感想一覧

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[良い点]
因果応報とはよく言ったもので、何事もツケを支払う時は来るのだとのお話。
「我にこの村で一番悪事を働く者を供えよ」
との地蔵様の御言葉も、騙された事に気付いた村人の仕業だったと思えば、人の心に潜む残虐性に更なる恐怖を覚えるかも。
[一言]
瑞月風花様の活動報告からやってまいりました。
血飛沫が舞うような奴は苦手なのですが、教条的な物語は大好きです。
良作をありがとうございました。
[一言]
最後が怖すぎました。
悪いことはしちゃダメですね。
[一言]
最後の言葉はお地蔵様自身の言葉だったのでしょうか。
自業自得ですが、背筋の凍るお話だと思いました。
読ませていただきありがとうございました。
感想有り難うございます

最後の言葉がお地蔵様のものなのか

それとも、嘘つき少年の所業に気付いた村人の誰かが、彼の真似して復讐に利用したのか

それは読者様の皆さんのご想像にお任せいたします

しかし、いずれにしろ人々が信仰対象としている存在を良からぬことに悪用するのは、良い結果を招かないということなのでしょうね
[良い点]
本当に怖くて良いのだ昔話。
  • 投稿者: 閃光の翼
  • 男性
  • 2023年 07月28日 21時02分
感想ありがとうございます

この話を「仏罰」と捉えるか「魔物の所業」と捉えるかは読者様次第ということで
[良い点]
やっぱり、悪人にはいつか天罰が下るんだな…………。
[一言]
普通の昔話だったら『お地蔵様が少年に怖い体験をさせて、『もう悪事はしません』と改心させる』といった感じでメデタシメデタシなのに………なのにも殺さなくても良かったのでは(-_-;)
感想ありがとうございます

そうですね

よくある昔話であるなら、仏様が懲らしめて、不心得者は改心するところです

ですが、この話には一つミスリードがあるのです

それは「仏様の姿をしているから、本当に善なるものとは限らない」という点です

「人面獣心」とありますように、見た目は慈悲深くとも、心は冷酷無情という存在は確かにいて、そういった存在に下手なちょっかいをかけると手痛い目に遭うわけです

少年が仏様に成り済まし、人を騙していた手法が、人ならざるものの怒りを買い、意趣返しとして殺されてしまうのも、ある意味「因果応報」といったところでしょうか
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