感想一覧
▽感想を書く感想絞り込み
[良い点]
悲哀のようでせつなくも愛するものと傍にいられる幸せは見れて良かった
たとえどんなに立場であろうとも全てを捨ててしまえるほどの愛を見つけられた幸運を見せつけられて幸せじゃないとはそんなこと言えない結末で。
邪魔が無ければもっと幸せになれたのもわかるけど、邪魔されたからこそ真実の愛を周囲に読者に見せつけられたという事もある話だと思ってしまった。
世界が滅び魔物すらいなくなる世界になるその日まで2人幸せに過ごして欲しい
悲哀のようでせつなくも愛するものと傍にいられる幸せは見れて良かった
たとえどんなに立場であろうとも全てを捨ててしまえるほどの愛を見つけられた幸運を見せつけられて幸せじゃないとはそんなこと言えない結末で。
邪魔が無ければもっと幸せになれたのもわかるけど、邪魔されたからこそ真実の愛を周囲に読者に見せつけられたという事もある話だと思ってしまった。
世界が滅び魔物すらいなくなる世界になるその日まで2人幸せに過ごして欲しい
エピソード6
感想ありがとうございます。
いやー、作者としては悲恋のつもりで書いたんですけどね。
そんな風に感じてもらえて、ローグとフィオーラもきっと喜んでくれていることでしょう。ふたりはもう魂レベルで繋がってるんで、滅びるその瞬間までずっと一緒ですね。
彼らのその後はまあ分かりませんけど、こういうラストにしてるんで、他の作品にもちょい役で出せたりするよなあ……ってのは思ったり思わなかったり(爆)。
いやー、作者としては悲恋のつもりで書いたんですけどね。
そんな風に感じてもらえて、ローグとフィオーラもきっと喜んでくれていることでしょう。ふたりはもう魂レベルで繋がってるんで、滅びるその瞬間までずっと一緒ですね。
彼らのその後はまあ分かりませんけど、こういうラストにしてるんで、他の作品にもちょい役で出せたりするよなあ……ってのは思ったり思わなかったり(爆)。
- 杜野秋人
- 2024年 03月16日 20時07分
[良い点]
とても面白かったです。
人の世にいるうちには男と女に名前はなくて仮のもの、男が人間を終えてからは初めから名前がある。ということからすると、こうなることが運命だったのでしょうか(フィオーラとしては願いが叶えられずに残念でしょうけど)。
異形の者であっても純愛で、お互いにひたすら尽くすところは愛し合う二人として素敵でした。
[気になる点]
フィオーラは意図していないのにローグには初めから彼女の姿が見えた。ここは魂の伴侶だからですが、その後は陰神の夜だけではなくても姿を見せる力を使っていたということでしょうか? 魂の伴侶に巡り合ったからそうなったのかなとかあれこれ想像してしまいました。
[一言]
一夜にして壊滅した侯爵家は、本当にクズ子息が後を継がなくて良かったです! いくら息子がこっそりやってるとはいえ、色んなところから女性を拐って囲っていたらバレますよね! 侯爵は武力を使える国の要人なのでしょうが、国の騎士団部隊を息子が簡単に使ってますし、騎士も「お楽しみに」とか容認してるし······それなら国も知ってた?と邪推すると、本当に腐った国だったのかなあと思ってしまいますね。スラム改善もする気なさそうですし。
そんな中でもローグをいい方向に導き、生まれ変わっても愛し合うつもりでいたフィオーラはすごい愛だなあと思いました。ローグも離れていたくなくて暴走してしまうし。これで人間として生まれ変わる輪廻には乗れなくなってしまいましたが、二人が他の人と付き合うのは嫌なので、諦めてこの形で愛を貫いてほしいです。
オカルト要素の雰囲気と相まって、文体も素敵でした。ポンティアナックもの、実は当方も考えていたのですが······思いっきり影響受けてしまいそうです!
