感想一覧
▽感想を書く[一言]
少しググってみると処理水放出に賛成の意見、反対の意見。色々見つかります。
ただ、賛成・反対の意見の一次ソースを示さずに述べている方が多い印象です。
近畿大学等での研究結果が東電に採用され、いつかトリチウムも除去できるようになるといいですね!
少しググってみると処理水放出に賛成の意見、反対の意見。色々見つかります。
ただ、賛成・反対の意見の一次ソースを示さずに述べている方が多い印象です。
近畿大学等での研究結果が東電に採用され、いつかトリチウムも除去できるようになるといいですね!
感想ありがとうございます。
そうですね。実際、研究結果は色々出てくるけど、こう、見た目からしてコンパクトで処理能力が……、単位が毎時何グラムとか……、まあ研究段階だなぁという感じだったなと。本当に「いつか」みたいな感じなんだろうなと思います。
実際、将来的には除去したいというのがどこかに載っていたような気がします。そうでなくてもトリチウムは夢の発電の必需品です。純粋に捨てるのはもったいないというのはあると思います。
ただ、まずはやっぱり風評被害かなぁ。えこひいきでも、東電よりは近隣住民に幸せになってほしいとは思います(笑
そうですね。実際、研究結果は色々出てくるけど、こう、見た目からしてコンパクトで処理能力が……、単位が毎時何グラムとか……、まあ研究段階だなぁという感じだったなと。本当に「いつか」みたいな感じなんだろうなと思います。
実際、将来的には除去したいというのがどこかに載っていたような気がします。そうでなくてもトリチウムは夢の発電の必需品です。純粋に捨てるのはもったいないというのはあると思います。
ただ、まずはやっぱり風評被害かなぁ。えこひいきでも、東電よりは近隣住民に幸せになってほしいとは思います(笑
- 市境前12アール
- 2023年 09月07日 00時14分
[一言]
>何だったら、前の感想と一緒に消していただければと思います。
なんでこんなこと言われるのかサッパリ分からないなあ
まともな反論されているならともかく、ね
>これらは、政府や東電の言葉を、その内容に関係なく否定することが可能になる言葉になりますよね。
>東電の説明を「論理的、科学的な説明無しに」否定している状態です。
どうしてそういう読解になるのかさっぱり分からない
科学とは疑い検証するものなので
だからこそ、政府の言うことを「信じる」とかいう言説を、宗教ですなと言ってる
重水製造ができ、重水炉等では冷却剤としてトン単位で使われていることも知らないまま、三重水素は除去できないと政府が言えば、それを検証なしにホイホイと信じてしまう盲目さ
ま、いいですよ、政府盲信教という宗教があっても
>……というか、本当に疑問に思うのですが。gar様はALPS処理水の海洋放出が危険だと、本気で思っているのでしょうか?
そう書いたっけ?
単に科学を「信じる」という行動は嗤ったとは思いますがね
ちょっと科学史を斜め読みするだけで、そんなことはとても書けたもんじゃないはずなんだけど、面白いですよね
>正直どうなのでしょう。その主張の仕方は、論理的でも倫理的でも無いように、私には思えます。
例えば公共事業の実施とかで住民説明とかで理解求めるよね? アセスメントなんてものは制度化され、4段階も書類作ってウダウダやってる
海つながりで、たとえば港湾とかなら、事業計画時はもとより、年度ごとの工事施工をやる事前に近隣漁民に内容説明して了解をとってやってますし、とれなければ事業が止まっている
ごく当たり前のこと
まあ、もちろん、悪徳不動産なんかが周辺住民無視して開発強行してトラブルになっているのは散見するところ、そういうのが正道であるとの貴君がお考えでいることは、深く理解いたしました
>申し訳ありませんが、私には、gar様の主張から微塵も説得力を感じません。私が今回のような主張をしたからといって、様々な補償を率先して行わなくてはいけないなんて、そんな道理はあるはずが無いと思います。
検証もなしに「信じる」人に何を言っても野暮だと書いたとおり、理解できるなんてサラサラ思ってませんがな
他者の勝手な行動により、現に害を被っている人がいるときに、その補償すら無用とする見解の人であればなおのことです
>何だったら、前の感想と一緒に消していただければと思います。
なんでこんなこと言われるのかサッパリ分からないなあ
まともな反論されているならともかく、ね
>これらは、政府や東電の言葉を、その内容に関係なく否定することが可能になる言葉になりますよね。
>東電の説明を「論理的、科学的な説明無しに」否定している状態です。
どうしてそういう読解になるのかさっぱり分からない
科学とは疑い検証するものなので
だからこそ、政府の言うことを「信じる」とかいう言説を、宗教ですなと言ってる
重水製造ができ、重水炉等では冷却剤としてトン単位で使われていることも知らないまま、三重水素は除去できないと政府が言えば、それを検証なしにホイホイと信じてしまう盲目さ
ま、いいですよ、政府盲信教という宗教があっても
>……というか、本当に疑問に思うのですが。gar様はALPS処理水の海洋放出が危険だと、本気で思っているのでしょうか?
そう書いたっけ?
単に科学を「信じる」という行動は嗤ったとは思いますがね
ちょっと科学史を斜め読みするだけで、そんなことはとても書けたもんじゃないはずなんだけど、面白いですよね
>正直どうなのでしょう。その主張の仕方は、論理的でも倫理的でも無いように、私には思えます。
例えば公共事業の実施とかで住民説明とかで理解求めるよね? アセスメントなんてものは制度化され、4段階も書類作ってウダウダやってる
海つながりで、たとえば港湾とかなら、事業計画時はもとより、年度ごとの工事施工をやる事前に近隣漁民に内容説明して了解をとってやってますし、とれなければ事業が止まっている
ごく当たり前のこと
まあ、もちろん、悪徳不動産なんかが周辺住民無視して開発強行してトラブルになっているのは散見するところ、そういうのが正道であるとの貴君がお考えでいることは、深く理解いたしました
>申し訳ありませんが、私には、gar様の主張から微塵も説得力を感じません。私が今回のような主張をしたからといって、様々な補償を率先して行わなくてはいけないなんて、そんな道理はあるはずが無いと思います。
検証もなしに「信じる」人に何を言っても野暮だと書いたとおり、理解できるなんてサラサラ思ってませんがな
他者の勝手な行動により、現に害を被っている人がいるときに、その補償すら無用とする見解の人であればなおのことです
失礼、トリチウム水タスクフォース情報の親サイトのURLを貼り忘れたので貼っておきます。
https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/osensuitaisaku/archive/task_force3.html
https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/osensuitaisaku/archive/task_force3.html
- 市境前12アール
- 2023年 09月07日 00時25分
> 科学とは疑い検証するものなので
> だからこそ、政府の言うことを「信じる」とかいう言説を、宗教ですなと言ってる
そうですね、gar様が私にそう主張されてることはわかります。その上で、gar様の主張の方法は非論理的、非科学的だと、私はそう主張しています。
◇
まず、gar様の言う「三重水素除去はできる。(重水炉などのために重水が製造されてるのだから、水素の同位体分離はできて当たり前である)」というのを科学的な主張だと受け取るには、正直かなり無理があると思います。それはもう、「人類は月に行ける。だから私も明日月に到達することは可能なはずだ」といったレベルの暴論に近いかなと。
トリチウムの除去を重水で語るのも、除去技術のことを製造技術で語るのも、あきらかにおかしいはずです。そこはちゃんとトリチウムの除去技術を使って反論しないと、どうやっても正しい反論にはならないと思います。
で、そんないい加減な自称科学を信用するのなら、そりゃあ政府や東電を信用します。「トリチウムの除去は可能か?」という検討自体はされているに決まっていますし、技術的に不可能という結論が出ているというのは、技術的に可能かどうか検討を行った結果だと、そういう推論は成り立ちますので。
なので、どんな検討を行ったのか、ちょっと見てきました。
トリチウム水タスクフォース(第2回)
https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/20140115_01.html
ここの資料2に「分離技術(PDF形式:473KB)PDFファイル」というファイルがあります。ここに、福島原発で検討されたトリチウム分離技術が載っています。
で、同じ場所にある「議事概要(PDF形式:224KB)PDFファイル」にその検討の概要が載っています。
2.資料2「トリチウム分離に係る工業技術」について、山西委員より説明。
委員等からの主なコメントは以下のとおり。
●1日400トンの汚染水が発生している中、研究開発期間の確保やスケ
ールアップの可能性、コスト、経済性をどう考えるのか。また、濃縮し
たトリチウムの取扱をどう考えるのか。
●現状あるデータで計算することは可能だが、通常、スケールアップは、
効率を1桁上げる際に適用する程度。効率を2桁、3桁も上げる際には、
それほど単純な計算にはならないのが通常。
●99%のトリチウムガスについての取扱は過去に例がある。
●IRID に提案のあったキュリオン社の技術について、どう評価するのか。
●キュリオン社の提案は、現状あるデータを数倍したものではないか。
●分離について、途方もないプロセスを経なければならないことが分かっ
4.資料4「現時点で考えられる複数の選択肢と評価項目」について事務局
より説明。委員等からの主なコメントは以下のとおり。
●資料2の説明を聞き、分離するということは、濃縮された水と薄くなっ
