感想一覧
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まあ、気にしなくていいんじゃないですかね。
そもそも異世界なのに日本語が通じてる時点でおかしいし。
異世界の出来事を日本語で出力してるだけと考えれば問題は無いと思います。
まあ、気にしなくていいんじゃないですかね。
そもそも異世界なのに日本語が通じてる時点でおかしいし。
異世界の出来事を日本語で出力してるだけと考えれば問題は無いと思います。
[良い点]
故事成語あるある面白かったです。なかでも折檻。状況を考えると押さえ込まれて折れたのでしょうけれど、詰め寄って折っていても折檻は成立する、どちらだろうと思ってしまいました。
[気になる点]
鐘は鋳型を作るのが大きいとより難しいので時間がかかるで良いのではないかと思います。
故事成語あるある面白かったです。なかでも折檻。状況を考えると押さえ込まれて折れたのでしょうけれど、詰め寄って折っていても折檻は成立する、どちらだろうと思ってしまいました。
[気になる点]
鐘は鋳型を作るのが大きいとより難しいので時間がかかるで良いのではないかと思います。
ご感想ありがとうございます。
折檻の語源にあったような状況は特殊すぎて、どうしてこれが世の中に広まったのか、少し謎です。
折檻の語源にあったような状況は特殊すぎて、どうしてこれが世の中に広まったのか、少し謎です。
- 加藤 良介
- 2023年 07月14日 15時52分
[一言]
魔法の「魔」は仏教用語だったような記憶が…
マジックは東方三賢者当たりが語源に近かったような…
つまり、細かいことは気にしちゃ駄目ってことですよね。
魔法の「魔」は仏教用語だったような記憶が…
マジックは東方三賢者当たりが語源に近かったような…
つまり、細かいことは気にしちゃ駄目ってことですよね。
ご感想ありがとうございます。
仏教用語は、マジできりがありません。
それこそ異世界転生なんて、仏教観抜きでは有り得ませんし。
なろうにおける異世界転生の流行は、21世紀の新仏教の流れだった。
死後の世界に救いを持てめているのだ。
だれか研究してくれませんかね。
私はこういう文化人類学が知りたいのです。
仏教用語は、マジできりがありません。
それこそ異世界転生なんて、仏教観抜きでは有り得ませんし。
なろうにおける異世界転生の流行は、21世紀の新仏教の流れだった。
死後の世界に救いを持てめているのだ。
だれか研究してくれませんかね。
私はこういう文化人類学が知りたいのです。
- 加藤 良介
- 2023年 07月14日 15時50分
[一言]
捲土重来の詩は面白いですよね。長江の渡場である烏江で自害し最期を遂げた項羽が、死の間際烏江亭の亭長に江東へ逃れて再起を図る提案をされるも断った逸話から、男たるもの恥を忍んで生きながらえるべきであって、江東には人材も多数いただろうにというもの。
江東・江南はまさしく項羽の母国楚以来、三国志の呉を筆頭とする六朝(呉・東晋・劉宋・蕭斉・蕭梁・南陳)、五代十国の呉越・閩、そして趙宋から南宋、初期の明に至るまで多くの勢力が勃興しながら、一部の例外を除いて中華統一王朝の地位を常に華北にとられ続けていた場所なんですよね。文化面でも見劣りしないどころか、趙宋から明にかけては寧ろ江南地域の方が生産力では華北を上回っていたにも関わらず、南京やその周辺に首都を置いた王朝はどうにも長続きしない…
王安石はその可能性を否定しましたが、肥沃な江南に項羽が逃げ込んで、楚の人材をかき集めて抗戦していたらどうなっていたか。実は中国史全体に跨る至上命題の1つなのかもしれませんね。
右に出る者がいない、の左右尊卑に関してですが、これには諸説あるのでハッキリしない部分もあるようです。ただ少なくとも中国では左右のどちらが上に立つかが時代によって揺れ動いていたようで、殷周期は文官が左上位、武官が右上位となっていたらしく、戦国時代にはこれが逆になり、秦の始皇帝が中国を統一すると右上位に固定されたそうです。
右上位の時代は漢代を通じて続きますが、中国南北朝時代に主に六朝でそれが逆転して左上位となり、隋唐以来清まで左上位が続いたそうです。例外はモンゴル帝国の元王朝で、モンゴル民族の風習なのか元代だけは右上位だったとか。
日本で左大臣の方が上位なのは、律令制を採用した奈良時代だと中国は唐王朝なので、漢代までの右上位が左上位に置き換わっていたことが原因だと考えられています。一方左遷の語源は俗説では秦王朝の滅亡後の論功行賞で漢の初代劉邦が項羽に睨まれて漢中王に飛ばされたことに由来するとされていますが、異説もあるようで詳しくは不明です。ただ左が下である以上隋唐以降に成立した語とは考えづらく、恐らく左遷という語自体は漢代に生まれたのではと思います。
語源探しって結構面白いのですが、ドン詰まるとその先に中々進みづらいのが悩みどころですね。