余韻のあるお話をありがとうございました。
とても面白かったです。
人の世にいるうちには男と女に名前はなくて仮のもの、男が人間を終えてからは初めから名前がある。ということからすると、こうなることが運命だったのでしょうか(フィオーラとしては願いが叶えられずに残念でしょうけど)。
異形の者であっても純愛で、お互いにひたすら尽くすところは愛し合う二人として素敵でした。
[気になる点]
フィオーラは意図していないのにローグには初めから彼女の姿が見えた。ここは魂の伴侶だからですが、その後は陰神の夜だけではなくても姿を見せる力を使っていたということでしょうか? 魂の伴侶に巡り合ったからそうなったのかなとかあれこれ想像してしまいました。
[一言]
一夜にして壊滅した侯爵家は、本当にクズ子息が後を継がなくて良かったです! いくら息子がこっそりやってるとはいえ、色んなところから女性を拐って囲っていたらバレますよね! 侯爵は武力を使える国の要人なのでしょうが、国の騎士団部隊を息子が簡単に使ってますし、騎士も「お楽しみに」とか容認してるし······それなら国も知ってた?と邪推すると、本当に腐った国だったのかなあと思ってしまいますね。スラム改善もする気なさそうですし。
そんな中でもローグをいい方向に導き、生まれ変わっても愛し合うつもりでいたフィオーラはすごい愛だなあと思いました。ローグも離れていたくなくて暴走してしまうし。これで人間として生まれ変わる輪廻には乗れなくなってしまいましたが、二人が他の人と付き合うのは嫌なので、諦めてこの形で愛を貫いてほしいです。
オカルト要素の雰囲気と相まって、文体も素敵でした。ポンティアナックもの、実は当方も考えていたのですが······思いっきり影響受けてしまいそうです!
余韻のあるお話をありがとうございました。
感想ありがとうございます。
なろうでもアルファポリスでもほとんど評価を頂けてないので、とても面白かったと言って頂けて嬉しいです!
フィオーラが意図しないと人に姿が見られることはない、というのは、実は考え方が逆なんですね。つまり「普段から意図して瘴気で姿を隠してる」のです。
彼女はポンティアナック、つまりいわゆる吸血鬼(作中で言う吸血魔)であり、その身体は瘴気で構成されている霊体で、その瘴気を集めて実体化して初めて見えるようになるわけです。陰神が満ちる夜、つまり満月の夜はその瘴気がもっとも濃くなる夜で、実体化がしやすくなります。なので彼女たちポンティアナックは満月の夜に好んで実体化する、という設定ですね。
ローグと出会ってからは日中でも姿が見えていますが、これは魂の伴侶を見つけたことで「実体化」ではなく「受肉」つまり瘴気ではない生身の身体を得たためです。なので彼女はそれ以降は一度も霊体に戻っていません。ポンティアナックとしての能力は失いませんが、実体があるせいで最後のシーンではローグの元にたどり着くまで物理的に時間がかかってしまいました。
ついでに言えば、ラストはローグの血を吸って眷属に堕としたことで魂の伴侶が死んだため、受肉が解かれて彼女も本来の瘴気に(霊体に)戻っています。侯爵邸から誰にも見られずに逃げおおせたのは、ふたりして瘴気に紛れて姿を消したからですね。
ラストでふたりが名前を呼び合っているのは、いわゆる「真名」というやつです。どんな存在にもその存在を示す「名」があって、名を知ればその名を持つ存在を支配できる、というやつですね。
魂の伴侶でありポンティアナックと眷属であるので、ふたりは教え合わずとも真名を知ることができて、それで互いに相手を支配しあって一蓮托生の関係になっています。なので、今さら他の相手には絶対に目移りしないですね。まさに真実の愛ってやつです。
あと国家の正規騎士団が侯爵家に加担してるのは、いわゆる汚職です。本来ならば騎士団は侯爵の悪を暴いて国家に報告し適切に弾劾しないといけないのですが、侯爵に買収されて一味に成り下がっています。そして国はその事を把握できていないのです。
なので、正規騎士団ごとまとめて殺されちゃっても全然OKでした(爆)。国が早々に捜査を打ち切ったのも、多分調べていて侯爵や騎士隊長らの汚職の証拠が出てきちゃったからだと思います。彼ら以外にも貴族の親族とかがいたはずで、彼らの罪を明るみにしちゃうと多方面に影響が出るから闇に葬った……的な?(爆)
オカルト要素は意識して書いたので、褒めて頂いて嬉しいです。でもこの作品は、異世界恋愛ではなくハイファンタジーで出した方がよかったかも知れません。やっぱりなろう読者の求める恋愛物とは相違がありすぎたみたいですから(^_^;
来住野さんの書くポンティアナックものというのも、読んでみたいですね!すごい特徴的なモンスターだからキャラも立てやすいし、色々と「料理」のし甲斐があるかと思います。是非頑張って下さい!そしてポンティアナック流行らせましょう!(爆)
なろうでもアルファポリスでもほとんど評価を頂けてないので、とても面白かったと言って頂けて嬉しいです!
