感想一覧

七海いと様、こちらの「女子高校生士族の居合術」をお読み下さいましてありがとうございます。
愛刀を携えて武士の誇りを示そうとする士族の女子高生を視点人物に据えた本作、御評価頂けて喜ばしい限りで御座います。

本作における21世紀の日本は士族の帯刀が許されているのですが、諸々の事情から敢えて帯刀せずに街へ出る士族が若年層を中心に一定数存在する状況なのですね。
そうした状況ですと、千光さんや茉穗さんのように帯刀を続ける士族の若者は、「腰へ差した大小の業物」を「武士の誇り」と直結させて考えるようになり、「武士としての自分」を追及するようになっていくのだと思います。
そんな「武士の誇り」が千光さんの中で純化されていった結果が、演武会の際に千光さんの感じた「武士としての本能の疼き」なのだと思います。
21世紀を生きる士族の誇りと気概は、本作の中で特に表現したかった事ですので、ご評価頂けて喜ばしい限りで御座います。

また、この「女子高校生士族の居合術」は挿絵であるAIイラストから逆算してプロットを練ったお話でした。
愛刀を片手に緊張した面持ちで一歩踏み出す姿から、「真剣を用いた御前試合的な競技へ出場する所なのかな」という具合にイメージを膨らませていったのですが、「イメージにぴったりで素敵」とご評価頂けて喜ばしい限りで御座います。

励みになる御感想、誠に感謝致します。
数ある「夏企画・if……物語」参加作品の中で本作を御読み頂きまして、誠にありがとうございます。

みこと様、こちらの「女子高校生士族の居合術」をお読み下さいましてありがとうございます。
愛刀を携えて武士の誇りを示そうとする士族の女子高生を視点人物に据えた本作、御評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
他流試合による無用のトラブルを避けつつも地域の士族社会での務めをキチンと果たし、士族の誇りである帯刀と武士道精神を重んじる。
そんな先山さんの人物像は、「若者の帯刀離れ」の進む21世紀の日本における矜持と誇りを持った若き士族の模範例という感じですね。
励みになる御感想、誠に感謝致します。

水渕成分様、こちらの「女子高校生士族の居合術」をお読み下さいましてありがとうございます。
愛刀を携えて武士の誇りを示そうとする士族の女子高生を視点人物に据えた本作、「さわやかで清々しい」と御評価頂けて喜ばしい限りで御座います。
他流試合に起因する諍いを回避しつつ、演武会で士族としての誇りを示す。
この二つの目的を両立するために先山さんが取った居合術という選択肢は、彼女に高い集中力と技量を強いるある種の茨の道となりましたね。
しかしながら、それを成し遂げた事で先山さんは士族としても剣客としてもより一層に成長出来たのだと思います。
励みになる御感想、誠に感謝致します。