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[良い点]
 常立一重の酷い高校生活が序盤で描かれていましたが、腹の内では苛立ちつつも、それを受けとめるしかない弱い立場の彼がまるで生きる屍のようで見ていて辛くなりました。
 演劇部でやる予定だった異世界転生物語が、うまい前振りになっていたと思います。負の感情が積もっていく姿は痛々しく、だからこそ投身しようとしたシーンが際立っていて印象に残りました。
 廃神となり、そして魔力の存在もあって世界が大きく変化しています。常立一重は二千花を意識していて、その逆もまた然り。二千花がもう一人の主人公として、どのような結果に導くのか興味深いです。
 素敵な作品をコンテストにご応募いただきありがとうございます。
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