フィオーラが意図しないと人に姿が見られることはない、というのは、実は考え方が逆なんですね。つまり「普段から意図して瘴気で姿を隠してる」のです。
彼女はポンティアナック、つまりいわゆる吸血鬼(作中で言う吸血魔)であり、その身体は瘴気で構成されている霊体で、その瘴気を集めて実体化して初めて見えるようになるわけです。陰神が満ちる夜、つまり満月の夜はその瘴気がもっとも濃くなる夜で、実体化がしやすくなります。なので彼女たちポンティアナックは満月の夜に好んで実体化する、という設定ですね。
ローグと出会ってからは日中でも姿が見えていますが、これは魂の伴侶を見つけたことで「実体化」ではなく「受肉」つまり瘴気ではない生身の身体を得たためです。なので彼女はそれ以降は一度も霊体に戻っていません。ポンティアナックとしての能力は失いませんが、実体があるせいで最後のシーンではローグの元にたどり着くまで物理的に時間がかかってしまいました。
ついでに言えば、ラストはローグの血を吸って眷属に堕としたことで魂の伴侶が死んだため、受肉が解かれて彼女も本来の瘴気に(霊体に)戻っています。侯爵邸から誰にも見られずに逃げおおせたのは、ふたりして瘴気に紛れて姿を消したからですね。
ラストでふたりが名前を呼び合っているのは、いわゆる「真名」というやつです。どんな存在にもその存在を示す「名」があって、名を知ればその名を持つ存在を支配できる、というやつですね。
魂の伴侶でありポンティアナックと眷属であるので、ふたりは教え合わずとも真名を知ることができて、それで互いに相手を支配しあって一蓮托生の関係になっています。なので、今さら他の相手には絶対に目移りしないですね。まさに真実の愛ってやつです。
あと国家の正規騎士団が侯爵家に加担してるのは、いわゆる汚職です。本来ならば騎士団は侯爵の悪を暴いて国家に報告し適切に弾劾しないといけないのですが、侯爵に買収されて一味に成り下がっています。そして国はその事を把握できていないのです。
なので、正規騎士団ごとまとめて殺されちゃっても全然OKでした(爆)。国が早々に捜査を打ち切ったのも、多分調べていて侯爵や騎士隊長らの汚職の証拠が出てきちゃったからだと思います。彼ら以外にも貴族の親族とかがいたはずで、彼らの罪を明るみにしちゃうと多方面に影響が出るから闇に葬った……的な?(爆)
オカルト要素は意識して書いたので、褒めて頂いて嬉しいです。でもこの作品は、異世界恋愛ではなくハイファンタジーで出した方がよかったかも知れません。やっぱりなろう読者の求める恋愛物とは相違がありすぎたみたいですから(^_^;
来住野さんの書くポンティアナックものというのも、読んでみたいですね!すごい特徴的なモンスターだからキャラも立てやすいし、色々と「料理」のし甲斐があるかと思います。是非頑張って下さい!そしてポンティアナック流行らせましょう!(爆)
- 杜野秋人
- 2024年 03月05日 08時12分
― 感想を書く ―