た水ができるという事だと理解した。薄くなった水について、環境への
放出がどうあるべきかを議論しないで、分離・濃縮の議論をしても意味
がないのではないか。
●薄めて放出する、ということは方法論としてありえるのか。規制は絶対
的濃度か、相対的濃度か。
●規制当局として、薄めて放出するという方法は選択肢の一つと認識。液
体、気体の管理ともに濃度による規制。
●タンク貯蔵をする際のリスク評価をどう考えるのか。
●自然蒸発は具体的にどのような方法か。考慮に値するものなのか。
●強制蒸発との対比。水を放置し、大気中に蒸発させるというもの。
●環境への影響は、人体、水産物以外に何が想定されるのか。
●核融合施設の場合、陸域、海域の影響を考慮し、最終的に人体への影響
をみる。
●「水産物」と記載すると、トリチウム水の放出が前提のように見えるた
め、丁寧に対応してほしい。
●評価項目の「環境へ影響・リスク」、「水産物への影響・リスク」につい
ては、「リスク」は不要ではないか。
●スリーマイル事故の場合、最終的に出る廃棄物量についても評価項目と
して議論があったと聞いている。
とまあ、こんなノリで15、6回行っているので、是非とも見てください。
なお、私はこれ以上は見ようと思いません。検討を重ねた結果、最終的に「技術的に不可能」という結論に落ち着いたのは目に見えてますので。そして、こういうのは批判する側が行うべきで、それをしないで批判をするのは批判ではなくただの言いがかりです。
批判に誠実であろうとすれば、言いがかりになるのを避けようと配慮するのは当然のことです。なら、自然と「批判者も批判する前に資料を見ておくべき」という答えは出るかと思います。
まあ、議論をする以上、擁護する側も等しく見ておいた方がいいとも思いますけどね。
◇
で、一回目の感想返信で私が書いた「トリチウムの除去が技術的に不可能だと思う理由」を、改めて以下に書いておきます。
――引用開始――
そうですね、まずはトリチウムの除去が技術的に不可能だと思っている理由から書きますが。まあ、詳しく調べてはいませんが、量とか電力とか費用とか設備の面積とか、そういう理由ではないでしょうか。
例えばある物質から放射性のヨウ素を除去したい場合、別に放射性ヨウ素に限定せず、普通のヨウ素も一緒に取り除いてしまえばいい。除去する量は増えてしまいますが、放射性同位体だけを取り除くよりは技術的には容易だと思います。
だけど、トリチウムの場合は水になっているため、放射性でない水素と一緒に抽出するみたいな手段を選ぶことはできない。でも放射性物質であるトリチウムだけを抽出するのは相当に難しいと、そういう話だと思います。
あと、今回求められているのは「抽出する」のではなく「除去する」です。その二つは、技術的な難易度は全く異なると思います。
まあ、あの量の処理水からトリチウムを除去するのにどれだけの設備とエネルギーが必要になるのか、私は想像もできません。なので、そこは東電やそこに関係する専門家の判断を信用していると、そんな感じです。
――引用ここまで――
まあ要するに「現実的ではない」というニュアンスを多分に含んだ不可能だろうという見解を、私はすでに述べています。あとはそうですね、多分0にはできない(行えるのは濃縮と希釈であって、完全な除去ではない)と、これはさっき議事録を見て書いてあったので付け加えておこうかなと思います。求められているのは多分「0にする」なのですが、それは本当に難しいんじゃないかなぁと。
まあ、全部は見ていないので、本当のところはわかりませんが。
◇
結局、gar様の「説明責任は相手にあると言って、相手の発言や必要な資料にあたらず、引用もしない」というのは、非科学的な主張のやり方としか思えないんですよ。どんな主張にも、根拠と論拠は必要です。何か主張するにあたって、まずは現状どうなっているのかを調べる。そしてその現状にたいして自分の見解を述べる。そうして初めて、主張に説得力が生まれます。
だから、gar様が政府や東電のことを批判したいのなら、ちゃんとその資料を見ないといけない。そして、見ればもっと強い批判ができたはずです。
正直ね、どこでそんな考えを覚えてしまったのかと思います。はっきり言って、そんなやり方で批判をしても、gar様に得は何一つ無いと思います。正直、騙されてるんじゃないかと思うくらいです。
あと、せめてこういった議事録やその資料を見て議論をするのまで『政府の言うことを「信じる」』に含めないでほしいと思います。これまで含めてしまうと、本当に何も議論なんてできなくなってしまいますので。
◇
ここからは余談というか、gar様の主張を訂正させてもらいますが。
「他者の勝手な行動により、現に害を被っている人がいるときに、その補償すら無用とする見解の人であればなおのことです」というのは私のことを指していると思いますが、私はそのような考えは一切持ち合わせておりません。
「今回のような主張をしたからといって、様々な補償を率先して行わなくてはいけないなんて、そんな道理はあるはずが無いと思います」とは言いましたしそう思いますが、それとは別に、必要な補償は行われるべきだと思います。例えば国がそのために予算を割り当てるというような話があったとしても、私はそれに異を唱えるつもりはありません。
私は「悪徳不動産なんかが周辺住民無視して開発強行してトラブルになっているのは散見するところ、そういうのが正道である」という考えは一切持ち合わせておりません。
一つ前の感想でなぜか「三重水素除去はできるけど、金は出したくないのでやりません」と揶揄され、なのに今回は「三重水素は除去できないと政府が言えば、それを検証なしにホイホイと信じてしまう盲目さ」とあてこすり始めたりして、本当に困惑します。せめてどちらかにしてほしいなと思います。
というか、あまりに相手の主張からかけ離れたことを書き連ねれば、正当な批判どころの騒ぎではありません。名誉毀損、誹謗中傷の類になります。そこは注意した方がいいと思います。
以上です。長文失礼しました。
> だからこそ、政府の言うことを「信じる」とかいう言説を、宗教ですなと言ってる
そうですね、gar様が私にそう主張されてることはわかります。その上で、gar様の主張の方法は非論理的、非科学的だと、私はそう主張しています。
◇
まず、gar様の言う「三重水素除去はできる。(重水炉などのために重水が製造されてるのだから、水素の同位体分離はできて当たり前である)」というのを科学的な主張だと受け取るには、正直かなり無理があると思います。それはもう、「人類は月に行ける。だから私も明日月に到達することは可能なはずだ」といったレベルの暴論に近いかなと。
トリチウムの除去を重水で語るのも、除去技術のことを製造技術で語るのも、あきらかにおかしいはずです。そこはちゃんとトリチウムの除去技術を使って反論しないと、どうやっても正しい反論にはならないと思います。
で、そんないい加減な自称科学を信用するのなら、そりゃあ政府や東電を信用します。「トリチウムの除去は可能か?」という検討自体はされているに決まっていますし、技術的に不可能という結論が出ているというのは、技術的に可能かどうか検討を行った結果だと、そういう推論は成り立ちますので。
なので、どんな検討を行ったのか、ちょっと見てきました。
トリチウム水タスクフォース(第2回)
https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/20140115_01.html
ここの資料2に「分離技術(PDF形式:473KB)PDFファイル」というファイルがあります。ここに、福島原発で検討されたトリチウム分離技術が載っています。
で、同じ場所にある「議事概要(PDF形式:224KB)PDFファイル」にその検討の概要が載っています。
2.資料2「トリチウム分離に係る工業技術」について、山西委員より説明。
委員等からの主なコメントは以下のとおり。
●1日400トンの汚染水が発生している中、研究開発期間の確保やスケ
ールアップの可能性、コスト、経済性をどう考えるのか。また、濃縮し
たトリチウムの取扱をどう考えるのか。
●現状あるデータで計算することは可能だが、通常、スケールアップは、
効率を1桁上げる際に適用する程度。効率を2桁、3桁も上げる際には、
それほど単純な計算にはならないのが通常。
●99%のトリチウムガスについての取扱は過去に例がある。
●IRID に提案のあったキュリオン社の技術について、どう評価するのか。
●キュリオン社の提案は、現状あるデータを数倍したものではないか。
●分離について、途方もないプロセスを経なければならないことが分かっ
4.資料4「現時点で考えられる複数の選択肢と評価項目」について事務局
より説明。委員等からの主なコメントは以下のとおり。
●資料2の説明を聞き、分離するということは、濃縮された水と薄くなっ
た水ができるという事だと理解した。薄くなった水について、環境への
放出がどうあるべきかを議論しないで、分離・濃縮の議論をしても意味
がないのではないか。
●薄めて放出する、ということは方法論としてありえるのか。規制は絶対
的濃度か、相対的濃度か。
●規制当局として、薄めて放出するという方法は選択肢の一つと認識。液
体、気体の管理ともに濃度による規制。
●タンク貯蔵をする際のリスク評価をどう考えるのか。
●自然蒸発は具体的にどのような方法か。考慮に値するものなのか。
●強制蒸発との対比。水を放置し、大気中に蒸発させるというもの。
●環境への影響は、人体、水産物以外に何が想定されるのか。
●核融合施設の場合、陸域、海域の影響を考慮し、最終的に人体への影響
をみる。
●「水産物」と記載すると、トリチウム水の放出が前提のように見えるた
め、丁寧に対応してほしい。
●評価項目の「環境へ影響・リスク」、「水産物への影響・リスク」につい
ては、「リスク」は不要ではないか。
●スリーマイル事故の場合、最終的に出る廃棄物量についても評価項目と
して議論があったと聞いている。
とまあ、こんなノリで15、6回行っているので、是非とも見てください。
