感想一覧

[気になる点]
ヴィオラの婚約者は誰なんでしょう？

＞「ソーラス、俺がヴィオラと婚約していることを知ってわざと言っているのか？」
→発言者（俺）＝ヴィオラの婚約者
→発言者（俺）≠ソーラス
→ソーラス≠ヴィオラの婚約者

よって、ヴィオラの婚約者はソーラスではないと思っていたのですが、次の行で分からなくなりました。

＞　普段は明るい私の婚約者、ソーラス・オーシャン侯爵令息様の友人との会話も暗くなってしまった。

この文だと、【私（ヴィオラ）の婚約者＝ソーラス】に見えます。

読みようによっては（ソーラス（略）様の部分を「友人」への単なる修飾語と見なして）、【私（ヴィオラ）の婚約者＝友人】という文構造だと見えなくもないですし、それならば上の文と合致しますが、以降の文を読むとやっぱり「ヴィオラの婚約者＝ソーラス」のようにも見えます。

[一言]
何処にやってもかなり難しい気がする。
死んだら必ず巻き戻るのなら、リリアの自殺を何十年も止めなければいけない。
そんな事、可能なんでしょうか？
拘束衣着せて猿轡噛ませるまでしないと無理ですし、衰弱死させてしまっても駄目だとしたら……
現代でも囚人が時々自殺しますが、監視しててもその気になれば割と出来てしまうものです。
死への強い抵抗感があってそれですから、やり直すだけの手段としか思ってないリリアの自死を防ぎ続けるのは難易度が高すぎるというか。
何かしら、自死を防げる魔法があれば良いのですが。

[良い点]
逆行したことでいきなりいろんなことが開けるのではなくて、少しずつ積み重ねて現実的に解決できているのが良いですね。
主人公がやたらと相手に陥れられて、周囲も簡単に相手側に騙される不思議国家、なんて事にもなっていないので読みやすいです。
[気になる点]
オズワルドの非常識の数々には発言が腹に据えかねました。
が、親に叱られた程度では何も響いていない点。
どんな育て方をこれまでしてきたのか。
吐き気がする。
[一言]
リリアが無駄に主人公を恨んでいるようですが、思い込み？逆恨み？どんな理由であれ、自分勝手な理由そうだなーというのが滲み出ていてこれまた気持ちが悪い。

[一言]
サーシャの、結婚への最低条件の『食事を抜かれない』が切ない…。