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悲しみを抱える女との奇妙な出会い、
彼女との交流で自分を取り戻していく主人公、
しかし、彼女の秘められた目的が実行されようとする…
彼の焦燥感が伝わって来て一緒にハラハラしていた感じです。
(そういえば、通報はどうなったのでしょう)
魔女のいない現実では、
泥棒さんが彼女の救いになり、
彼女が泥棒さんの救いになったわけですね。
さっき、人間は悲しむ動物だなんて書いたばかりですが、
人間は喜ぶ動物でもあります。
この結末にほっとしました。
心に響く良い作品でした。
ありがとうございます。
「悲しみがなければ、人は何も生み出せない」

人間は悲しむ動物である
と普段から思っているせいか、
上記のセリフ、とても入って来ました。
そして宮内アヤカのあり方がとても気になっています。
[良い点]
感動的でした。宮内の思いが本を買っていった三人の家族に伝わるといいですね。
主人公を「青年」と書くのもいいです。青年にしては歳を取り過ぎていないか、と思ってネットで調べると、一応三十代までは該当するみたいですね。自分の生き方を模索する主人公にはぴったりの人称だと思います。「青」という色が使われているのもオシャレです。
[気になる点]
主人公が作った曲の歌詞が一切分からないのがちょっと物足りないですね。楽しみだったので。
とはいいつつ、実際書くとなればとてつもなく難しい作業でしょうね。主人公と同じ経験をした人間にしか思い付かない歌詞を書かないといけないわけですから。
[一言]
無個性な主人公が、無理矢理つくった個性的な趣味(泥棒)によって、個性的な人物(家族を失った小説家の宮内)を救う、という面白い構成の物語でした。
ただ贅沢を言えば、いまいちインパクトに欠けるかな、と思いました。なぜだろうと考えてみると、おそらく主人公が最後まで「青年」のままで、思春期の子供に見えるからだと思います。主人公が主人公として映らず、どちらかといえば宮内の方が主人公に見え、キャラとして魅力的に感じてしまうのです(私だけでしょうか?)。
まあ、無個性な主人公の物語なのだから仕方が無いとも言えますが、そこの中途半端さがなんとかなればもっと面白くなるのでは、と生意気なことを思いました。どうすればその中途半端さが解消されるのかは私にも分からないんですけどねw
感想ありがとうございます(*´Д`*)
主人公の無個性さについては、敢えてそう書いてたとはいえ、クラウマックスに向かうカタルシスとして、もっと明確な「成長」を描いても良かったかな、と確かに思います。
それにおっしゃる通り、この作品はヒロインポジションである宮内の存在感が、主人公である藤巻を食ってしまっていますよね。二人の関係性を描写すると、主導権を握りがちな宮内の方を強く書くことになりますが、バランスが宮内に傾きすぎてたな、という感覚も否めないです( ̄▽ ̄;)
小説って、難しいですね。
おそらくこの作品は、レンタル店で一本だけ置かれてるマイナーな邦画みたいな、決して主役は張れないけどそこそこファンはいる、そんなやつなんだと思います。
ご指摘いただいた「主人公が主人公然としていない」というご指摘は、今後の作品作りのいい教訓になると思います!
深いご感想、ありがとうございます!
あと、実際に曲の歌詞を書くのは、色々考えたてやめちゃいました(^◇^;)
創作でよくある「作中でいい曲って言われてるけど微妙じゃね?」現象が発生すると、一気にマイナスになりそうな気がして……。
でも、上の主人公の成長問題について、この歌の内容によって成長を表現できれば、最後がもっと盛り上がったかもしれないですね!
もしいい歌詞が思いついたら、最終話の一つ前に歌詞だけのエピソードを挿入するのもいいかもしれません。うーん、マジでそうしようかな……

なんだか深く読み解いた上での感想、本当に感謝しています!
[良い点]
宮内の娘の顔が花火の様々な色にそまっていく描写がいいですね。開花するはずだった娘の個性が反映されているようです。

