感想一覧

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[良い点]
これは本当にたまに思うこともある話です
乗っ取った魂(ないし意識とか)どうなったんだよ、という
でもって、日本人がいきなり覚悟完了出来るか?も
真面目に考えるなら無理だろ!ですよね
文字数少なめの短編とか本筋はそこではない話であるなら流石に冗長さとトレードオフになりますからまぁいっかなんですけれど

女性の戦闘能力もそのとおりで、男女で性別差による体格の違いをなんなくカバー出来るなら
そらわざわざ守られることなく女も戦うよねーってところですね
(もちろん武器持って戦う例が無いわけでもないですが緊急時くらいで、がっつり重装備着込んでとかはまず聴いたことがない)

そういうところで甘えも許されない世界に行ってしまった彼女は不幸というしかないですね
ただ引き摺り下ろされるまでの時間は二十年くらいですかね?時間あったわけですからその間に覚悟しきれなかった彼女には同情の余地もないし、日本人の女の子で済まないかなと思いました

>戦場の後方にて結界を張るだけでも失われる命は少なくなっただろうが

とあるように、支援だって立派な戦いなわけですから、そこからも逃げたら、まあ許されないかな、と
後方支援に携わる女性といえばナイチンゲールが有名どころですが
彼女とて(まだまだ戦争が普通の時代の人とはいえ)富裕層層のお嬢さんで、本来なら医療従事者なんかと無縁だったのが看護師の実態を見て意識改革されて現場を作り替えていった人でいきなり戦場の天使だったわけでもないわけで
いきなり戦闘は無理でも転生した世界の実情を見て、変わっていく事は出来たかなあと思うんです
そのうえで別人であれば別人として、周りだって少しでも義務を果たせば認めて貰えたのではと、個人的には解釈したので
乗っ取ったからハッピーになれるわで止まった彼女が幸せになれてなさそうなのは必然かなーと思いました
まあ変われない普通の人だったんだよと言われるとそれまでなんですが!w

長文申し訳ありません、ですが昨日投稿のも2つあわせてとても楽しく読めました!
  • 投稿者: steel
  • 2023年 06月15日 10時33分
steel様

感想ありがとうございます。
別人格が乗っ取った後の魂の行方って本当にどう扱われているか不思議ですよね。
幾つかそれに言及した作品を拝読していますが皆様本当に素晴らしい作品を書かれているなぁと思います。
ぶっちゃけた話ですね、スマホとかでそういう小説を読んでいた人が転生したら、まずスマホが無い時点で無理があるんじゃね?と思っています。私なら何の娯楽もなく電気もない世界では生きていく覚悟できません。
それはそれとして、まあ短編の場合はそう言うのを言及する文字数を含めるととんでもないことになりますよね。

戦うのに性別は関係ないと思うんですけど適材適所ってありますからね。
仰る通り、覚悟が決まっていれば良かったんですけど、やっぱり流されるだけの日本人女性の意識のままだったんだろうなぁと思います。彼女は不幸でしかなかっただけです。

誰だって必要に迫られたら覚悟を決めると思います。命を奪うのが怖いでしょうが、ここはそう言う世界でしかなかっただけです。誰だって好き好んで人の命を奪っているわけじゃない。だけどそうしなければ死んでしまうから必死に抗っているだけでした。
後方支援をするだけでも十分なんですよ。それだけで少しでも楽になるなら、周りはどう思おうとも納得出来た。でも転生した女性は一切の全てから逃げ出した。それってどうなんでしょうね、と思いまして。

彼女は自分のことしか考えていなかった。転生して婚約破棄されてみじめな思いをしたくなかったから足掻いたのでしょうが、TPOを全く理解していなかっただけなんですよね。それなら王妃に等ならなければ良かっただけなんです。結局内心では王妃という最終地点を望んだのはその女性。綺麗ごとを言っても女性の頂点という立場を自分で捨てられなかっただけなんですよね。なのでこの結末になるのは必然でした。

こちらこそ読んで下さりありがとうございました!
[一言]
主題は戦う覚悟、精神の強さ云々というより体と魂の一致度でしょうが近年の『女の魅力、価値=弱さ』なライトノベルに苦々しい思いを持つ女性読者には響きました。

愛される事に最高の価値を見いだす女性って波乱のない生活には順応できても『夫が病死する』『離婚』などちょっとした事で挫折して『頼れる男を探すのが先決』『我が子の世話より男あさり』『子供さえいなければ次の男と幸せになれる』になりそうで怖いですから。
  • 投稿者: ぽよん
  • 2023年 06月13日 12時50分
ぽよん様

感想ありがとうございます。
守りたくなるような女性が女性らしいというのは実に現代思考に即さないと思っております。女は男の後ろをついてくるのが良しとされる時代もあったでしょうが、今は女だって一人で闊達に歩く時代だと思います。
そんな思考をしているのに、何故か恋愛小説では守られるような女性が好まれているのが私も少々合わないので逞しい女性が多々出てくる作品となりました。

仰られるのもまた一つの意見だと思います。愛されることに価値を見出す女性とているでしょう。そういう考えの元に育てられ主体性を他者に委ねることが当たり前の育ちをすればそのような展開になる人もいると思います。
ですがそうではない人もいます。育ちにより本人の思考と行動は変化していきますので守られることを当たり前と思う女性もいれば愛されて当然だと思う女性もいるでしょう。
ただ、それが合わない人もいますし受け入れられない人もいる。価値観はそれまでの自分の人生で作り上げられていくので難しいですよね。

