エピソード34の感想一覧

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[良い点]
2週間言われるままに何もせず、その間ポーズだけでも出席者へのフォロー無し…!光魔法の術者の腕前で変わるのなら一刻を争うのだから、襲撃直後から動かないとですよね…高位貴族として支持してくれてる「お友達」の下位貴族へのフォローはめっちゃ大事なはず(王太子妃になるつもりなのでは…?)。そりゃあ登校してのほほんお見舞い発言には引かれますよ…
お庭番のような情報収集源も確保していない…こういった描写で、彼女が現実感薄く、ゲームとの差異を甘く見ているかがよくわかります。なんだか、精神的には高校生のまま、ゲームプレイの感覚で生きているのかなという気がいたしました。
  • 投稿者: 壜の助
  • 2024年 07月15日 23時54分
このアデールの行動が、一番アデールの本質を現しています。
(語彙力……)

言葉を額面通りにしか受け取らない。
自発的な他人を思いやる行動が取れない。
(攻略キャラに対しては別です。前世で攻略キャラの内面を見てきたので想像しやすいので)
表面的な優しさはありますし、これまでは攻略キャラたちがフォローしてきた部分もあります。
しかし、イレギュラーな出来事によってアデールの本質が浮き出てしまいました。
[良い点]
アデールは未来を不安に思うあまり、現状を見てない気がするなぁ…。不安で視野狭窄してる感じはある。彼女自身がゲーム世界であることに捕らわれている気がしますね。もう違うのに。
[一言]
確かに護衛対象を放棄して別の人間を護ってたら護衛の意味ないですもんね。仕事直前で放棄したことになりますもんね…。謹慎くらいで済むのかな。
  • 投稿者: 高谷
  • 2023年 06月30日 11時56分
ゲームの内容をより知っているからこそ、悪役令嬢になってしまった自分の未来に対する不安は大きいと思います。
逆にゲームの内容がわからないルネは早めに開き直れた感じです。
騎士団長子息は、一応まだ学生なので謹慎くらいで済みましたが、卒業後のエリートコースは閉ざされてしまいました。
[気になる点]
>あまりに傷の具合が悪いようならば、別の光魔法使いを紹介するのもいいだろう。
>そんなことを二人に提案してみるが、なぜだか彼女たちの反応が薄い。

オー、ザッツ鈍感力!
目の前で瀕死の王子たちのケガを痕も残さず治したルネに、何とか口利きして欲しいという意味に決まっているのに。
ルネを苛めた過去もルネの実力も都合よく記憶から削除しているんですね。
[一言]
事件一つで学園の女王の座が揺らぐアデールは、王太子妃どころか王子妃も務まらないと思います。
バカ王子と共に伯爵位あたりをもらって、田舎でのんびりすればいいでしょう。

王都のアリスターや帝都のルナにくだらないちょっかいを掛けられない身分にして欲しい。
  • 投稿者: ゆう
  • 2023年 06月27日 19時34分
イエス、ザッツ鈍感力!

この時のアデールは、そもそも欠席している令嬢が傷跡がひどくて(目立って)登校できないという事実に気付いていません。
だから、傷の治療がうまくいっていないんだと勘違いしています。(他の令嬢二人は登校しているので、腕が悪い光魔法使いに当たったのかな?と思ってます)
だから、会話が噛み合わないんですよね……。
たしかに、不測の事態にきちんと対処できないのは王太子妃として失格かもしれませんね。

感想と考察をありがとうございました!
[一言]
お茶会等で騒ぎが起きてしまった場合は、例え主催が悪くなくても主催が詫びをしないといけないと思うんですよ。
でも箝口令を守る為に謝罪や詫びが出来ない。
仕方がないことですが、被害者の気持ちと被害者から向けられるであろう悪意や敵意、今後のアデールや家の立場を考えると、傷跡を薄くする薬や傷跡を隠すのに向いている化粧品の開発に力をいれはじめた、的な噂をさりげなく流して申し訳なく思ってる事を伝えるべきだったんじゃないかなと。
人によっては嫌味に感じるかもですし、すぐに成果が出るものではないので行き遅れからの修道院コースの人もでそうですけど、何もしないよりはずっとマシでしょうに……

なんといいますか、アデールは貴族としての知識やマナーに問題はなくても意識には問題ありまくりですねぇ。
  • 投稿者: のえる
  • 2023年 06月27日 11時51分
たしかに主催者としてのお詫びのリアクションは必要でしたね。
傷跡を隠すための化粧品開発の噂などを流すという発想は全くなかったので、なるほど!と読んでいて思いました。
今までは気付かれなかった、もしくは誰かによってフォローされていた部分が思わぬトラブルによって暴かれてしまった状態ですよね。
(ブライアン含めて皆が自分のことにいっぱいいっぱいでアデールまで手が回らない……)