主人公が泥棒という設定が最後まで効果的に働いていますね。人とのコミュニケーションというのは泥棒のようなもので、なかば強引に人の心中に侵入する行為であり、時には何かを奪ってしまうものだと思いました。主人公は何も奪わないみたいですけどね。はたして与える側(サンタ)になれるのか。
[一言]
お久しぶりです。他サイトのコンテストに力を入れていたので、ここでの活動をしばらく休止していました。ですが、夏のホラー2024に参加するために、こっそり戻ってきた次第です。
最後に感想を書いた日付を確認すると4月20日だったので驚きです。時の流れのなんと早いことか……。
ちなみに、休止に伴いお気に入りユーザーは全員未公開にしました。幕田さんはお気に入りユーザーに登録したままですので、あしからず。
お久しぶりです(*´Д`*)
感想ありがとうございます!
他のコンテストに力を入れていたのですね? お疲れ様です!

夏ホラー、幕田も参加したいのですが、何も思いつきません(^◇^;)
休み中には一作くらい上げたいものです。
[良い点]
企画から参りました。
自分は誰からも相手にされない透明な存在だと思っていた藤巻さんが、宮内さんと出会って変わっていく過程が丁寧で、素敵な描写に読んでいるこちらの感覚や感情にも色が灯されるようでした。
また、家族を失ってしまった宮内さんが、必死でその存在を刻むように書いていく苦しさや悲しさ、切なさが強く感じられました。
二人が交流していって、互いに透明な自分から少しずつ変化していくことに、心が温まりました。
ところどころに出てくる火花が印象的で、二人の命の炎の煌めく瞬間に立ち会えた気持ちがします。
宮内さんがいなくなってしまってからは、一体どんな展開になるのかとはらはらしましたが、二人が会えてよかったです。
過去に呑み込まれそうだった宮内さんが、藤巻さんの曲を聴くという未来へ向かう選択をしてくれて、本当にほっとしました。
小説を書くこと、あるいは自分の証を何らかの形で残すことが「とても大事な生命活動なのかも」というところに何だか共感してしまいました。
ラストも、二人の関係の進展だとエンタメ寄りになりそうですが、そうではなく静かに遠くから明るい未来が到来するような心地好い感じで終わっていて、とてもよかったです。
これぞ純文学といえるテーマや文章表現を堪能させていただきました。
ありがとうございました。

丁寧な感想ありがとうございます!
こういう話って、終わらせ方がすごく難しいですね(^◇^;)
実は数年前に完結させた時は、宮内はこのままいなくなってしまい……っていう終わり方でした。その頃は暗い話に傾倒していた時期だったのもありますが、なんとも尻切れトンボな終わり方だったよな、と今では思います。
おっしゃる通り『静かに遠くから明るい未来が到来する』という感覚で終わらせることが、彼らにとって最も相応しい結末だと感じてからは、過去に不幸にしてしまった二人を救うつもりで書きました(^◇^;)
登場人物にシンクロして自分の内面を丁寧に書きすぎたあまり、なんだか読まれるのが恥ずかしい作品になってしまってますが……それもまた味と思って頂けますとありがたいです!
どうもありがとうございました!
[良い点]
>強張っていた娘の口元が、まるで熱で溶かされたマシュマロのように、ゆっくりとほころんでいく

うわぁ……。パクりたくなる表現でした(*´艸`*)

[気になる点]
宮内さんの絵がどうも描きにくいんですよね。

細くて骨と皮しかないみたいな印象なんですが、年齢がちっともわからなくて……(-_-;)主人公より25ぐらい上かな?と想像してましたので、ラヴな展開になるとは予想していませんでした
感想ありがとうございます!
マシュマロは、キャンパー感のある表現でしたね(^◇^;)

年齢的には、主人公25歳くらい、宮内さん32歳くらいで考えてました!
シルエット的にはめっちゃ痩せてる小学校高学年女子くらいのイメージ? あまり食事をしっかり取らないから、痩せちゃったみたいな感じです。
確かに、年齢がわかる描写なかったぁ……(^◇^;)

ラヴ展開は、主人公からの一方的なものかもしれません。宮内も異性であるとは意識してますが、今のところ男女の関係にはならない気がします。わかんないけど(^◇^;)
[良い点]
とてもいい、この物語に相応しい終わりだと感じました。
二人の関係が優しく、はっきりしすぎないのもいい……。
「改善の余地」という言葉に、まだまだ続いていく明るい未来が見えました。
私が藤巻なら、なにより嬉しい言葉に感じてしまいそうです。