捲土重来の詩は面白いですよね。長江の渡場である烏江で自害し最期を遂げた項羽が、死の間際烏江亭の亭長に江東へ逃れて再起を図る提案をされるも断った逸話から、男たるもの恥を忍んで生きながらえるべきであって、江東には人材も多数いただろうにというもの。
江東・江南はまさしく項羽の母国楚以来、三国志の呉を筆頭とする六朝(呉・東晋・劉宋・蕭斉・蕭梁・南陳)、五代十国の呉越・閩、そして趙宋から南宋、初期の明に至るまで多くの勢力が勃興しながら、一部の例外を除いて中華統一王朝の地位を常に華北にとられ続けていた場所なんですよね。文化面でも見劣りしないどころか、趙宋から明にかけては寧ろ江南地域の方が生産力では華北を上回っていたにも関わらず、南京やその周辺に首都を置いた王朝はどうにも長続きしない…
王安石はその可能性を否定しましたが、肥沃な江南に項羽が逃げ込んで、楚の人材をかき集めて抗戦していたらどうなっていたか。実は中国史全体に跨る至上命題の1つなのかもしれませんね。
右に出る者がいない、の左右尊卑に関してですが、これには諸説あるのでハッキリしない部分もあるようです。ただ少なくとも中国では左右のどちらが上に立つかが時代によって揺れ動いていたようで、殷周期は文官が左上位、武官が右上位となっていたらしく、戦国時代にはこれが逆になり、秦の始皇帝が中国を統一すると右上位に固定されたそうです。
右上位の時代は漢代を通じて続きますが、中国南北朝時代に主に六朝でそれが逆転して左上位となり、隋唐以来清まで左上位が続いたそうです。例外はモンゴル帝国の元王朝で、モンゴル民族の風習なのか元代だけは右上位だったとか。
日本で左大臣の方が上位なのは、律令制を採用した奈良時代だと中国は唐王朝なので、漢代までの右上位が左上位に置き換わっていたことが原因だと考えられています。一方左遷の語源は俗説では秦王朝の滅亡後の論功行賞で漢の初代劉邦が項羽に睨まれて漢中王に飛ばされたことに由来するとされていますが、異説もあるようで詳しくは不明です。ただ左が下である以上隋唐以降に成立した語とは考えづらく、恐らく左遷という語自体は漢代に生まれたのではと思います。
語源探しって結構面白いのですが、ドン詰まるとその先に中々進みづらいのが悩みどころですね。
ご感想ありがとうございます。
捲土重来の語感からは、成功の可能性が高いように感じられます。
素晴らしい表現力です。
右高左低の詳しい変遷、ありがとうございます。
中国で入れ替わっていたのが、そのまま日本に伝わった感じですか。
文化の伝播時期の違いからくる差なのですね。興味深いです。
捲土重来の語感からは、成功の可能性が高いように感じられます。
素晴らしい表現力です。
右高左低の詳しい変遷、ありがとうございます。
中国で入れ替わっていたのが、そのまま日本に伝わった感じですか。
文化の伝播時期の違いからくる差なのですね。興味深いです。
- 加藤 良介
- 2023年 07月14日 15時44分
[気になる点]
料理名では、故事成語以上に人名由来や地名由来のものが多くて、設定上困ることがあります。
[一言]
他の語として「紅一点」や「百発百中」なんていかがでしょうか。
あと、追放物で多い「勘当」も、もともとの意味は違いますね。
料理名では、故事成語以上に人名由来や地名由来のものが多くて、設定上困ることがあります。
[一言]
他の語として「紅一点」や「百発百中」なんていかがでしょうか。
あと、追放物で多い「勘当」も、もともとの意味は違いますね。
ご感想ありがとうございます。
料理名ですか。
それは知りませんでした。気を付けよう。
「紅一点」や「百発百中」は、絶対使いますね。
教えて頂きありがとうございます。
特に紅一点は、他に良い表現が思いつきません。漢字三文字でこの表現力。
凄いです。
故事成語は、元が漢文ですから、短く的確に表現してくるんですよね。文章の勢いも付けられるので、手放せません。
料理名ですか。
それは知りませんでした。気を付けよう。
「紅一点」や「百発百中」は、絶対使いますね。
教えて頂きありがとうございます。
特に紅一点は、他に良い表現が思いつきません。漢字三文字でこの表現力。
凄いです。
故事成語は、元が漢文ですから、短く的確に表現してくるんですよね。文章の勢いも付けられるので、手放せません。
- 加藤 良介
- 2023年 07月12日 22時31分
[一言]
故事成語じゃないけど
『軍師』
が気になる
西洋っぽい世界観なのに「軍師」
普通は「作戦参謀」とか「参謀長」とかだよね
故事成語じゃないけど
『軍師』
が気になる
西洋っぽい世界観なのに「軍師」
普通は「作戦参謀」とか「参謀長」とかだよね
ご感想ありがとうございます。
軍師ですか。
確かにそうですね。西洋ではあまり聞かない職務です。ってか、近代に入るまで、該当する人物に心当たりがありません。
