感想一覧

[良い点]
日常が非日常になって行くのが自然な流れで描かれていて、気付けば読み入ってしまっていて没入感がありました。
プラチナベビーズと監視者ひとりひとりにドラマがあり、それぞれの事情や想い、類と遥馬の対比など群像劇としても面白く、最後までとても楽しませて頂きました。
大人の存在感が薄く、少年少女達を中心に構成されている点が双方が対立状態にあっても物語から一体感が感じられて良かったです。
どちら側にも属さない虹太の存在は貴重で、性格もユニークで何かと万能で面白いキャラでした。第三章のはじめと優吾のそれぞれの展開は重く伸しかかって来るようでしたが、意外性も感じられて印象的でした。
それでは引き続き、コンテストをお楽しみください。