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[良い点]
せつないけれど、とても心が温まるお話でした。

序盤から夫さんはどんな気持ちでアンドロイドをつくっていたのかなと考えはじめると、涙なしには読めませんでした。夫からのメッセージを受け取った後のリリの決断にも心が打たれました。
お互いを想う気持ちが溢れていて、優しい気持ちになる作品です。

クスッと笑いがこみあげてしまうようなところもあって、そういったところが
より切なさを感じさせつつも、重くなりすぎずに心にストンと入ってくるようです。

自分は大切な人のこと、ちゃんと大切にできているかな?伝わっているかな?優しくしたいなと感じました。
素敵なお話をありがとうございます。
ひらり様
こんばんは。感想ありがとうございます。
なろうの方まで見てくださって恐縮です。

夫は前向きなことばかり考えてたわけじゃないでしょうが、リリのそばに残した言葉はあの手紙と二号という形でした。

彼はできることが一つしかない人で、リリに会うまではそれしかできないとからそこにいる、という感じだったものが、リリに出会ってその自分ができることをポジティブなこととして捉えられるようになって、愛されていることを実感できるようになりました。

やり残したことは何かと考えた時に、もっとリリの近くにいたかった、とか、彼女に言われたことを直せなかった、という気持ちで作ろうかなと構想を練り始めて、途中でリリがそのままでいいって言ってたのに自分がそれを否定してしまうのはどうなんだろうと思って、将来自分がいなくなった時にリリが"ちゃんとした自分"に「余計なことするな!」って怒ってるのを想像して笑ったと思います。
そこから二号に一年間の役割を作ってあげて…
よろしくね、という気持ちと、いいなぁ、と思う気持ちもあって、だから自分の言葉は二号の中じゃなくて別の形にしたんじゃないかと。

相手のことを大切に思って日々を過ごしていたら、一緒にいる毎日の思い出や交わした言葉のひとつひとつ、心の中に残ったなにかから愛が伝わるんじゃないかなと思います。
ひらりさんが、大切にできているかな?と心に浮かべた人と、これからも良い日が過ごせますように!

好きな話なのでつい返信が長くなってしまいました。
感想嬉しかったです!ありがとうございました。
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