なお、私はこれ以上は見ようと思いません。検討を重ねた結果、最終的に「技術的に不可能」という結論に落ち着いたのは目に見えてますので。そして、こういうのは批判する側が行うべきで、それをしないで批判をするのは批判ではなくただの言いがかりです。
批判に誠実であろうとすれば、言いがかりになるのを避けようと配慮するのは当然のことです。なら、自然と「批判者も批判する前に資料を見ておくべき」という答えは出るかと思います。
まあ、議論をする以上、擁護する側も等しく見ておいた方がいいとも思いますけどね。
◇
で、一回目の感想返信で私が書いた「トリチウムの除去が技術的に不可能だと思う理由」を、改めて以下に書いておきます。
――引用開始――
そうですね、まずはトリチウムの除去が技術的に不可能だと思っている理由から書きますが。まあ、詳しく調べてはいませんが、量とか電力とか費用とか設備の面積とか、そういう理由ではないでしょうか。
例えばある物質から放射性のヨウ素を除去したい場合、別に放射性ヨウ素に限定せず、普通のヨウ素も一緒に取り除いてしまえばいい。除去する量は増えてしまいますが、放射性同位体だけを取り除くよりは技術的には容易だと思います。
だけど、トリチウムの場合は水になっているため、放射性でない水素と一緒に抽出するみたいな手段を選ぶことはできない。でも放射性物質であるトリチウムだけを抽出するのは相当に難しいと、そういう話だと思います。
あと、今回求められているのは「抽出する」のではなく「除去する」です。その二つは、技術的な難易度は全く異なると思います。
まあ、あの量の処理水からトリチウムを除去するのにどれだけの設備とエネルギーが必要になるのか、私は想像もできません。なので、そこは東電やそこに関係する専門家の判断を信用していると、そんな感じです。
――引用ここまで――
まあ要するに「現実的ではない」というニュアンスを多分に含んだ不可能だろうという見解を、私はすでに述べています。あとはそうですね、多分0にはできない(行えるのは濃縮と希釈であって、完全な除去ではない)と、これはさっき議事録を見て書いてあったので付け加えておこうかなと思います。求められているのは多分「0にする」なのですが、それは本当に難しいんじゃないかなぁと。
まあ、全部は見ていないので、本当のところはわかりませんが。
◇
結局、gar様の「説明責任は相手にあると言って、相手の発言や必要な資料にあたらず、引用もしない」というのは、非科学的な主張のやり方としか思えないんですよ。どんな主張にも、根拠と論拠は必要です。何か主張するにあたって、まずは現状どうなっているのかを調べる。そしてその現状にたいして自分の見解を述べる。そうして初めて、主張に説得力が生まれます。
だから、gar様が政府や東電のことを批判したいのなら、ちゃんとその資料を見ないといけない。そして、見ればもっと強い批判ができたはずです。
正直ね、どこでそんな考えを覚えてしまったのかと思います。はっきり言って、そんなやり方で批判をしても、gar様に得は何一つ無いと思います。正直、騙されてるんじゃないかと思うくらいです。
あと、せめてこういった議事録やその資料を見て議論をするのまで『政府の言うことを「信じる」』に含めないでほしいと思います。これまで含めてしまうと、本当に何も議論なんてできなくなってしまいますので。
◇
ここからは余談というか、gar様の主張を訂正させてもらいますが。
「他者の勝手な行動により、現に害を被っている人がいるときに、その補償すら無用とする見解の人であればなおのことです」というのは私のことを指していると思いますが、私はそのような考えは一切持ち合わせておりません。
「今回のような主張をしたからといって、様々な補償を率先して行わなくてはいけないなんて、そんな道理はあるはずが無いと思います」とは言いましたしそう思いますが、それとは別に、必要な補償は行われるべきだと思います。例えば国がそのために予算を割り当てるというような話があったとしても、私はそれに異を唱えるつもりはありません。
私は「悪徳不動産なんかが周辺住民無視して開発強行してトラブルになっているのは散見するところ、そういうのが正道である」という考えは一切持ち合わせておりません。
一つ前の感想でなぜか「三重水素除去はできるけど、金は出したくないのでやりません」と揶揄され、なのに今回は「三重水素は除去できないと政府が言えば、それを検証なしにホイホイと信じてしまう盲目さ」とあてこすり始めたりして、本当に困惑します。せめてどちらかにしてほしいなと思います。
というか、あまりに相手の主張からかけ離れたことを書き連ねれば、正当な批判どころの騒ぎではありません。名誉毀損、誹謗中傷の類になります。そこは注意した方がいいと思います。
以上です。長文失礼しました。
- 市境前12アール
- 2023年 09月07日 00時06分
[一言]
正直、平均寿命80オーバー、健康寿命70オーバーしてるんだから、「健康被害がー」とかどうでもいいわと思っちゃいますね。
団塊~団塊ジュニア世代なんて、農薬や公害、排ガス、核実験に塗れて生きてきたのに、無駄に元気ですし。原発の排水や廃棄物なんかも、当初は緩かったと聞きます。男性の喫煙率も90%でしたっけ?
昭和の環境を考えると、むしろ長生きしすぎなのでは?
トリチウム除去装置については近大や東京理科大が開発したというニュースは過去に出ているので、どうなのですかね?
実は有効ではなかったのか、予算の都合なのか、過去に出来た既定路線に沿ってるだけなのか、「健康被害はない」と言っているIAEAや他国と日本の委員会の都合で無視されてるのか。。。。
正直、平均寿命80オーバー、健康寿命70オーバーしてるんだから、「健康被害がー」とかどうでもいいわと思っちゃいますね。
団塊~団塊ジュニア世代なんて、農薬や公害、排ガス、核実験に塗れて生きてきたのに、無駄に元気ですし。原発の排水や廃棄物なんかも、当初は緩かったと聞きます。男性の喫煙率も90%でしたっけ?
昭和の環境を考えると、むしろ長生きしすぎなのでは?
トリチウム除去装置については近大や東京理科大が開発したというニュースは過去に出ているので、どうなのですかね?
実は有効ではなかったのか、予算の都合なのか、過去に出来た既定路線に沿ってるだけなのか、「健康被害はない」と言っているIAEAや他国と日本の委員会の都合で無視されてるのか。。。。
感想ありがとうございます。
……というか、何気に環境あれこれの中に核実験が入ってる(笑
話題のトリチウムも、大気圏内核実験が行われていた時代には雨の中に含まれる量が今の百倍以上だったとか。まあ、ちょい検索に引っかかっただけで精査してない情報なのでアレですが。
除去装置に関しては、適当なことを言ってしまえば、コスト、実益、安全性だと思います。ALPS処理水はとにかく量が多い(あとトリチウム濃度は低いっぽい)。トリチウムの濃度を下げれば安全性が高まるみたいな論調が多いと思いますが、何か装置を通せば故障することだって考えなくてはいけない。除去する工程を入れたばかりに故障で逆に濃度が高くなったりしたら目も当てられません。そういう意味では、失敗のしにくい技術で組み立てるって、そこまで悪い選択肢ではないんじゃないかなと思います。
というか、100倍に薄めて放流なんてさらりと言ってますが、捨てる量を100倍に増やして海洋に捨てるって、結構おおがかりなことだと思うんですよ。まるで「希釈=処理しない」という感じで話す人も多いですが、これはこれで一つの処理装置と言っていいものだと思います。実際、wikipediaとかを見ると基準値をかなり下回った数値で放流されてるし、これ、相当に余裕を持たせてるんじゃないかという気がしています。
……とまあ、ちょっと語ってしまいましたが。正直、まともに調べてるわけじゃないので、これはこれで微妙です。うん、妄想ですね。でもそれっぽくないですか。……といいつつも、私は精査せずに語るのは良くないと主張する立場なので、実によろしくないですね。うん、忘れてください。
と、ちょっと飛ばしたところで、以上です。
うん、まあ、最後に不謹慎ネタはほどほどにと言い残しつつ(笑
……というか、何気に環境あれこれの中に核実験が入ってる(笑
話題のトリチウムも、大気圏内核実験が行われていた時代には雨の中に含まれる量が今の百倍以上だったとか。まあ、ちょい検索に引っかかっただけで精査してない情報なのでアレですが。
除去装置に関しては、適当なことを言ってしまえば、コスト、実益、安全性だと思います。ALPS処理水はとにかく量が多い(あとトリチウム濃度は低いっぽい)。トリチウムの濃度を下げれば安全性が高まるみたいな論調が多いと思いますが、何か装置を通せば故障することだって考えなくてはいけない。除去する工程を入れたばかりに故障で逆に濃度が高くなったりしたら目も当てられません。そういう意味では、失敗のしにくい技術で組み立てるって、そこまで悪い選択肢ではないんじゃないかなと思います。
というか、100倍に薄めて放流なんてさらりと言ってますが、捨てる量を100倍に増やして海洋に捨てるって、結構おおがかりなことだと思うんですよ。まるで「希釈=処理しない」という感じで話す人も多いですが、これはこれで一つの処理装置と言っていいものだと思います。実際、wikipediaとかを見ると基準値をかなり下回った数値で放流されてるし、これ、相当に余裕を持たせてるんじゃないかという気がしています。
……とまあ、ちょっと語ってしまいましたが。正直、まともに調べてるわけじゃないので、これはこれで微妙です。うん、妄想ですね。でもそれっぽくないですか。……といいつつも、私は精査せずに語るのは良くないと主張する立場なので、実によろしくないですね。うん、忘れてください。
と、ちょっと飛ばしたところで、以上です。
うん、まあ、最後に不謹慎ネタはほどほどにと言い残しつつ(笑
- 市境前12アール
- 2023年 09月06日 02時45分
[一言]
どうせ自分の土地じゃないからと対策ケチりにケチって原発ぶっ飛ばしたお粗末な(対比参考:女川by東北電力)後始末の悪影響で被害を被ってる東北人への補償を、東京人をはじめとするあなた方原発推進派が率先してやるならいいんじゃない?
