感想一覧

[一言]
名前が似ているのでどっちの話をしているのか分からず混乱しました。
４，５話目は関係性や状態が分からない登場人物がワラワラ出てくるのとセリフが誰のものかが分からないのも混乱しました。

別サイトで良く似た設定の話を読んだんですが(生まれる赤子の為に容姿の似た貴族女性を娶る)
こちらは人物の取り違えもあってややこしかったですが面白かったです。

カミルとロッテの処罰は王女にも都合が良かった条件だったので妥当ではないかと。
ただロッテに関しては平民とは言え、平民なのに、態度が酷過ぎたので反省の色をもっと濃くしても良かったかなと思います。

[良い点]
二重の仕掛けが楽しかったです。
さらさらと読みやすくて王妃も面白くてとても好きだと思いました。
[気になる点]
…が、不快になられるのを承知で書かせていただきます。

国際問題になってもおかしくない平民女の仕業に対して甘すぎます。
平民が平民に戻っただけというのは罰でもなんでもないです。
男の伯爵の爵位剥奪、放逐だけですませられるものではないです。
そもそも男にだけ罰になるのはおかしすぎます。
知らなかったとはいえ王族であり、最初から高位貴族の身分乗っ取りの上、無礼ではなく悪意しかない危害なのですが…
優しい王妃を演出したかったのかもしれませんが、王妃の問題ではなく両国の王侯貴族がなめられます。社交界でばれないはずはないとか色々と細々とした不自然さはともかく、そもそも異世界だろうとゆるふわ設定だろうと刑罰がないのはあり得ず、完全アウトです。
尚、多くの作品によくある修道院行きは論外です。
なぜ、【救済措置】たるべき修道院を【処罰】代わりで使えるのか、その違和感を今一度お考えください。
危険分子放置でしかなく、政治犯の恩赦でもあるまいし、極刑はなくとも何らかの厳罰に処されるべきことです。
執事たちすら処されることに戦々恐々としている中なのでとくにアウト度合いが際立ちます。
執事たちの救済はギリOKだとしても、確実にスケープゴートとしても平民女だけは赦されないし、何度も言いますが、あり得ないんですよ…
真実の愛の美談にしようとしたって、平民による王妃、高位貴族への危害が許せるはずがないじゃないですか…
王位奪還で未だ揺れているはずの隣国が放置？むしろ、そんな王族いらん、と簡単になります。国を背負うとはときに非情な取捨選択をすべき立場です。
そうなると、王妃も周りも残念なお花畑ポンコツダメ王侯貴族になりすぎて非常にもったいない！！！！

尚、物語の外でもしかしたら…かもしれませんが、第三者視点で描かれる限り、ある程度明確な表現はあってしかるべきかと思います。
[一言]
惹きつけられる楽しいお話だっただけに、平民女のことだけで読後感がマイナスへ急転直下してしまい、書かせていただきました。
長々と申し訳ありません…

[良い点]
結果的に「ユリアーネ」が救われたこと。
カミルとロッテに穏当な、しかし決して楽ではない罰が与えられたこと。
[気になる点]
作者さんからすると説明不足に感じられたかもしれませんが、カミル視点に絞って徐々に明かしていく方がより「ユリアーネ」の正体の驚きが増したかなと思いました。
[一言]
カミルがかなり迂闊とはいえ、電子通信どころか銀板写真もない世界なら起こりうる話ですよね^^;

[良い点]
そう来たか，そもそも人違い！？と言うびっくりな展開で面白かったです！
[気になる点]
断罪辺りから誰が誰か分からなくなってとっちらかってきて分かりづらくなったので，そこが直るとさらに読みやすいのかなと思いました．

[良い点]
何をどう決着をつけるのかと思ったらそもそも最初から違ってた！とは思いませんでした。ヤラレタ～～！！
しかも革命というか反乱の後始末とはそりゃ人前に出なくてラッキーですよね…！
ある意味期限付きだと思っていたからこそなのかもしれませんが、それにしたって巻き込まれた姉妹にはなんで？？？？でしかないでしょうね。
見事に纏めて畳んで終わったのはお見事でした！！スッキリ～

[良い点]
ストーリーのキーポイントの人違いの部分だけ力を入れて、その他の要素がスッキリしている作品だと思いました。
典型的なバカ息子
典型的な調子に乗った愚かな平民愛人
典型的な同情的な優しい使用人

メイン要素以外に気が散らないような描き方。
[気になる点]
これは
一人称視点(カミル視点)でないと小説のセオリー上成立しないと思います。
カミル視点なら人違いもカミルの間違いになりますが、三人称視点(いわゆる神視点)で「○○伯爵令嬢と書いてたけど実は××伯爵令嬢でした」とやってしまうとこれは読者の早とちりを狙った引っ掛け・ミスリードによるどんでん返しではなく、単に嘘の情報で読み手を騙しただけになります。

[良い点]
2話のローザとの会話から混乱し続け、援助してるなら名目が必要だから書面などで形に残すでしょうし間違いに気づくのでは？と思いましたが援助先は合っていたようで良かったです

[良い点]
序盤の設定
入れ替えるという発想が面白い点
[気になる点]
中盤から最後にかけて人間関係が把握できず、これ誰？が最後まで続いたため、話の流れが分かりにくくなり読んでいて不完全燃焼
作者の頭の中でまとまっているものが伝わらない残念さを感じる

[一言]
読解力がないので、結局主人公はどこの伯爵家の娘か、6話まで分からなかったです。話が2転3転しすぎてちょっとついてけなかったかも…亡国(？)の王女という展開まで突っ込むのはすこし無理やりすぎませんか？

[良い点]
話の筋立てがなかなか斬新で面白かったです。まさかそんなオチだとは(笑)。
過度なざまぁもなく、全員が程度の差こそあれそれなりの幸せを掴めたのも良かったかな、と思います。
[気になる点]
それにしてもベルンバッハー伯爵家の内情(ユリアーネが使用人みたいに働かされていること)まで調べといて、伯爵家の住所も領地も把握せずに間違っちゃうカミルの迂闊さよな……(汗)。そんなんでよく伯爵としての執務こなせてたなっていう。
あ、さては執事が優秀でハンコ押し役か！(爆)
[一言]
５話と６話のタイトルを見て、最初は単なる誤字だと思ってました。
でもこれ読み進めてくと重大なネタバレになりますので、できることなら「彼女」などでぼかした方がいいかなと思います(特に６話)。