感想一覧
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頓智はもともと禅の言葉で、ふとした、きっかけで悟るのを頓悟といいます。作者様は頓智の危うさを言及しまして、庶民村人の了解で成立していると表現しました。
ですが、頓智の最も危険なところはその意味と行為における「反骨」なのです。
吉四六さんがトンチでイヤガラセする相手って決まって庄屋名主でしょ。そういうことです。
頓智はもともと禅の言葉で、ふとした、きっかけで悟るのを頓悟といいます。作者様は頓智の危うさを言及しまして、庶民村人の了解で成立していると表現しました。
ですが、頓智の最も危険なところはその意味と行為における「反骨」なのです。
吉四六さんがトンチでイヤガラセする相手って決まって庄屋名主でしょ。そういうことです。
感想ありがとうございます。
なるほど「反骨」ですか……
だから「一休さん」もその時代の為政者である足利義満を頓知でやっつけたみたいなニュアンスが物語の中にあるのですね。
史実では二人が会ったことは無いのに、このような物語が生まれるのはその「反骨」に付随して「反権力」「反社会」というものをコミカルに盛り込んだ、ある意味で「ガス抜き」のようなものだったのかな?
勉強になります。ありがとうございました。
なるほど「反骨」ですか……
だから「一休さん」もその時代の為政者である足利義満を頓知でやっつけたみたいなニュアンスが物語の中にあるのですね。
史実では二人が会ったことは無いのに、このような物語が生まれるのはその「反骨」に付随して「反権力」「反社会」というものをコミカルに盛り込んだ、ある意味で「ガス抜き」のようなものだったのかな?
勉強になります。ありがとうございました。
- 天海波平
- 2023年 08月05日 14時08分
[一言]
畑にどのくらいの深さぶっ挿せば人が登ってもはしごが倒れないようになるのか まず真っ先に思いました。
私は村人は愚かだとは思わず、善人がいいように使われた と思いますが、それは吉四六さんが村人と良好な関係を築いていなければ成り立たないことだと思います。 しょっちゅうこんなことをやっていては村人と良好な関係が築けるはずもないので。
人たらしであろうが、あとでフォローがあろうが、類似の行動が何度かあったら信用は失くなります。
上記2点からこの話は不出来な創作だと思います。
もしこれが実話なら、村人は “わかっていて付き合っている” のです。
大した手間じゃないから、忙しい中のちょっとした娯楽、言っても無駄だから付き合ったほうが早く済む、など、付き合う理由はわかりませんけど。
それが正しい 「背景」 だと思います。 日本人っぽいでしょ。
畑にどのくらいの深さぶっ挿せば人が登ってもはしごが倒れないようになるのか まず真っ先に思いました。
私は村人は愚かだとは思わず、善人がいいように使われた と思いますが、それは吉四六さんが村人と良好な関係を築いていなければ成り立たないことだと思います。 しょっちゅうこんなことをやっていては村人と良好な関係が築けるはずもないので。
人たらしであろうが、あとでフォローがあろうが、類似の行動が何度かあったら信用は失くなります。
上記2点からこの話は不出来な創作だと思います。
もしこれが実話なら、村人は “わかっていて付き合っている” のです。
大した手間じゃないから、忙しい中のちょっとした娯楽、言っても無駄だから付き合ったほうが早く済む、など、付き合う理由はわかりませんけど。
それが正しい 「背景」 だと思います。 日本人っぽいでしょ。
感想ありがとうございます。
はい、私も薬缶さんと同じようなところは多少なり感じます。
それらを理解した上で、この吉四六さんのようなお話を楽しめる事が大事なんだろうなぁ、と思うのです。
しいて言うのであれば「騙されてあげる」といった感覚でしょうか?
ただですね、そういった感覚を歪め、今の社会はメディアやネットを通じて無意識に悪用している部分があるようにも思うのです。
「人の善意につけ込んだ商売」そのような感覚を、私自身が持っていて、それを部分的にも肯定しているからかもしれません。
いずれにせよ、「日本人らしさ」「日本人っぽさ」という感覚は大事にすべきだと思いますね。
はい、私も薬缶さんと同じようなところは多少なり感じます。
それらを理解した上で、この吉四六さんのようなお話を楽しめる事が大事なんだろうなぁ、と思うのです。
しいて言うのであれば「騙されてあげる」といった感覚でしょうか?
ただですね、そういった感覚を歪め、今の社会はメディアやネットを通じて無意識に悪用している部分があるようにも思うのです。
「人の善意につけ込んだ商売」そのような感覚を、私自身が持っていて、それを部分的にも肯定しているからかもしれません。
いずれにせよ、「日本人らしさ」「日本人っぽさ」という感覚は大事にすべきだと思いますね。
- 天海波平
- 2023年 07月29日 23時41分
[一言]
ああ、あれ麦踏みだったのか~。
ワシは畑を耕すために云々って何かで読んだ気がしたんですけどね、いや耕すために、あっちへフラフラ、こっちへフラフラやったって、土地が高くなるだけで耕せやしないだろ。とずっと思ってたんですね。
おそらくワシの読み違えが、そう思い込ませていただけのようですね。
本作の内容とは違う感想ですが、ありがとうございます!
ああ、あれ麦踏みだったのか~。
ワシは畑を耕すために云々って何かで読んだ気がしたんですけどね、いや耕すために、あっちへフラフラ、こっちへフラフラやったって、土地が高くなるだけで耕せやしないだろ。とずっと思ってたんですね。
おそらくワシの読み違えが、そう思い込ませていただけのようですね。
本作の内容とは違う感想ですが、ありがとうございます!
感想ありがとうございます。
このお話のそこの部分は諸説あるようで、おっしゃる通り畑を「耕すため〜」となっているところもあるようです。
いずれにせよ、畑で吉四六さんの音頭の元、何か大きな仕事を村人たちと短時間でやり遂げたんだと思います。
吉四六さんの音頭、つまり支持する立場を高い位置、ハシゴに登っているような高いところとして、このお話は作られているのかもしれませんね。
このお話のそこの部分は諸説あるようで、おっしゃる通り畑を「耕すため〜」となっているところもあるようです。
いずれにせよ、畑で吉四六さんの音頭の元、何か大きな仕事を村人たちと短時間でやり遂げたんだと思います。
吉四六さんの音頭、つまり支持する立場を高い位置、ハシゴに登っているような高いところとして、このお話は作られているのかもしれませんね。
- 天海波平
- 2023年 07月29日 23時03分
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