それは中国とかがやってる不買による被害も含めてね
あれも結局のところ、あのお粗末な原発事故が原因だからさ
三重水素除去(はできる。重水炉などのために重水が製造されてるのだから、水素の同位体分離はできて当たり前である)のに、それをケチってるんだから、その結果対応は、大元原因を作った者とその信者シンパが行うべき
あとね、こういう何か他者に害を与える行動をなそうというなら、それについての説明責任は、その問題行動をなす側、それを支持する側にあるのよ
それを置き捨てて、問題への対応要求する側に、お前は根拠薄弱だ、とかいうのは、ちゃんちゃらおかしいというもの
現に不買は起きており、推進派はそれに対して、あいつらはボクの信じる科学ではまちがってる、とか言うだけで、実際問題、止めることは出来ずに被害を被る者を出している現実がある以上、どうしようもない
三重水素除去は出来るけど、金は出したくないのでやりません
不買行動はぼくたちの信じる科学ではまちがっているので、対応しません、不買する中国人が悪いんです
では被害を受ける東北の人はたまりませんなあ
どうせ自分の土地じゃないからと対策ケチりにケチって原発ぶっ飛ばしたお粗末な(対比参考:女川by東北電力)後始末の悪影響で被害を被ってる東北人への補償を、東京人をはじめとするあなた方原発推進派が率先してやるならいいんじゃない?
それは中国とかがやってる不買による被害も含めてね
あれも結局のところ、あのお粗末な原発事故が原因だからさ
三重水素除去(はできる。重水炉などのために重水が製造されてるのだから、水素の同位体分離はできて当たり前である)のに、それをケチってるんだから、その結果対応は、大元原因を作った者とその信者シンパが行うべき
あとね、こういう何か他者に害を与える行動をなそうというなら、それについての説明責任は、その問題行動をなす側、それを支持する側にあるのよ
それを置き捨てて、問題への対応要求する側に、お前は根拠薄弱だ、とかいうのは、ちゃんちゃらおかしいというもの
現に不買は起きており、推進派はそれに対して、あいつらはボクの信じる科学ではまちがってる、とか言うだけで、実際問題、止めることは出来ずに被害を被る者を出している現実がある以上、どうしようもない
三重水素除去は出来るけど、金は出したくないのでやりません
不買行動はぼくたちの信じる科学ではまちがっているので、対応しません、不買する中国人が悪いんです
では被害を受ける東北の人はたまりませんなあ
正直、これから書くことはちょっと微妙だと思います。
何だったら、前の感想と一緒に消していただければと思います。
◇
まず、gar様は前の感想で以下のような言葉を書かれています。
『科学的に安全、と言われただけで信じてしまう人に何を言っても野暮だけど』『濃縮しないと政府が言えば、信じちゃう?』『もちろん上記にはきちんと説明する術はあるけど、きちんとした検証、数量的絞殺が必要になるのもので、それをすっ飛ばしてあの増税メガネが安全だと言えばそれでおk、と言うもんじゃない』『科学というのは「信じる」ものではない、宗教じゃないからね』『あなたも、「信じてる」?』
これらは、政府や東電の言葉を、その内容に関係なく否定することが可能になる言葉になりますよね。
gar様がALPS処理水を海洋放出することに反対しているのはわかります。ですが、gar様はその主張を通すために、政府や東電の説明に信を置くことをまるで宗教か何かのように説き、事実上政府や東電の説明を「論理的、科学的な説明無しに」否定している状態です。
こういう言葉を書き連ねておいて、その直後に『こういう何か他者に害を与える行動をなそうというなら、それについての説明責任は、その問題行動をなす側、それを支持する側にあるのよ』と言うのは、正直どうなのでしょう。その主張の仕方は、論理的でも倫理的でも無いように、私には思えます。
……というか、本当に疑問に思うのですが。gar様はALPS処理水の海洋放出が危険だと、本気で思っているのでしょうか? 私には、単に私に反対するために「政府や東電の主張を信用するのは宗教めいていて非科学的だ」と声高に唱えているだけのように思えてしょうがありません。
◇
gar様は私に対する批判のために、現在起こっているさまざまな事象を上げて、その責任を問いました。でも、それは本当に必要なことでしょうか? こじつけではないと、胸を張って言えるのでしょうか?
申し訳ありませんが、私には、gar様の主張から微塵も説得力を感じません。私が今回のような主張をしたからといって、様々な補償を率先して行わなくてはいけないなんて、そんな道理はあるはずが無いと思います。
私を批判したいのなら他者を引き合いに出すことなんてない、もっと堂々と、私の主張や発言を批判すればいいと思います。
◇
最後に。私は本エッセイを以下の言葉で閉じています。ここに改めて記載しておきたいと思います。
『願わくば、この文章が、「政府批判とは何か」ということを考える種になればいいなと思いつつ』
以上です。
何だったら、前の感想と一緒に消していただければと思います。
◇
まず、gar様は前の感想で以下のような言葉を書かれています。
『科学的に安全、と言われただけで信じてしまう人に何を言っても野暮だけど』『濃縮しないと政府が言えば、信じちゃう?』『もちろん上記にはきちんと説明する術はあるけど、きちんとした検証、数量的絞殺が必要になるのもので、それをすっ飛ばしてあの増税メガネが安全だと言えばそれでおk、と言うもんじゃない』『科学というのは「信じる」ものではない、宗教じゃないからね』『あなたも、「信じてる」?』
これらは、政府や東電の言葉を、その内容に関係なく否定することが可能になる言葉になりますよね。
gar様がALPS処理水を海洋放出することに反対しているのはわかります。ですが、gar様はその主張を通すために、政府や東電の説明に信を置くことをまるで宗教か何かのように説き、事実上政府や東電の説明を「論理的、科学的な説明無しに」否定している状態です。
こういう言葉を書き連ねておいて、その直後に『こういう何か他者に害を与える行動をなそうというなら、それについての説明責任は、その問題行動をなす側、それを支持する側にあるのよ』と言うのは、正直どうなのでしょう。その主張の仕方は、論理的でも倫理的でも無いように、私には思えます。
……というか、本当に疑問に思うのですが。gar様はALPS処理水の海洋放出が危険だと、本気で思っているのでしょうか? 私には、単に私に反対するために「政府や東電の主張を信用するのは宗教めいていて非科学的だ」と声高に唱えているだけのように思えてしょうがありません。
◇
gar様は私に対する批判のために、現在起こっているさまざまな事象を上げて、その責任を問いました。でも、それは本当に必要なことでしょうか? こじつけではないと、胸を張って言えるのでしょうか?
申し訳ありませんが、私には、gar様の主張から微塵も説得力を感じません。私が今回のような主張をしたからといって、様々な補償を率先して行わなくてはいけないなんて、そんな道理はあるはずが無いと思います。
私を批判したいのなら他者を引き合いに出すことなんてない、もっと堂々と、私の主張や発言を批判すればいいと思います。
◇
最後に。私は本エッセイを以下の言葉で閉じています。ここに改めて記載しておきたいと思います。
『願わくば、この文章が、「政府批判とは何か」ということを考える種になればいいなと思いつつ』
以上です。
- 市境前12アール
- 2023年 09月05日 21時52分
[一言]
再度書き込み失礼します。
なんか長文感想で申し訳ないなー……とは思っていましたし、長文レスも想定内です。(^_^;
『お気持ち表明』は全然悪くないです。エッセイってそういうものでしょう?
『なんか反論したいなー』って思ったけど、『お気持ち』に反論する人って……という、確認と自省と少し八つ当たりです。失礼しました。
実際『藁人形』っぽくは見えますが、それ以上に、論評の対象が分かりにくい、とは感じました。
『愚民政策』とは趣旨が違いますね。言いたいことは分かりますが。
その中国の故事はあくまで理想の話です。現実では、国は乱れ、国民激おこ、田畑は荒れ放題、最後は易姓革命……民主主義どころじゃないし、そもそも参政権がないし、みんな必死なので『愚民』は無理です。
国民が安心して暮らせるような、空気のように透明な政府や国を目指してね、という趣旨です。
資料の検証などは、逆に同意できる所です。
検証もせずに『頭から信じ込んだり、逆に否定したり』するのは非科学的ですよね、と思います。
同時に、政府というのは、日本政府もあり、他の政府もあり……。
そんな一つ一つ根拠の検証とか無理だし、誰の言うことも話半分が現実的だなぁ……くらいが、正直な感想です。
こちらこそ長々と失礼しました。
再度書き込み失礼します。
なんか長文感想で申し訳ないなー……とは思っていましたし、長文レスも想定内です。(^_^;
『お気持ち表明』は全然悪くないです。エッセイってそういうものでしょう?