色を取り戻したような二人ですが、独特な透明感も感じられて。
この作品には虚しい無色透明と、
透き通る彩りの二つの透明を感じました。

素敵な作品を有難うございました。
感想ありがとうございます(*´Д`*)

この話、終わらせ方にめちゃくちゃ迷ってまして、色々試行錯誤しました(^◇^;)
明確に二人がくっつくのも違うし、逆にそれっきりになってしまっても悲しい。恋愛感情とは違うかもしれませんが、お互いに強い信頼関係が生まれたのは確実でしょうから。

曲を聴かせて終わるのも考えましたが、おそらく宮内なら「でもここは少し変じゃない」ってダメ出しをしそうな気がして……そんなやり取りが浮かんだ時、これからも続いていく二人の交流が、明確な未来として見えた気がしました。

二つの透明、素敵ですね。
確かに透明と言えども、様々な濃淡がある様な気がします。

素晴らしいレビューもありがとうございました(*´Д`*)
[良い点]
完結お疲れ様です!
『ザ・純文学』って感じでしたね。
私はあんまりこういう作品を読んだことがない(というか小説自体を読んだことがない……)ので、すごい惹きつけられました。
[気になる点]
完結したと聴いたので、来たら最終話がなかったこと!!!
[一言]
最初から通して読み直しました。
やっぱり断片的に読むのと、通して読むのとでは印象も変わってきますね。

透明だった藤巻も、今では何らかの色彩が付いて、ちょっと人間らしい生活を送っているのでしょうね。
それがアヤカと一緒だったら、読者としてはいいな、とは思うのですけれども……
  • 投稿者: 退会済み
  • 2024年 05月26日 11時28分
管理
すみません!
まじですみません(´༎ຶོρ༎ຶོ`)!
ちゃんと納得いく作品を書いてから、一呼吸おいて投稿しろって話ですよね!
これはほんと反則技だと思います。
もう二度とやらない……と思います!

嬉しい感想ありがとうございます!
初めて書いた純文学っぽい話だったので、主人公への感情移入しながら書いてしまって少し恥ずかしさもありあす(^◇^;)
でも、それもまた小説なのかな、と思います。
[一言]
完結おめでとうございます。
クライマックスの浜辺のシーンは展開や描写は勿論のこと、ふたりの交わす言葉の数々もとても素晴らしく、味わうように読ませて頂きました。
すこしビターで、静かで、でも優しくて。
本当に素晴らしい作品だと思います。
私はこの作品とても好きです(*´ω`*)
幕田さん、素敵な作品をありがとうございました。
感想ありがとうございます!
活動報告で書きましたが、序盤を開いてた頃の自分と、今の自分には10年近い間があり、若かった頃のギラついた感性との戦いでした。

前半はとても評価いただけてましたが、後半もなんとかそれに近づけたい。いや、あの頃の若さは無くしてしまったけど、それに変わる何かでより良い作品に仕上げたい。そんな自分の「過去」と「今」がしのぎを削った作品でした。

良いと言っていただけたのなら、それはきっと文章を書くものとしての感性が、年齢なんかでは衰えなということの証なのだと思います。
まだまだ書いていけるという自身に繋がりました(*´Д`*)
[良い点]
G J !!!
レビュー書いた甲斐がありました!
[一言]
書かれていないさまざまな物語を、読者が想像してゆくことができます。
これが、小説だぁぁ!

お疲れ様でした。。
満足しましたぁ。
  • 投稿者: Aju
  • 2024年 05月25日 19時56分
ありがとうございます!
実は、友人のなんとかくんからも「もう少し良く締められたはずだ!」と言った旨の激励があり、深夜の仕事をしながらずっと考えてました。
書き始めたら1時間程度で書き終えました(^◇^;)
早く改善版をあげたくて、幕田史上類を見ないほどの集中力で書きましたよ……

これでスッキリして「いちばん初めのカード」を完結まで読み切れます(^◇^;)
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