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[気になる点]
コンテストの12,000文字以内という規定のため色々と切り詰めざるをえなかったのかもしれないですが、あえてその都合を無視させていただくと……

今度の勇者召喚に対し魔族は「召喚に使う魔法陣を破壊したのになぜまた召喚できたのか」という認識のようですが、あまり情報が多くないため読者からすると「一度作れたものをまた作れても別に不思議は無いのでは?」という気がしてしまうなと。
「もう入手不可能な素材が使われていた」とか「また作る事は可能だが数年程度では時間が足りないはず」とか、魔族が不思議がる理由の補足が何か欲しかったです。

もう一つ。人族と違い召喚の研究をしたわけでもないらしく、そのうえ一番の強みの闇魔法を捨てた現在の魔族に、どうして似た様な異世界召喚が可能なのか、これの説明も欲しかったです。
両種族の召喚の違いの説明が無いと「異世界召喚はその研究も準備もしていなかった魔族でもすぐに成功させられた程度のもの」「人族にはもう不可能なはずというのは人族の魔法技術をみくびっている魔族の思い込み」というふうにも見えてしまうなと。
  • 投稿者: 非ログイン読者
  • 2023年 06月26日 18時13分
色々とためになる感想ありがとうございます!
もし長編化することになったら、最初の1万字で書かないとだめですね。

召喚魔法陣は核兵器みたいなイメージでした。
北朝鮮が破壊したのにまた作った――みたいな感じです。
おっしゃる通り、また作るのは可能なんですよね・・・

人族側は召喚魔法陣を作らない、という条約を結んだだけです。
また作り直すのは魔力量の少ない人族には時間やお金がかかるのですが、
国民から娯楽を奪って注力したのでさくっと作れました。

この娯楽を奪って――というのが、このあとのプロットで奏多が人族領にライブしに行って人気になる理由になってきます。

魔族側は魔力量が多いから異世界召喚可能なのですが、本文中にもっと説明を加えるべきでしたね。

長編の場合にも早い段階で明かしておく情報ですね。
ためになる意見、本当にありがとうございました!
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