『なんか反論したいなー』って思ったけど、『お気持ち』に反論する人って……という、確認と自省と少し八つ当たりです。失礼しました。
実際『藁人形』っぽくは見えますが、それ以上に、論評の対象が分かりにくい、とは感じました。
『愚民政策』とは趣旨が違いますね。言いたいことは分かりますが。
その中国の故事はあくまで理想の話です。現実では、国は乱れ、国民激おこ、田畑は荒れ放題、最後は易姓革命……民主主義どころじゃないし、そもそも参政権がないし、みんな必死なので『愚民』は無理です。
国民が安心して暮らせるような、空気のように透明な政府や国を目指してね、という趣旨です。
資料の検証などは、逆に同意できる所です。
検証もせずに『頭から信じ込んだり、逆に否定したり』するのは非科学的ですよね、と思います。
同時に、政府というのは、日本政府もあり、他の政府もあり……。
そんな一つ一つ根拠の検証とか無理だし、誰の言うことも話半分が現実的だなぁ……くらいが、正直な感想です。
こちらこそ長々と失礼しました。
感想ありがとうございます。
まあ、なろうエッセイというかこの手の主張文はツッコミが入って初めて完成するみたいなところはありますからね。「このあたりの記述はどうなんだろう?」みたいなのを読者に提示できただけでも完成度が上がって、こちらも助かるみたいなところはあります。
同時に、こちらも言いたいことがあって書いた文章ですので、納得しないままには引き下がらないみたいなところはありまして。その点、言葉が鋭くなってしまったことは、申し訳なく思います。
……正直、かなり勢いで書いた感のあるエッセイですので、目の届かない部分の指摘はありがたいです(と「論評の対象」とか「愚民政策」という単語をみて思ったり(笑
理想と現実とかありますが、「こうあるべき」みたいなのは持っておきたいな、なんて思いつつ。
以上です。長い返信でしたがしっかりと読み込んでいただき、また丁寧に返信いただき、ありがとうございました。
まあ、なろうエッセイというかこの手の主張文はツッコミが入って初めて完成するみたいなところはありますからね。「このあたりの記述はどうなんだろう?」みたいなのを読者に提示できただけでも完成度が上がって、こちらも助かるみたいなところはあります。
同時に、こちらも言いたいことがあって書いた文章ですので、納得しないままには引き下がらないみたいなところはありまして。その点、言葉が鋭くなってしまったことは、申し訳なく思います。
……正直、かなり勢いで書いた感のあるエッセイですので、目の届かない部分の指摘はありがたいです(と「論評の対象」とか「愚民政策」という単語をみて思ったり(笑
理想と現実とかありますが、「こうあるべき」みたいなのは持っておきたいな、なんて思いつつ。
以上です。長い返信でしたがしっかりと読み込んでいただき、また丁寧に返信いただき、ありがとうございました。
- 市境前12アール
- 2023年 09月05日 18時17分
[一言]
>なぜトリチウムだけが別扱いされているのかというと、現代の科学ではトリチウムを除去する技術が確立していないからです。実質的に「トリチウムの除去は技術的に不可能」だから別扱いにしている(せざるをえない)のです。
科学的に安全、と言われただけで信じてしまう人に何を言っても野暮だけど、例えばこれの理由説明できんのかなあ?
三重水素は水素と同じ化学的性質・・・と続くのが定石だけど、んじゃ、ウラン濃縮って知ってる?と返されるとどうするんだろう
同位体分離は普通にできまっせ
質量が軽水素の三倍もあるんだ。1%しか違わないウランにできて水素にできない理由は?
生体内で水が生化学反応をもって体内組織に取り込まれたらどうなるの?という疑問ぐらいわきそうなもんだけど、濃縮しないと政府が言えば、信じちゃう?
もちろん上記にはきちんと説明する術はあるけど、きちんとした検証、数量的絞殺が必要になるのもので、それをすっ飛ばしてあの増税メガネが安全だと言えばそれでおk、と言うもんじゃない
科学というのは「信じる」ものではない、宗教じゃないからね
ああ、そういえばプルト君なんてネタもあったなあ
あれも「科学的」には正しいんだと、原発推進の方々が言ってましたね
あなたも、「信じてる」?
>なぜトリチウムだけが別扱いされているのかというと、現代の科学ではトリチウムを除去する技術が確立していないからです。実質的に「トリチウムの除去は技術的に不可能」だから別扱いにしている(せざるをえない)のです。
科学的に安全、と言われただけで信じてしまう人に何を言っても野暮だけど、例えばこれの理由説明できんのかなあ?
三重水素は水素と同じ化学的性質・・・と続くのが定石だけど、んじゃ、ウラン濃縮って知ってる?と返されるとどうするんだろう
同位体分離は普通にできまっせ
質量が軽水素の三倍もあるんだ。1%しか違わないウランにできて水素にできない理由は?
生体内で水が生化学反応をもって体内組織に取り込まれたらどうなるの?という疑問ぐらいわきそうなもんだけど、濃縮しないと政府が言えば、信じちゃう?
もちろん上記にはきちんと説明する術はあるけど、きちんとした検証、数量的絞殺が必要になるのもので、それをすっ飛ばしてあの増税メガネが安全だと言えばそれでおk、と言うもんじゃない
科学というのは「信じる」ものではない、宗教じゃないからね
ああ、そういえばプルト君なんてネタもあったなあ
あれも「科学的」には正しいんだと、原発推進の方々が言ってましたね
あなたも、「信じてる」?
そうですね、まずはトリチウムの除去が技術的に不可能だと思っている理由から書きますが。まあ、詳しく調べてはいませんが、量とか電力とか費用とか設備の面積とか、そういう理由ではないでしょうか。
例えばある物質から放射性のヨウ素を除去したい場合、別に放射性ヨウ素に限定せず、普通のヨウ素も一緒に取り除いてしまえばいい。除去する量は増えてしまいますが、放射性同位体だけを取り除くよりは技術的には容易だと思います。
だけど、トリチウムの場合は水になっているため、放射性でない水素と一緒に抽出するみたいな手段を選ぶことはできない。でも放射性物質であるトリチウムだけを抽出するのは相当に難しいと、そういう話だと思います。
あと、今回求められているのは「抽出する」のではなく「除去する」です。その二つは、技術的な難易度は全く異なると思います。
まあ、あの量の処理水からトリチウムを除去するのにどれだけの設備とエネルギーが必要になるのか、私は想像もできません。なので、そこは東電やそこに関係する専門家の判断を信用していると、そんな感じです。
◇
「安全性を説明する術はある」とのことですが、そうですね、批判をするならそういうしっかりとした論で批判しようというのが私の主張ですし、そう言った主張をすべきというのであれば、私も同意します。先の私の記述はあまり調べずに記載していることもあり拙いとは思いますが、一応、主張に対して根拠と論拠は整っていると思います。こういう論の立て方で批判するのであれば、私は特に何も言うつもりはありません。
盲目的に何かを信じて論ずるのは違うというのもその通りで、しっかりとした理由と共に述べるべきだと、私も思います。
でも、思うんですけどね。盲目的に信じるのが良くないのなら、盲目的に否定したり疑ったりするのも良くないんじゃないですか?
正直、gar様はこの感想で私のことをこきおろしていると思うのですが、その根拠はあまりに薄いように思えます。私のことを否定するにも、もう少ししっかりとした根拠が必要だと、私は思います。
例えばある物質から放射性のヨウ素を除去したい場合、別に放射性ヨウ素に限定せず、普通のヨウ素も一緒に取り除いてしまえばいい。除去する量は増えてしまいますが、放射性同位体だけを取り除くよりは技術的には容易だと思います。
だけど、トリチウムの場合は水になっているため、放射性でない水素と一緒に抽出するみたいな手段を選ぶことはできない。でも放射性物質であるトリチウムだけを抽出するのは相当に難しいと、そういう話だと思います。
あと、今回求められているのは「抽出する」のではなく「除去する」です。その二つは、技術的な難易度は全く異なると思います。
まあ、あの量の処理水からトリチウムを除去するのにどれだけの設備とエネルギーが必要になるのか、私は想像もできません。なので、そこは東電やそこに関係する専門家の判断を信用していると、そんな感じです。
◇
「安全性を説明する術はある」とのことですが、そうですね、批判をするならそういうしっかりとした論で批判しようというのが私の主張ですし、そう言った主張をすべきというのであれば、私も同意します。先の私の記述はあまり調べずに記載していることもあり拙いとは思いますが、一応、主張に対して根拠と論拠は整っていると思います。こういう論の立て方で批判するのであれば、私は特に何も言うつもりはありません。
盲目的に何かを信じて論ずるのは違うというのもその通りで、しっかりとした理由と共に述べるべきだと、私も思います。
でも、思うんですけどね。盲目的に信じるのが良くないのなら、盲目的に否定したり疑ったりするのも良くないんじゃないですか?
