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本当にこの王妃様はロクなことしないな。息子や自分を守る最強の盾を自ら機能不全にして何考えてるんだろう?
何も考えてないんだろうな、とは思えてしまうが。

アーデルハイトが無事でありますように…
感想ありがとうございます!
はい。王妃様がやることはたいていロクでもないですね!

そして仰る通り、何も考えていません…。思考に推敲を重ねることがないので、衝動めいた思い付きで行動してしまいます。

周りに相談していればまだ違うのでしょうが、相手の話を理解しようとする努力をあまりしないので。相手からの懇切丁寧な説明と説得を待っているだけの女性なので。
匙を投げた夫(国王)と長男(王太子)は周りに「大目に見て許してやってくれ」のスタンスでした。つまり我慢を強いている状態でした。ただまぁ周囲もお仕事ですからね、我がままで癇癪持ちな主人よりは扱いやすくていいか、ぐらいに思われています。家庭がイコールで王室という壮大さです。

一度でも大怪我をしていればまた違っていたのでしょうが、息子の婚約者にやった人体実験の関与ですら結局のところ無罪放免でしたので。もちろん夫(国王)はギッチギチに締め上げていますが、本人何が悪かったのかはよくわかっていません。
奴隷貿易レベルにやべーことやってんだよ、って立太子されたばかりの長男君の方が理解してます。やばすぎて罪に問えなかったんだな、って。これ以上俺の足を引っ張らないでくれって願っています。ただ弟の婚約者はそんな母親を慕っていることもあり、スケープゴートとして心を痛めることもなく差しだしました。

なお次男、王妃様のかわいいフランツ君は「周りが俺の機嫌をとるのは当然!むしろ義務!」の学生なので、無口で無表情に媚びてこないアーデルハイトが不満でした。


アーデルハイトは無事です。ご心配ありがとうございます!
瘴気が噴き出すゲート真上で幻獣を仕留めようと思ったら、ドレイン能力が発動する暇もないコンマ数秒で落雷レベルのダメージを与える必要があります。
ようやくマルクスへの恋を自覚して、ゲートの裏側で愛を叫んできます。
[一言]
魅力的なキャラクターと世界観で面白いです。
特にアーデルハイトが好きで、この作品を読む理由の半分以上と言ってもいいくらいです。(笑)
その強さ、その頭脳、精神力。戦場での凛々しくカッコよくカリスマを感じさせる姿や、プライベートの可愛らしい少女の姿など凄く魅力的です。
  • 投稿者:
  • 男性
  • 2024年 09月18日 23時09分
感想ありがとうございます!
魅力的なキャラクターや世界観と仰っていただけてとても嬉しいです。特にアーデルハイトが、とありパソコン前に一人で拳を握って喜んできました。

「野戦指揮官とはかくあるべし」と育てられたので、彼女が持つのはかなり尖った能力です。そこへ生まれ育った伯爵令嬢としての環境と、隔離された王宮での王子妃教育が化学反応を起こした結果がプライベートでの少女の素顔となりました。

とはいえ告白してきた七つも年上の男を「私の犬」呼ばわりしちゃう悪役令嬢()です。
しかも、もう助からないと判断した部下へ自ら介錯を施す慈悲深さはあっても、一族郎党を魔族によって滅せられた部下を憐れむような優しさはありません。特別扱いもなく、魔獣=駆逐の精神をサーチ&デストロイに全肯定です。
善意あふれる第三者に「復讐は何も生み出さないんだ…!」とか涙を浮かべて詰め寄られても、16歳の信号色トリオ、ブレン君と並んで小首をかしげていそうな気がします。特に反論もせず、「貴重なご意見ありがとうございます」とか隊長らしく礼儀正しく答えると思います。

