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本作は短編のため、最低限の描写になりますが、劇団若虎の座員達の日常的なやりとりの昔気質な雰囲気が抜群でした。
実際に舞台で活動をなされた経験が独特な稽古のシステムに他劇団の者を含む人間関係、劇場毎の客傾向と随所にリアリティを強く感じました。
各話で主要な人物が違う為、各々の個性に愛着を抱きつつ、彦四郎と虎五郎の居酒屋内で思い出を語ったり深入りせずに本音を誤魔化したりと次第に核心に迫りそうな距離感にドキッとしました。
それが現実になった最終話に四代目襲名の是非はどうあれ、親子仲の深まりを願いたくなります。
三太と愛染が健気な第五話の展開も素敵でした。
素敵な作品をコンテストにご応募いただきありがとうございます。
運営さま、ご覧頂きご丁寧な感想をどうもありがとうございました。大変嬉しいです。これからも執筆頑張ります。どうか宜しくお願い致します。
  • 堀川士朗
  • 2025年 06月21日 08時11分
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