正直、gar様はこの感想で私のことをこきおろしていると思うのですが、その根拠はあまりに薄いように思えます。私のことを否定するにも、もう少ししっかりとした根拠が必要だと、私は思います。
- 市境前12アール
- 2023年 09月05日 14時10分
[一言]
なんか反論したいなー……と思ったのですが……。
これは結局、ぼんやりと政府を信頼している作者様が、なんとなくSNSの政府批判を目にして、その内容が的外れ過ぎて気分悪い、という、お気持ち表明ですよね。
とりあえず、他人に要求するのであれば、まずは作者様自身が、それらの政府批判を『「正式な方法で」引用した上で』論評すべきだと思います。
クソデカ目的語は感心しないです。
その中国の故事は、政情が安定して国民が各自の仕事に集中できるのが理想だよね、ザッヘに帰るやでー(←違う)、的な話ですよね。
『愚民政治』ってあんまり言わない……王道とか天命とか皇帝とかの世界に、参政権を持つアテナイの『愚民』は存在しないです。従って『愚民政治』とは結び付かない。『愚民政策』とも趣旨が違う。
政府は、都合のいい情報は積極的に公開しますね。
都合の悪い情報は、小声で言ったり、黒塗りしたり、ご飯論法、統計不正……この『在り方についてなんだかんだと言い立てたり』するのはいけないことでしょうか。
その批判が恣意的だとか非科学的だとか思うのであれば、それこそ『淡々と』反論すればいいことです。
ALPS処理水がどうとかは……各省庁や東電、IAEAなどが一方的に何事かを主張してるだけですね。
自身で追試したわけでもないのに、これらを頭から信じ込んだり、逆に否定したりできるのは、とても不思議です。
とは言え、世の中、科学ではなく権威で動いてるので、今の政府が好きな人は信じるでしょうし、嫌いな人は何を言われても信じないでしょう。
そして、大抵の人は、素性の知れないやつよりも、自分の所の政府を信じるでしょう。
そこには科学も批判もありませんので、個人的には気に入らないですが……。
なんか反論したいなー……と思ったのですが……。
これは結局、ぼんやりと政府を信頼している作者様が、なんとなくSNSの政府批判を目にして、その内容が的外れ過ぎて気分悪い、という、お気持ち表明ですよね。
とりあえず、他人に要求するのであれば、まずは作者様自身が、それらの政府批判を『「正式な方法で」引用した上で』論評すべきだと思います。
クソデカ目的語は感心しないです。
その中国の故事は、政情が安定して国民が各自の仕事に集中できるのが理想だよね、ザッヘに帰るやでー(←違う)、的な話ですよね。
『愚民政治』ってあんまり言わない……王道とか天命とか皇帝とかの世界に、参政権を持つアテナイの『愚民』は存在しないです。従って『愚民政治』とは結び付かない。『愚民政策』とも趣旨が違う。
政府は、都合のいい情報は積極的に公開しますね。
都合の悪い情報は、小声で言ったり、黒塗りしたり、ご飯論法、統計不正……この『在り方についてなんだかんだと言い立てたり』するのはいけないことでしょうか。
その批判が恣意的だとか非科学的だとか思うのであれば、それこそ『淡々と』反論すればいいことです。
ALPS処理水がどうとかは……各省庁や東電、IAEAなどが一方的に何事かを主張してるだけですね。
自身で追試したわけでもないのに、これらを頭から信じ込んだり、逆に否定したりできるのは、とても不思議です。
とは言え、世の中、科学ではなく権威で動いてるので、今の政府が好きな人は信じるでしょうし、嫌いな人は何を言われても信じないでしょう。
そして、大抵の人は、素性の知れないやつよりも、自分の所の政府を信じるでしょう。
そこには科学も批判もありませんので、個人的には気に入らないですが……。
えっと、申し訳ありませんが、ものすごい長文になってしまいました。一読いただけると嬉しく思います。
◇
まずは、そうですね。おっしゃるとおり、この文章は基本的に政府を信頼している私が、ちょっとできが悪いと感じた政府批判を目にして、カッとなって書きはじめた文章です。……まあ、書き終わる頃にはそこそこ冷静でしたが。
別に正義感にかられて書いたわけではないし、その批判者に対して攻撃の意図があるわけでもありません。ただ、ああいう論調の批判が何の反論もないままにその場に居続けるのも嫌だなぁと思いましたし、それは今でも思っています。
なので、この文章はまぎれもなく「お気持ち表明」の文章だと思います。でも、私は正直、「お気持ち表明」の何が悪いのか、よくわかりません。どんな動機の文章であれ、大事なのはその内容だと思うのですが、どうでしょうか。
◇
この批判文に、相手の文章の引用は不要だと思います。まあ、確かに気に食わない批判を目にして書き始めた文章なのですが。ですが、本エッセイの批判対象は「ALPS処理水をダシにした浅い政府批判(その中でも風評被害を招くと私が感じたもの)」全てです。
下手に元の文章を引用すると、批判の対象がその批判文になってしまいかねません。批判の対象を特定の批判文に限定することは、私の本意ではありません。
……なお、対象をぼかしているため、私が実体の無い藁人形を批判している可能性もあります。それは、こういう論調で書く以上、受け入れるべき被疑だと思います。その位疑って読むくらいが健全だと、私は思います。
◇
愚民政治という言葉に関しては誤用みたいですね。失礼しました。また、ご指摘ありがとうございます。
……ですが、「愚民政策」と趣旨が違うのでしょうか? こっちの意味だと、私の文章も十分に文脈が通ると思うのですが。
『愚民政策(ぐみんせいさく)とは、為政者が国民を「愚民」と呼ばれる政治的無知状態に陥れ、その批判力を奪おうとする政策、つまり、民主主義の根幹である国民の政治参加を阻害する権威主義に基づき、人々の知性を意図的に非民主的な方向へ偏向させる政策である。』――「愚民政策 - Wikipedia」より引用
昔の政治体制では国民が政治に興味を持たなくてもよかった、だから「当時は」愚民政策と言わなかったと思います。でも、今は「国民が政治に興味を持たなくなるように誘導するような政策」のことを愚民政策と言うのですよね。
なら「国民が政治に興味を持たなくなると非民主的な統治が行いやすくなるけどそれでもいいですか?」と問いかけるのに愚民政策という言葉を用いるのは、私にはそこまで間違いだとは思いません。
なお、国家は十分に情報を公開しているし、国民に政治のことを伝えてると私は判断しています。今の日本は民主主義が十分に機能しているし、独裁的(権威的)な統治は行われていないし目指してもいないと、私は思います。
◇
情報公開に関しては、そうですね、証拠があることなら淡々と反論すればいいと思います。情報公開時の行き過ぎた黒塗りも統計不正も、都度批判して正していけばいいと思います。そういう批判を否定する意図は、私にはありません。
この文章からそういう意図を読み取ったのなら、それは私の力不足だと思います。そこは申し訳なく思います。
――ただ、「ALPS処理水がどうとかは各省庁や東電、IAEAなどが一方的に何事かを主張してるだけですね」という一文には、私は到底同意することはできません。公開された資料を事実無根と断ずるには十分な証拠が必要でしょう。「自身で追試したわけでもないのに」なんて言い出したら、どんなことでも否定できることになります。それは正しい批判の在り方とは思えません。
どんな組織にも、それなりの倫理と、それなりのルールとがあると思います。どんな組織もそれなりに信用できるし、それなりに信用できないものだと。もの凄い不祥事をする団体もありますが、全ての組織がもの凄い不祥事をする訳でもない。世の中ってそんなものだと思います。
だから、監査や情報公開、国会という仕組みによってある程度の信頼性が担保されているという前提に立って行動をする。それが普通ではないでしょうか?
同時に、資料を読み込むというのは、その組織から提供された情報を読み込むと同時に、その情報が本当に正しいのかを確認する作業でもあるはずです。
だからこそ、公開された資料をきちっと読んで、その正否を判断して、信じるかどうかを国民一人一人が決めなくてはいけない。それこそが政治に興味を持つということだと思います。
◇
……と、長々と述べてみましたが。この一連に関する私の考えとしては、素性の知れないやつよりも自分の所の政府を信じる方がマシですよ、ただどちらにしろ信用しすぎるのは考えものだよ、「だからこそ」ちゃんと公開された資料も読もうねと、そんな感じです。
というか、そこに科学も批判も無いかもしれませんが、今の日本で、自分の所の政府よりも素性の知れないやつを信じるのはどうなんだろうと、私は思います。
別に無原則に何かを信じるのではなく、一つ一つを見て判断して、その結果として信用する。それでいいのではないでしょうか?
