感想一覧

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[良い点]
 自分の常識を疑え! ですね。

 私が生まれ育った北部九州では、正月三が日の間に、三ヶ所の神社に初詣に行くという風習があります。
 日本全国がそうだろうと思っていた私は、それが西日本の一部地域だけと知って、愕然とした記憶があります。

[一言]
 はじめまして。

「作者様がエッセイを書かれた意図とは、たぶんベクトルがズレた感想になっちゃうなぁ……」と悩みまくったのですが、やはり気になり、ちょっとだけ筆をとらせて(キーボードを叩かせて?)いただきます。

 私は趣味でイカ釣りをするのですが、生きている状態でも身が白いイカはいます。
 コウイカ(スミイカ)、紋甲イカ、シリヤケイカなどのコウイカ目に属するイカです。
 これらのイカは、釣り上げて直ぐの生きている状態でさばいても、刺身は白の不透明です。

 透き通った飴色の刺身になるのは、アオリイカ、ヤリイカ、剣先イカ、スルメイカなどの、主にツツイカ目のイカに限られます。
 ただしツツイカ目の中にも、70㎝大になる大型のソデイカのように、胴部の身質が白いイカもいます。(耳と呼ばれる部位なら飴色の刺身に出来ますが)

 ですから、活きイカの身は飴色という認識は、部分的に正しくとも全面に正しいとは言い難いと思われます。

 おそらく海辺の街から来られた御同僚様は、アオリかヤリを活きの状態で、よく食されていたのでしょう。

 また大型イカ釣り漁船には、船内に急速冷凍装置を備えた船が有り、そこで急速冷凍処理されたヤリイカや剣先イカは、身色こそ白変しますが味や身質は活き物と近い状態に保たれます。

 内陸の街や海無し県でも、船内急速冷凍のヤリや剣先なら(ゲソの天ぷらまで含めて)充分に美味しい刺身を味わうのは可能と言えるでしょう。

 あまり美味しくないな、と感じたとすれば、それはイカの種類がスルメイカやジンドウイカなど多少甘味旨味が少ないイカであるか、死んだ状態で水揚げされた個体を港で冷凍し直したブツであるのではないか、と考えられます。

 イカ以外の魚類にしても、活き〆したものを氷冷して二時間くらいなら、充分に『活かった(死後硬直内)』だと思われますので、内陸・海沿い関係なく美味しくいただけるのではないかな、と。

 一言だけの心算が長くなってしまいました。
 申し訳ありません。

感想ありがとうございます。非常に勉強になりました。
当地は多分、スルメイカとヤリイカだと思います。二・三年前までは秋冬の夜、沖にイカ漁の灯りが沢山見えたものですが、最近は不漁らしくて昨冬は見た記憶がありません。漁港に行けば釣れるらしいですが、釣りをしないのでなんともいえません。
  • xoo
  • 2023年 06月23日 07時20分
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