でも果たして小鳥は長生きできるのか?
誰かがゲームに介入しているという「謎」と、玲奈の正体は何者なのかという「謎」。あからさまに「謎」の兎男。
色々と引っ張られます。たのしみたのしみ^^
「鷹が居ない」場所でも果たして小鳥は長生きできるのか?
エピソード3
お読みいただきありがとうございます!
先ほど第9話を投稿しまして、1つのデスゲームが決着しました。
そこまでお読み頂けますと、この物語がどういった形で進んでいくのかご理解頂けるかな、と。
全ての謎が解けるまで羽ばたいて完走しますので、応援の程よろしくお願いいたします。
先ほど第9話を投稿しまして、1つのデスゲームが決着しました。
そこまでお読み頂けますと、この物語がどういった形で進んでいくのかご理解頂けるかな、と。
全ての謎が解けるまで羽ばたいて完走しますので、応援の程よろしくお願いいたします。
- 図科乃カズ
- 2023年 05月14日 22時35分
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