感想と考察をありがとうございました!
[一言]
すぐ下の感想にも書かれていますが、ァデール、2週間休校だった間、相変わらず我が身のことしか頭になくて、箝口令が敷かれてるから〜、という言い訳であそこにいたお友達(のはずだよね?)の誰がどの程度の傷を負ったのかなんてまるで気にしてなかったんですね
お手紙出せなくてもそのくらいお得意の権力使えはいくらでも調べられるのに
骨の髄まで自分と逆ハーメンバーのことしか考えてないブレなさがやつぱりすごいです
逆ハーメンバーさえいれば同性のお友達なんていらないんですよねさすが悪役令嬢
で、悪役令嬢に洗脳されてるバカ王子も同じくアデールさえ無事なら派閥のお取り巻き連中の怪我なんか心底どうでもいいんですよね腐りきってる
  • 投稿者: ななし
  • 2023年 06月26日 11時09分
アデールとお友達の関係もその通りです。
なぜなら、他の令嬢たちは箝口令があっても連絡を取りあっていたからです。
だから、傷跡のせいで登校できない令嬢の状況を知っています。
(この令嬢たちはルネのことはいじめていましたが、友人に対しては普通に心配しています)
アデールの優しさがどういったものであるということがわかりますよね。
この場面を読み取っていただけて嬉しいです。

感想と考察をありがとうございました!
[良い点]
アデール編、とても面白く、考えさせられました。

一番のホラーは、取り巻き令嬢から別の令嬢が怪我が原因で休んでいると(言葉を濁すことで怪我そのものより痕が残っていることを示唆)聞き、
>「それは心配ね……。そうだわ!お見舞いに行くのはどうかしら?」
と言う場面。

これ、その場にいた2人の令嬢は、今まで優等生で常に正しかったアデールの狂気というか、とにかく「何かが狂っている」ことに気付いて震撼としたでしょうね。

アデールは優しく「いい子」だけど、目の前のリアルがまったく見えていない。というか、アデールにとっては、自分と攻略対象者の安寧だけが重要で、それ以外のことはどうでもいい、視野に入っていない。だからマナー的に優しくできるんですよね…。

全然関係ないかもしれないけど、腸活のことを思い出しました。潔癖症のお母さんが子供の環境を徹底的に除菌したり、汚いといって土遊びをさせなかったりすると、子供はすごく単調な種類の腸内細菌しか持てず、返ってウイルスや悪玉菌にやられやくなったりするそうです。つまり、腸内環境を生き生き力強くするには、ある程度の悪玉菌などへの暴露が成長の上では必要だと。

「傷ついた姿を見たくない」とイベント回避させてあげたアデールの優しさは、実はこれと同じだったんじゃないでしょうか。
[一言]
最終回、楽しみにしています。
  • 投稿者: 小田笑
  • 2023年 06月26日 10時06分
おおお!あの場面を取り上げてもらえて嬉しいです!
実はアデール視点を書く時に、アデール自身が自分の内面を自覚していないのに、どうやって彼女の持つ『優しさ』の意味を表現しようかと考えて……あの場面となりました。

攻略対象者たちを救ったのはゲームで経験したことだから、彼らの辛さや悲しみがわかっている。(ゲーム内ではキャラが映像付きでその心の内を吐露しますのでわかりやすい)
だから助けることも共感することもできました。
けれど、リアルでは他人の心の内を知るには想像力を働かせながら経験を経ていくしかありません。
『目の前のリアルが見えていない』という言葉がぴったりだと思います。

そして腸活の話は大変わかりやすかったです。
イベント回避させてあげたアデールの優しさは間違いではないんです。けれど、回避させ過ぎてしまったんですよね。(アリスターのこととか)

感想と考察をありがとうございました!

[一言]
 この小説を読んでいて、心理学の本に書いてあった言葉を思い出しました。
 『問題行動を起こす人物の八割から九割は自分の行動は正しく、世の中をより良くする為と信じている。』
 この小説の登場人物たちも全員そうだよな〜って思って、だから私は全員憎めないんですよね。
おお〜!たしかにこの作品の登場人物たちにぴったりの言葉ですね!
そして、全員憎めないと思ってもらえて嬉しいです。

感想ありがとうございました!
[一言]
初対面の相手に露骨な敵意を向けられるのは入学式に公衆の面前でルネがやられた事なのに…その原因がアデールさんですし。
アデールさんの場合は王宮の限られた人しかいない場所で相手からは何も言われてないので、大勢の人がいる場所と相手側が多数で決別宣言されたルネに比べたら全然マシですが。
でもその相手が圧倒的なパワーがあるネイティール皇子なので最終的にルネが置かれた立場より可哀想な事になってしまいそう。
  • 投稿者:
  • 2023年 06月25日 11時35分
わあ、気付いていただけて嬉しいです。
ネイトにそのような意図はありませんが、ルネが入学式でやられたことの意趣返しになっております。
おっしゃる通り、ルネがされた公衆の面前とは比べものにならないくらいのものですが……。
相手はなかなかやっかいな大物なので……。

感想ありがとうございました!
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