この度は読んで下さりありがとうございました!
[良い点]
こういうのもアリだなと思いました
学園恋愛モノで同性の友人を作らず攻略対象以外は描写されない作品をたまに見ますが、周りからはたしてどう思われているか・・・ひょっとしてこのように(あの人恋愛しか興味ないのかしら)と呆れられてるのかもね
その時は良くても将来的にはデメリットしかない
[一言]
回答の「一般人に知識チートはできない」はまあ現実ではそうでしょうね
普通の家庭に育ったゲーム好きなだけの若者にすごい知識なんてないです
マッチも造れない、イモを育てたことも無い、建築技術なんて知るわけない、二次関数ってどんな場面で役立つの?税金の使い道の改革とか具体性の無い夢を語るだけでは無意味
現実が厳しいならゲーム世界にそっくりな現実も同じく厳しいのが当然ですね
ずっと昼寝していたい様

感想ありがとうございます。
基本的に学ぶ場所というのは何かしらを学ぶ為に通う場所ではあるのですが、まかり間違っても恋愛を学ぶ為に通う所ではないと思ってます。
特になろう的異世界学園貴族物は、女性であれば結婚相手を探す為という目的も結局は家の利になるのが前提だと思うんです。
なので、恋愛主体のお話は恋愛しか興味が無いと呆れられているとは思います。

一般人に知識チートは出来ないです。そりゃ、トマトは与える水が少なければ甘くなる。みたいな知識はありましょうけど、虫害対策とか実際の所どうすればいいかわからないですし。
知識があっても活用できなければ意味はなく、ならば基本要綱だけ考えて他の人に投げても基礎知識が無ければ結局のところ上手くはいかないと思うんですよね。それに時間もかかりますし。
割と簡単に知識チートをしている人がいますが、趣味で何度も何度も作ったことがあるものに関してならわかります。でもそうじゃなくて「こういうのがあったなぁ」→「やってみたら出来た!」は正直無理があるなぁと思ってます。
よくあるネタへの皮肉めいた作品を作ってしまいがちなので、かなり現実的な思考でこの作品も作られました。

この度は読んで下さりありがとうございました。
[良い点]
おもしろかったです。

ゴルゴ13みたいな人が転生していればよかったのに。
でも、普通の日本人じゃしょうがないですよね。
マンムート様

感想ありがとうございます。
(`・ω[ ])▄︻┻┳═一
普通の日本人では無理ですよね。戦争のない世界で生きてきた女性が戦場に立てるわけないんですよ。本当に不運だったと思います。もうちょっと別の平和な恋愛小説の世界に転生すればきっと中の人は歓迎されたんでしょうけどね。
世紀末覇者の精神にでもならない限りこの世界では生き残れなかったと思います。

感想ありがとうございました!
[気になる点]
王子様や側近達はこの後で何かヴァイオレットを助ける事はしなかったのかな?
別に王妃が戦場に出なくても他の人間がそれ以上の活躍をすればいいのだから、新国王が自ら前線に出るとか、側近達が実家の配下を鍛え上げて戦場をフォローするとか、戦えない女性を守る為の行動はしなかったのかな?
[一言]
別に王妃が前線に出なくても知識の提供や新技術の開発とか異世界知識のチートが出来てれば昔を知っている貴族はともかく、国民からは不満がでないでしょ。
戦争では兵士は必要だけど、後方支援も同様に重要なので、戦争に貢献できるならどんな形でも良いと思うけどね。
  • 投稿者: Nissan
  • 2023年 06月12日 21時37分
Nissan様

感想ありがとうございます。
大事なのは「ヴァイオレットが選ばれたのは膨大な魔力と魔術センスがあるから」です。ただ優秀だけであるならば他にも候補はいたけれども、その中で彼女が選ばれた理由が理由なだけに、知識提供や新技術の開発とかが重要視されているわけではありません。
そもそも、転生者が国を革新させるほどの知識を有しているなど思えません。石鹸一つ作るのにも自分で作ったことが無ければ何をどうするかなんて出来ないでしょう。精々、手洗いとうがいをきちんとしましょう、くらいじゃないですか。
昨今の作品にある知識チートは早々出来るものではないと思います。制度一つ変えるにも企画立案・シミュレーション・利益関係その他もろもろ、多くの人々が携わるわけで、ありふれた恋愛小説を好む普通の女性が果たしてそれをわかっていますでしょうか。
戦場で前線に出て戦うために金をかけて十年育てた人間が、前線に出ないとなったらどうでしょうか。それだけの力があるから王太子の婚約者になってます、と貴族は知っていますし、騎士だって戦場に関わるものだって知っているでしょう。何せそれは「戦力」ですから。
確かに別に王妃が戦場に出なくてもいいんですよ。ただ、その地位を与えられたのは前提に「戦場に出る」があるからです。せめて後方支援で後ろに控えてればよかったのでしょう。ですが彼女は最終的に一度も戦場そのものに出ていません。戦争に貢献をひとつもしていません。
中身が変わったことで一応王子も側近も戦えない彼女を守ろうとはしていたでしょう。ですが、税金を使って教育された「戦う為の女」が戦わない。彼女に近い立場の女性は彼女を嫌っている。それは周りに伝播していくのではないでしょうか。
転生物の知識チートなんて簡単に出来るものではありませんよ。それこそ長い年月の中で自分が体験していたりしなきゃ無理があると思います。そもそも、争いが起きるような時代に、どんな知識が役に立ちますか
?どんな新技術が役に立ちますか?それを普通に生きてきた女性が提供できると思いますか?
安易に知識チートという言葉を使われないほうが私は良いと思います。特に、私自身は知識チート物を書くつもりもないし他の作品でもそれとなく知識チート的なものを否定するような考えを出しているような人間ですのでご理解いただけると幸いに思います。なお、これは他の方が知識チート作品を書いている事を否定しているという意味ではありません。私が自分の作りだす作品において知識チートと呼ばれるものが無理だと思っているだけです。
この度は感想ありがとうございました。
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