周囲に信頼されることはあっても、万人に愛される要素は低いアーデルハイトを好きになっていただき、またいつも読んでくださってありがとうごいます。


なお、ブルードラゴンにドロップキックを入れた場面ではアーデルハイトに「とう。」って言わせようか迷ってやめました…。
[一言]
敵が魅力的な作品は良作だ、と個人的には思っていますが······
悪役令嬢側からの作品で、
ここまでタフで魅力的な『ヒロイン』というのはあまりお目にかかったことがない気がします

構図的には争う形にはなってるんですが、
お互いに譲れないもののために戦っているだけなのもどことなく清々しさを感じられますね
それだけに王家のだらしなさが目につくのも確かですが······
コメントありがとうございます!
タフで魅力的と仰っていただき、とても嬉しいです。

構図としては悪役令嬢vs.ヒロインなのですが、こちらの二人はじつのところ争っていません。「彼女らの直接対決は行われない」とそれだけは最初から決めていました。互いの立場が袖をすり合わせるのみです。

それぞれ自分のステージとルールに従って戦っているので、「息子ちゃんが女性二人に争われている!」と信じている関係者は王妃だけです。
当事者の王子サマですらそうは思っていませんけど?ってツッコミを入れられる人間が王家にはいないことが一番の問題なのかもしれません。


こちらの『ヒロイン』はむしろ男主人公マルクス・ミュラーの対抗馬なので、強く、賢く、したたかに、を目指しました。暴力も魔法もナシです。本人の魅力と能力プラス組織のサポートで標的を攻略します。

一度裏切られたのなら、裏切った相手の責任。
同じ相手に二度裏切られるならそれは自分自身がマヌケなんだって言いきる『ヒロイン』と『男主人公』です。
出会っていれば同属嫌悪一択だったと思います。


ここまで読んでくださり、感想まで…!本当にありがとうございました。
[一言]
愛情がないわけではない
だけど別種の生き物、それも猛獣的なそれに近い存在であることも痛い位わかっていると
身内に放火魔がいるって想像を絶するプレッシャーですよね…。

愛情がないわけではないのです。
幼少期からの教育によって貴族としての規範や、紳士としての振る舞いも身につけてはいますが、本質的なところでは人の真似事をしている猛獣です。
とうとう「人なんかあちこちでたくさん死んでるじゃないですか」とか言い始めます。

お兄ちゃんは弟のことを家族として大事に思ってしますし、なんなら妻の仇をとってくれた恩人なんですが、恐怖もあります。
特に炎の矛先が父母たち家族、領地民、第三者に向けられることを何より怖いと思っています。本当にやらかしても「まさかそんなこと」より「ついにやったか」です。

「親切で礼儀正しければ許容するよ」「頑張ってお仕事しようね」っていう魔導士部隊や、猛獣使いとなった隊長と副官は大変ありがたい存在なのでした。


感想ありがとうございました。励みになります。
[良い点]
ピーアが苦労人すぎてちょっと笑っちゃいました
[一言]
いつも楽しく読まさせてもらっています
  • 投稿者: ニクロム
  • 23歳~29歳
  • 2024年 01月18日 12時50分

感想ありがとうございます。すごく嬉しいです。

ピーアは大変な苦労人ですね…!
お花畑の泥棒猫と見せかけて、じつは蛍雪の功って好きです。目指したのは不二子ちゃんとかドロンジョ様ですが、残念ながらガッツ以外はあまり似ませんでした。
実在する元・女スパイの男を落とすテクニックという記事を読んでいたのですが、最も重要なのは自分に自信を持つことだそうです。鏡の前で毎日5つ、自分の好きなところをあげていき、「私は女神」と思いこむのだそうです。
なんというメンタルの強さ。でも納得してきました。

悪役令嬢が女主人公のアンチテーゼである以上、ヒロインには頑張って貰いたい!と書き込んでいましたら、予想外にピーアのパートが長くなっています。

あと一話か二話でドロンと華麗に退場の予定です。
いつも読んでくださってありがとうございます。
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