以上です。長々と申し訳ありませんでした。一読いただけたのなら嬉しく思います。
最後に。本文章はどちらかというと「しっかりとした根拠なしに風評被害につながるような主張をしたりそれに反応したりするのはどうなの」という主張のために書かれた文章です。その点だけは改めて強調しておきたいと思います。
◇
まずは、そうですね。おっしゃるとおり、この文章は基本的に政府を信頼している私が、ちょっとできが悪いと感じた政府批判を目にして、カッとなって書きはじめた文章です。……まあ、書き終わる頃にはそこそこ冷静でしたが。
別に正義感にかられて書いたわけではないし、その批判者に対して攻撃の意図があるわけでもありません。ただ、ああいう論調の批判が何の反論もないままにその場に居続けるのも嫌だなぁと思いましたし、それは今でも思っています。
なので、この文章はまぎれもなく「お気持ち表明」の文章だと思います。でも、私は正直、「お気持ち表明」の何が悪いのか、よくわかりません。どんな動機の文章であれ、大事なのはその内容だと思うのですが、どうでしょうか。
◇
この批判文に、相手の文章の引用は不要だと思います。まあ、確かに気に食わない批判を目にして書き始めた文章なのですが。ですが、本エッセイの批判対象は「ALPS処理水をダシにした浅い政府批判(その中でも風評被害を招くと私が感じたもの)」全てです。
下手に元の文章を引用すると、批判の対象がその批判文になってしまいかねません。批判の対象を特定の批判文に限定することは、私の本意ではありません。
……なお、対象をぼかしているため、私が実体の無い藁人形を批判している可能性もあります。それは、こういう論調で書く以上、受け入れるべき被疑だと思います。その位疑って読むくらいが健全だと、私は思います。
◇
愚民政治という言葉に関しては誤用みたいですね。失礼しました。また、ご指摘ありがとうございます。
……ですが、「愚民政策」と趣旨が違うのでしょうか? こっちの意味だと、私の文章も十分に文脈が通ると思うのですが。
『愚民政策(ぐみんせいさく)とは、為政者が国民を「愚民」と呼ばれる政治的無知状態に陥れ、その批判力を奪おうとする政策、つまり、民主主義の根幹である国民の政治参加を阻害する権威主義に基づき、人々の知性を意図的に非民主的な方向へ偏向させる政策である。』――「愚民政策 - Wikipedia」より引用
昔の政治体制では国民が政治に興味を持たなくてもよかった、だから「当時は」愚民政策と言わなかったと思います。でも、今は「国民が政治に興味を持たなくなるように誘導するような政策」のことを愚民政策と言うのですよね。
なら「国民が政治に興味を持たなくなると非民主的な統治が行いやすくなるけどそれでもいいですか?」と問いかけるのに愚民政策という言葉を用いるのは、私にはそこまで間違いだとは思いません。
なお、国家は十分に情報を公開しているし、国民に政治のことを伝えてると私は判断しています。今の日本は民主主義が十分に機能しているし、独裁的(権威的)な統治は行われていないし目指してもいないと、私は思います。
◇
情報公開に関しては、そうですね、証拠があることなら淡々と反論すればいいと思います。情報公開時の行き過ぎた黒塗りも統計不正も、都度批判して正していけばいいと思います。そういう批判を否定する意図は、私にはありません。
この文章からそういう意図を読み取ったのなら、それは私の力不足だと思います。そこは申し訳なく思います。
――ただ、「ALPS処理水がどうとかは各省庁や東電、IAEAなどが一方的に何事かを主張してるだけですね」という一文には、私は到底同意することはできません。公開された資料を事実無根と断ずるには十分な証拠が必要でしょう。「自身で追試したわけでもないのに」なんて言い出したら、どんなことでも否定できることになります。それは正しい批判の在り方とは思えません。
どんな組織にも、それなりの倫理と、それなりのルールとがあると思います。どんな組織もそれなりに信用できるし、それなりに信用できないものだと。もの凄い不祥事をする団体もありますが、全ての組織がもの凄い不祥事をする訳でもない。世の中ってそんなものだと思います。
だから、監査や情報公開、国会という仕組みによってある程度の信頼性が担保されているという前提に立って行動をする。それが普通ではないでしょうか?
同時に、資料を読み込むというのは、その組織から提供された情報を読み込むと同時に、その情報が本当に正しいのかを確認する作業でもあるはずです。
だからこそ、公開された資料をきちっと読んで、その正否を判断して、信じるかどうかを国民一人一人が決めなくてはいけない。それこそが政治に興味を持つということだと思います。
◇
……と、長々と述べてみましたが。この一連に関する私の考えとしては、素性の知れないやつよりも自分の所の政府を信じる方がマシですよ、ただどちらにしろ信用しすぎるのは考えものだよ、「だからこそ」ちゃんと公開された資料も読もうねと、そんな感じです。
というか、そこに科学も批判も無いかもしれませんが、今の日本で、自分の所の政府よりも素性の知れないやつを信じるのはどうなんだろうと、私は思います。
別に無原則に何かを信じるのではなく、一つ一つを見て判断して、その結果として信用する。それでいいのではないでしょうか?
以上です。長々と申し訳ありませんでした。一読いただけたのなら嬉しく思います。
最後に。本文章はどちらかというと「しっかりとした根拠なしに風評被害につながるような主張をしたりそれに反応したりするのはどうなの」という主張のために書かれた文章です。その点だけは改めて強調しておきたいと思います。
- 市境前12アール
- 2023年 09月05日 02時19分
[気になる点]
たしかに、基準値についての是非の言及がなくてお気持ちばかりですよね。
重要な観点だ。
[一言]
情報流通業者は、よく誰それは説明が足りないと言いますが、流通業者がそれ取捨選択している以上、本来、取捨選択業務をした彼らの責任なんですよね。
そういう意味では、業者との役割分担について「忖度」する政府らの姿勢もダメなんでしょうけど・・・
たしかに、基準値についての是非の言及がなくてお気持ちばかりですよね。
重要な観点だ。
[一言]
情報流通業者は、よく誰それは説明が足りないと言いますが、流通業者がそれ取捨選択している以上、本来、取捨選択業務をした彼らの責任なんですよね。
そういう意味では、業者との役割分担について「忖度」する政府らの姿勢もダメなんでしょうけど・・・
感想ありがとうございます。
> たしかに、基準値についての是非の言及がなくてお気持ちばかりですよね。
> 重要な観点だ。
ありがとうございます。批判には、正当な批判であろうとする姿勢や配慮が必要だと思います。批判そのものがいけないと言うつもりはないのですが、負の影響を与えかねない行為でもありますからね、そのあたりを考慮した上で、風評被害につながるような論調はできるだけ控えて(どうしても必要ならより慎重な姿勢で)行ってほしいなと思います。
政府もマスコミも、理想的じゃないと思います。自分たちで報道しておいてそれはみたいなのもそうですし、ワイドショーみたいなので世論が形成されてしまったり、よくわからない討論番組が国会よりも国策に影響してしまったり、はたまた名前を出さない関係者のリーク発言がなぜか全マスコミ横一列で報道されたりと、まあ色々とでてくると思います。
でもまあ、それが許される範囲とかもあると思います。ワイドショーや政治家を交えた討論番組も楽しいですからね。ただ、それなりに楽しんでそれなりの信用にとどめておく。そうして、行き過ぎがあったときはそれに同調しない、そんな程度で良いのかなと、私は思います。
以上です。お読みいただき、また、感想を残していただき、ありがとうございます。
> たしかに、基準値についての是非の言及がなくてお気持ちばかりですよね。
> 重要な観点だ。
ありがとうございます。批判には、正当な批判であろうとする姿勢や配慮が必要だと思います。批判そのものがいけないと言うつもりはないのですが、負の影響を与えかねない行為でもありますからね、そのあたりを考慮した上で、風評被害につながるような論調はできるだけ控えて(どうしても必要ならより慎重な姿勢で)行ってほしいなと思います。
政府もマスコミも、理想的じゃないと思います。自分たちで報道しておいてそれはみたいなのもそうですし、ワイドショーみたいなので世論が形成されてしまったり、よくわからない討論番組が国会よりも国策に影響してしまったり、はたまた名前を出さない関係者のリーク発言がなぜか全マスコミ横一列で報道されたりと、まあ色々とでてくると思います。
でもまあ、それが許される範囲とかもあると思います。ワイドショーや政治家を交えた討論番組も楽しいですからね。ただ、それなりに楽しんでそれなりの信用にとどめておく。そうして、行き過ぎがあったときはそれに同調しない、そんな程度で良いのかなと、私は思います。
以上です。お読みいただき、また、感想を残していただき、ありがとうございます。
- 市境前12アール
- 2023年 09月05日 00時08分
[一言]
マスコミがまともな報道をしないから愚民政治に成り下がっている(その原因として敗戦国として日中記者協定の様な不平等条約やアメリカ財界とかの要望という名の圧力)なども考慮しないとダメじゃないですか?
正直情報を追えるほど時間の有るサラリーマンを見たことが無いので情報を牛耳るマスコミさえ押さえたら9割の民衆はコントロール出来ますよね
マスコミがまともな報道をしないから愚民政治に成り下がっている(その原因として敗戦国として日中記者協定の様な不平等条約やアメリカ財界とかの要望という名の圧力)なども考慮しないとダメじゃないですか?
