感想一覧

[良い点]
　轢いた人を助けねばと思うあまり知らない人を自宅に招くまでの勢いが、そのまま燐の混乱と焦りに繋がっていました。
　二人が仲良くなる過程がリウの表情にも表れていて、彼に恋する燐の気持ちが丁寧に描かれています。
　西瓜、シチュー、一緒に寝た日、それぞれのエピソードが楽しく描かれており、彼がいなくなってからの燐の喪失感、悲しみが伝わってきます。
　燐らしい再会で、良かったと思うと同時に笑ってしまいました。二度も彼女の勢いに飲まれたリウも驚いたことでしょう。
　最後にあのやり取りをみたかった、と幸せな気持ちになりました。
　その後が気になるのですが、燐の笑顔を前にそれを色々と考えるのは野暮ですね。
　それでは引き続き、コンテストをお楽しみください。