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[一言]
主題が変わりつつも、フェミニズムは一貫して家父長制の打破に集約されると思っています。
一方で表現抑圧を叫ぶツイフェミは、「はしたない」「子供に見せられない」といった、非常に家父長制的な側面からの批判が多く行われていることが本末転倒に思えます。

公民権運動にせよ抑圧からの開放にせよ、当時は「はしたない」との批判にさらされ続けてきました。
これは第3波の今も「性的少数者は気持ち悪い」と非難される点で、構造は同じだと感じます。
それに対して「うるせえジジババ!」って言う自由主義の極致な立場にいるのがフェミニズムでないと話がおかしくなってくる。
なのにツイフェミ側は「ジジババ」ムーブをしているわけで……。

同じ観点で、そもそものマルクス主義的フェミもよく分からんのですよね。
確かに社会は変革されるだろうけど、より厳格な社会主義に押し込められるのが目に見えとるがな、って。
フェミニズムの根幹にある自由主義を捨ててマルクスに走った異端のイメージ。

そこから生まれたラディカルフェミは、マルクスすらも捨てて対男性の攻撃性だけ残った鬼子。
ツイフェミは鬼子が鬼婆に老いて、さらに本来敵だった家父長制側の存在(婦人会)が紛れ込んだ悪魔合体。

もはやフェミニズムの原型がなくなった以上、別の流れから最新のフェミニズムが生まれるのもむべなるかな。
  • 投稿者: +1
  • 2023年 07月12日 17時47分
+1様 感想ありがとうございますm(_ _)m

仰有る通りなんですよね。

ラディカルフェミニズムは、そもそもフェミニズムのアンチとしてスタートしてますから、本来のフェミニズムとは違うんですよね。

だとしても、主体としてフェミニズムを継承し、アプローチをかえるとかなら、第2派と呼べるものだったんですが、結局は主体すら失ってしまったために、仰有るように異端となってしまった。

第3派フェミニズムは、リベラルフェミニズムが公的領域での目的を達成したことをふまえて、あらたにリベラリズムに則して目標を設定しなおした、正当な後継と言えるので、原点回帰した上でアップデートしたと言えますから、ラディカルフェミニズムは廃れていくでしょうね。
[良い点]
ややこしい問題ですが、簡潔によくまとめられていると思います。
[気になる点]
LGBTと並んで、男女の思想・権利のあり方を個々人がしっかりとまとめる必要があるのではないかな?と思っています。

「人間」という枠で男女の生きる権利は今の時代は平等です。
しかし、エッセイで書かれているように昔は女性に政治に参加する権利など、女性に対して幾つかの権利はありませんでした。
フェミニズムは、フランス革命やアメリカの南北戦争などの歴史を経て「人間」として得るべき正当なる「女性の権利」を人種に関係なく会得してきた歴史がフェミニズムだと思っています。
ですが最近の「ツイフェミ」と称される人たちは、「女である自分の個人を尊重しろ」という考えのもと、他者の考えを否定しているだけのように見受けられます。
そこに社会性も公共性もありません。

最近ではLGBT法によって、屋外での女性のトイレ問題がニュースなどで取り扱われていますが、これこそ多くの女性の社会的権利を侵害する悪法ではないかと思っています。

[一言]
本来の「公共的」な女性の権利を得るはずのフェミニズムが「個人的」あるいは「利己的」な女性の権利を主張する言葉へとすり替わっているように思えます。

自分の権利を得るために、他者の権利を侵害するのは欺瞞だと思います。


  • 投稿者: 天海波平
  • 男性
  • 2023年 07月11日 23時07分
天海波平様 感想ありがとうございますm(_ _)m

簡潔にまとまっていると思っていただけて良かったです。

フェミニズムって、仰有るように、先進国ではすでに役割を終えてるんですよね。
第3派フェミニズムはポストフェミニズムや既存のフェミニズムのアンチから流れをくんでるように思うんですよ。
つまりは「フェミニズム」というものを根底から考えなおし、仰有るように「人間」という存在そのものにフォーカスする姿勢へと変化しているんだと思うんです。

結局のところ、マイノリティや女性、弱者とされる側に利益誘導する当事者と、その当事者に利益誘導することで権益を得ようとする者、本当の意味で平等な社会の実現を図る者と、入りくんでしまって、ややこしくなってますよね。

権利がある以上は義務があります。
そして、個人の有する権利は他者と何処かで衝突しますから、法の枠組みで是正しなければいけません。

LGBT法はその衝突を加速させる本末転倒な悪法ですよね。
[一言]
キリスト教、ユダヤ教、イスラム教は「改宗しない異教徒は敵」と言い切ってあれこれやってましたから、ルーツを辿るならそっちかな?共産主義も発狂系ツイフェミも似たようなところがありますし。
正確に言えば、過激化したグループってどれも似たようなことをやるよねという話になる。「~がルーツだから」という影響も0とは言いませんけど、どちらかという人類全般に言える法則じゃないかなぁと思った次第。

  • 投稿者: yazu
  • 2023年 07月10日 23時18分
yazu様 感想ありがとうございますm(_ _)m

まあ、フェミニズムの分類自体が諸説ありますからねー。
フランス人権宣言から始まったリベラルフェミニズムにたいしてのアンチテーゼを唱えた集団が、当時としては先端の思想だったマルクスを利用し、担ぎ上げたとも言えるのが社会主義的フェミニズムなので、なにか特定の人物や事象に乗っかる体質だけは継承してるなーとは思います。

一神教は追放された歴史による恨みの文化と、どうしても教義に強烈な矛盾を抱えてしまいますから、思想が歪むんですよね。

先鋭化したり、過激派となった思想や宗教って、総じて排他的になり内ゲバを始めるので、それは人間そのものの性質なんでしょうね。
[一言]
思想的な話は極端だったり、男性はこう女性はこうと逆に決めつけている部分があったりして、正直ついていけませんが……。

可愛いは正義。
これは真理ではないかと。
平民のひろろ様 感想ありがとうございますm(_ _)m

こういった思想信条というのは仰有っておられるようにやや過剰になりすぎてしまうところがありますよね。
ウーマンリブの運動は女性の社会進出を後押ししましたが、結果として「男勝りな女性像」を女性に押し付ける新たな抑圧となってしまいました。
それにたいして、若い女性たちの「自分らしくある」生き方が注目され、日本のギャル文化がカウンターとして取り上げられたのは皮肉だなーと感じます。
昨今でも、ギャルタレの方がツミフェミの方の無理筋な論法を正論でねじ伏せていて、「あるがままに自分らしく」あることの「自然さ」が、凝り固まった「不自然な論理」の破綻を露呈しているように思います。

まー、可愛いは正義ですよ、ホントに(笑)

長くなって申し訳ありませんm(_ _)m
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