正直情報を追えるほど時間の有るサラリーマンを見たことが無いので情報を牛耳るマスコミさえ押さえたら9割の民衆はコントロール出来ますよね
えっと、そうですね。まず、私とK.K.様では論の前提が異なっているように感じますので、そこははっきりとしておきたいと思います。
私は、現代日本が愚民政治に成り下がっているなどと思っていません。民主主義は正しく機能しているし、言論の自由も保たれている。政府は国民に対し必要な情報を公開しているし、国民もその情報を精査し、しっかりと議論している。
特に、国の情報を精査し議論することに関しては、近年のSNSの発展によって加速しているように思います。まあ、SNSにはよろしくない点も多々あるとは思いますが……
この文章の愚民政治云々は、国がちゃんと精査可能な情報を公開しているのにそれを見ずに(調べずに)怪しげな流言飛語ばかりに飛びついてると良くないですよ、今の社会が好きならちゃんと国のやっていることにも目を向けましょうよと、そういうつもりで書いた文章です。決して、今の日本が愚民政治に陥っているというつもりで書いた訳ではありません。
……まあ、私の文章もあまり上手い文章とは言えないと思いますし、誤解を与えてしまったのなら申し訳ないと思います。
と、あとはそうですね。本当は論の前提がずれているので、書くべきではないのかもしれませんが。
> 正直情報を追えるほど時間の有るサラリーマンを見たことが無いので
ツイッターにはたくさんいると思いますので、見てきたらどうでしょうか?
(SNS以外にもいると思いますが、SNSが可視化してくれました。そこはいい時代になったと思います。)
> 情報を牛耳るマスコミ
最近あまり見ないか、少なくともネットに押されて勢いは減じてるような気がするのですが、気のせいでしょうか?
> 9割の民衆はコントロール出来ますよね
今9割の民衆がコントロールされているのなら、私やK.K.様もコントロールされているということになると思うのですが、こんな根本的なことに気付かれてる時点でとてもコントロールできているようには思えません。前提に矛盾を感じます。
あと、私は「陰謀論程度の説得力しかない批判はどうかと思う」という立場ですので、9割の民衆がコントロールされているという陰謀論めいた前提には「どうかと思う」としか返せません。
ざっとこんな感じでしょうか?
……まあ、私の文章から何を感じるのか、自由だと思うのですが。ただ、正直、主題からちょっとかけ離れすぎじゃないかなぁという気がします。もう少し主題にそっていただけると嬉しく思います。
私は、現代日本が愚民政治に成り下がっているなどと思っていません。民主主義は正しく機能しているし、言論の自由も保たれている。政府は国民に対し必要な情報を公開しているし、国民もその情報を精査し、しっかりと議論している。
特に、国の情報を精査し議論することに関しては、近年のSNSの発展によって加速しているように思います。まあ、SNSにはよろしくない点も多々あるとは思いますが……
この文章の愚民政治云々は、国がちゃんと精査可能な情報を公開しているのにそれを見ずに(調べずに)怪しげな流言飛語ばかりに飛びついてると良くないですよ、今の社会が好きならちゃんと国のやっていることにも目を向けましょうよと、そういうつもりで書いた文章です。決して、今の日本が愚民政治に陥っているというつもりで書いた訳ではありません。
……まあ、私の文章もあまり上手い文章とは言えないと思いますし、誤解を与えてしまったのなら申し訳ないと思います。
と、あとはそうですね。本当は論の前提がずれているので、書くべきではないのかもしれませんが。
> 正直情報を追えるほど時間の有るサラリーマンを見たことが無いので
ツイッターにはたくさんいると思いますので、見てきたらどうでしょうか?
(SNS以外にもいると思いますが、SNSが可視化してくれました。そこはいい時代になったと思います。)
> 情報を牛耳るマスコミ
最近あまり見ないか、少なくともネットに押されて勢いは減じてるような気がするのですが、気のせいでしょうか?
> 9割の民衆はコントロール出来ますよね
今9割の民衆がコントロールされているのなら、私やK.K.様もコントロールされているということになると思うのですが、こんな根本的なことに気付かれてる時点でとてもコントロールできているようには思えません。前提に矛盾を感じます。
あと、私は「陰謀論程度の説得力しかない批判はどうかと思う」という立場ですので、9割の民衆がコントロールされているという陰謀論めいた前提には「どうかと思う」としか返せません。
ざっとこんな感じでしょうか?
……まあ、私の文章から何を感じるのか、自由だと思うのですが。ただ、正直、主題からちょっとかけ離れすぎじゃないかなぁという気がします。もう少し主題にそっていただけると嬉しく思います。
- 市境前12アール
- 2023年 09月04日 01時43分
[一言]
トリチウムって三重水素と日本語で言った方が分かりやすいのにね。
生物濃縮もただの水だから汗や尿で排出されていく量が圧倒的に多い、と分かりやすいと思うのだが。
あと技術的にっていうか、コストなども考慮した上で、じゃないのかな。不可能ではないけども、手間がかかりすぎるし、コストも莫大なものになるし、安全面で考慮もした上だから。
自然にもあるし、安全基準の1万ベクレルだったかを下回る量にしてから希釈するんでしょ。ホント調べてから文句言えよ、ってなるよね。
トリチウムって三重水素と日本語で言った方が分かりやすいのにね。
生物濃縮もただの水だから汗や尿で排出されていく量が圧倒的に多い、と分かりやすいと思うのだが。
あと技術的にっていうか、コストなども考慮した上で、じゃないのかな。不可能ではないけども、手間がかかりすぎるし、コストも莫大なものになるし、安全面で考慮もした上だから。
自然にもあるし、安全基準の1万ベクレルだったかを下回る量にしてから希釈するんでしょ。ホント調べてから文句言えよ、ってなるよね。
感想ありがとうございます。
まあ、どういう言葉を使えば伝わりやすかったのかはいろんな意見はあると思います。私もトリチウムという言葉にハテナを浮かべて三重水素と聞いてなるほどと思った口なのですが、他の放射性物質と比べて三重水素が除去しにくいという説明でピンとくる層には、正直どちらの言葉を使っても最終的には伝わるような気もしていたりします。
「技術的に不可能」という記載に関しては、そうですね、私も科学的に不可能という訳ではないと思います。……が、本エッセイで引用したホームページ内の以下の記述に以下の記述がありまして。
『トリチウムは酸素と結びつき、水とほぼ同じ性質の液体として存在しています。そのため、水の中からトリチウムだけを分離することは極めて難しく、現時点でALPS処理水にただちに実用化できる技術は確認されていません。IAEA(国際原子力機関)も同様の認識を示しています。』――「みんなで知ろう。考えよう。ALPS処理水のこと。」より引用
まあ、「実用化(適用?)できる技術がない」と「技術的に不可能」はイコールではない気もしますが。ただ、私も元技術者なので、「正確に言えば不可能ではないけど明らかに現実的ではない」ことは堂々と「不可能です」と言い切ってしまいます(笑)
実際、専門外なので何とも言えないのですが、想像以上に現実的じゃないんだろうなぁという気はしています。
あとは調べる姿勢ですね。「ALPS処理水を海洋放出しても大丈夫か?」という視点で調べ始めて「ALPS処理水とは何か」「トリチウムとは何か」と一つ一つ掘り下げていけば、結構早い段階で結論は出てくると思います。それを「誰かに文句を言うため」みたいな変な理由で調べると変な結果になってしまう。そういう「調べる姿勢」は、書く側も読む側も大切にしてほしいな、なんて思います。
以上です。感想ありがとうございます。
……本当、「政府を批判するためならALPS処理水の安全性に疑問を呈することも辞さない」みたいなのはやめてほしいなぁ、なんて思いつつ。
まあ、どういう言葉を使えば伝わりやすかったのかはいろんな意見はあると思います。私もトリチウムという言葉にハテナを浮かべて三重水素と聞いてなるほどと思った口なのですが、他の放射性物質と比べて三重水素が除去しにくいという説明でピンとくる層には、正直どちらの言葉を使っても最終的には伝わるような気もしていたりします。
「技術的に不可能」という記載に関しては、そうですね、私も科学的に不可能という訳ではないと思います。……が、本エッセイで引用したホームページ内の以下の記述に以下の記述がありまして。
『トリチウムは酸素と結びつき、水とほぼ同じ性質の液体として存在しています。そのため、水の中からトリチウムだけを分離することは極めて難しく、現時点でALPS処理水にただちに実用化できる技術は確認されていません。IAEA(国際原子力機関)も同様の認識を示しています。』――「みんなで知ろう。考えよう。ALPS処理水のこと。」より引用
まあ、「実用化(適用?)できる技術がない」と「技術的に不可能」はイコールではない気もしますが。ただ、私も元技術者なので、「正確に言えば不可能ではないけど明らかに現実的ではない」ことは堂々と「不可能です」と言い切ってしまいます(笑)
実際、専門外なので何とも言えないのですが、想像以上に現実的じゃないんだろうなぁという気はしています。
あとは調べる姿勢ですね。「ALPS処理水を海洋放出しても大丈夫か?」という視点で調べ始めて「ALPS処理水とは何か」「トリチウムとは何か」と一つ一つ掘り下げていけば、結構早い段階で結論は出てくると思います。それを「誰かに文句を言うため」みたいな変な理由で調べると変な結果になってしまう。そういう「調べる姿勢」は、書く側も読む側も大切にしてほしいな、なんて思います。
以上です。感想ありがとうございます。
……本当、「政府を批判するためならALPS処理水の安全性に疑問を呈することも辞さない」みたいなのはやめてほしいなぁ、なんて思いつつ。
- 市境前12アール
- 2023年 09月04日 00時58分
感想を書く場合はログインしてください。