感想一覧

家紋 武範さん、感想ありがとうございます。

戦地に行かれた方のほとんどは、お気の毒なことに自らの青春時代を犠牲にしています。
この老人のみならず、前線で戦われた方たちの多くは、たとえ生きて本土にご帰還されたとしても、その後の人生に暗い影を落とし、一生癒えぬ傷痕を残したと思います。
自分が傷つけられたことも当然のことながら、誰かを傷つけたことも然り。
お読みいただき、ありがとうございました。

……それはそうと、家紋さんの活動報告で伝えておりませんでしたが、企画に参加させていただき、重ねて感謝申し上げます。
またの新たな企画を楽しみにしておりますね！

彷徨(さすらい)のリベンジャー(JOKERモドキ)さん、感想ありがとうございます。

……いや、体感的にエッセイの方が、ポイントはつきやすい気がします。エッセイの読み手の方は比較的、寛容な人が多いのでは？

一方、ヒューマンドラマではさっぱり。ホラーだと、ダメな人もいるため、かなり制限されます。しかも読み手はどちらかというと辛口評価。

そもそも本作をホラーとして掲げるのは不謹慎ではないかと思った次第でして^^;

彷徨(さすらい)のリベンジャー(JOKERモドキ)さん、感想ありがとうございます。

なにかと美談にしたがるんです、彼らは^^;
実際、現場には美談は、そんなに転がっておりません。

イトーさん、感想ありがとうございます。

縦社会で、暴力に訴えかける旧態依然なやり方はろくなことはありません。なまじ日本人は粘り強く、しばらくの間なら押さえつけられても我慢しますが、ある一線を超えると大抵爆発します。
それは戦時であろうと、現代社会であろうと同じこと。人によって、いろんな爆発の仕方があると思います……。

僕に告白してくれたご老人は、誰かに聞いて欲しくてたまらなかったのでしょう。物静かで、誠実な方でした。
願わくば、長年罪の意識に苦しんだ彼に、心の安らぎが訪れんことを祈っております……。

つぶらやこーらさん、感想ありがとうございます。

実際に天誅を下し、誰にも打ち明けず、墓場まで持っていった口の堅い人もいらっしゃると思います。
戦後78年。戦争体験者の大半が、ご高齢のため毎年亡くなり、こういった生の声を聞く機会までもが確実に失いつつあります。

その声を掬い取ってやるのも、次の世代の務めですね。

彷徨(さすらい)のリベンジャー(JOKERモドキ)さん、感想ありがとうございます。

戦時中、二等兵は上官から理不尽な暴力を受けたという話はいくらでも転がっているようです。
そして終戦を迎え、内地へ帰る復員船で仕返ししたというのも然り。さすがに上官殺しはそれほど多くなかったでしょうが、実際に手を下した人の生の言葉を聞けたのはめずらしいケースかと。

エッセイとはいえ物語的に、どうせブラック企業に勤めている『僕』なんですから、上司に仕返し、企業体質を是正させた……みたいなオチにしたら、かっこよくまとまった話になったでしょう。ですが、やめておきました。某配置薬メーカーの名誉を傷つけるのもよろしくない^^;