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[一言]
永遠や世界と神はしばしば併せて語られます。「神の裁きが如き雷」によって永遠と世界の意味を連想させるユグドラシルがごとき霊木が倒される様。それは、まるで蝋の翼をもがれたイカロスのようでした。
  • 投稿者: アルモ
  • 23歳~29歳 男性
  • 2023年 08月10日 20時21分
神は得てして人間を他の生命の上に置きますが、時は万物に平等であり、そこに上下はありません。
強い生命だった霊木はおろか、その生命を失わせた天変地異すらも、時の前には共に自身の過ぎる過程の中で始まり、そして終わる。それだけのものでしかないのです。
イカロスの翼を灼いた太陽でさえも、イカロスと同じく、時に支配された存在として位置づけられます。
そう考えると、時こそが真に神たるものなのかもしれませんね。
[良い点]
言葉選びが好きでした。
ハイクオリティですね。
  • 投稿者: 四季
  • 2023年 08月08日 08時45分
ありがとうございます!
レビューまでしていただけて光栄です!
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