軍師ですか。
確かにそうですね。西洋ではあまり聞かない職務です。ってか、近代に入るまで、該当する人物に心当たりがありません。
- 加藤 良介
- 2023年 07月12日 22時25分
[一言]
普段から使う言葉の由来が分かって、面白かったです。
私はファンタジー世界などでも、これらの言葉をわりと普通に使ってしまいます。
ほぼ同じ意味の造語を出すのもオリジナリティがあっていいのですが、今度はその世界でその言葉が作られた由来などを説明し始めると、キリがなくなってしまうので。
普段から使う言葉の由来が分かって、面白かったです。
私はファンタジー世界などでも、これらの言葉をわりと普通に使ってしまいます。
ほぼ同じ意味の造語を出すのもオリジナリティがあっていいのですが、今度はその世界でその言葉が作られた由来などを説明し始めると、キリがなくなってしまうので。
ご感想ありがとうございます。
自家製の造語は、難しいですよね。
作品の根幹にかかわるのであれば、考えてもいいですけど、一表現にそこまで労力は避けません。
自家製の造語は、難しいですよね。
作品の根幹にかかわるのであれば、考えてもいいですけど、一表現にそこまで労力は避けません。
- 加藤 良介
- 2023年 07月12日 22時20分
[良い点]
解説ありがとうございました。
『戦国策』と『故事成語』が入り混じっておりまして出典を全然覚えていなかったので勉強になりました。
[一言]
『虎の威を借る狐』って日本では意味が確立していますが、本場では未完成故事だったのが意外だったのを覚えています。日本的な解釈が主流でしたが一部で、『狐が天帝の使い』ではないことを誰が証明出来る?
との事でしたが今はどうなっておる事やら。
解説ありがとうございました。
『戦国策』と『故事成語』が入り混じっておりまして出典を全然覚えていなかったので勉強になりました。
[一言]
『虎の威を借る狐』って日本では意味が確立していますが、本場では未完成故事だったのが意外だったのを覚えています。日本的な解釈が主流でしたが一部で、『狐が天帝の使い』ではないことを誰が証明出来る?
との事でしたが今はどうなっておる事やら。
ご感想ありがとうございます。
虎と狐は、そんなことになっているのですね。
本国では使われていないというのも面白いです。
虎と狐は、そんなことになっているのですね。
本国では使われていないというのも面白いです。
- 加藤 良介
- 2023年 07月12日 22時18分
[一言]
別に揚げ足を取るわけじゃないですけど、
・鳥のいない世界で “一石二鳥” は通じるのか
・烏のいない世界で “烏合の衆” は 〃
・竜の存在意義が違う世界で “登竜門” は 〃
・牛のいない世界で “牛耳を執る” は 〃
・距離の単位に “里” がない世界で “五里霧中”、“千里眼” は 〃
まぁファンタジー世界を作るなら、そこに合ったそれっぽい言葉を創って欲しいかな。
“バタフライ・エフェクト” を日本語にすると “風が吹けば桶屋が儲かる” になるようにね。
別に揚げ足を取るわけじゃないですけど、
・鳥のいない世界で “一石二鳥” は通じるのか
・烏のいない世界で “烏合の衆” は 〃
・竜の存在意義が違う世界で “登竜門” は 〃
・牛のいない世界で “牛耳を執る” は 〃
・距離の単位に “里” がない世界で “五里霧中”、“千里眼” は 〃
まぁファンタジー世界を作るなら、そこに合ったそれっぽい言葉を創って欲しいかな。
“バタフライ・エフェクト” を日本語にすると “風が吹けば桶屋が儲かる” になるようにね。
ご感想ありがとうございます。
故事成語を使わなくても、表現はできますが、文章の流れや勢いが阻害されるんですよね。
故事成語を使わなくても、表現はできますが、文章の流れや勢いが阻害されるんですよね。
- 加藤 良介
- 2023年 07月12日 22時15分
[一言]
解説おつかれさまでした(笑)
ためになりました。
でもまあ、日本語に訳してこうなるんだよ、説をとりたいと思います。
洋画の日本語訳でも、日本人にわかりやすい言葉や表現に差し替えますからね。
解説おつかれさまでした(笑)
ためになりました。
でもまあ、日本語に訳してこうなるんだよ、説をとりたいと思います。
洋画の日本語訳でも、日本人にわかりやすい言葉や表現に差し替えますからね。
ご感想ありがとうございます。
お役に立ったのであれば嬉しいです。
今回、選抜した故事成語は、使ってもいいと思います。
お役に立ったのであれば嬉しいです。
今回、選抜した故事成語は、使ってもいいと思います。
- 加藤 良介
- 2023年 07月12日 22時14分
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