感想一覧

「本箱の会」から参りました。
利勝と利吉の兄弟関係がいいですね。
利吉が「とんでもない菓子送ってやる！」という発想になるの、面白いですね。
二人の間だけではなく、絹や権左衛門とのかかわりにも温かいものを感じます。
ラストの利吉の言葉にほっこりしました。
「ゾーンに入った時のような状態で書いた」とのことですが、一時間ほどでこのような素敵な作品を仕上げられたのは、すごいですね。

意地っ張りだけど、互いに想いあっている素敵な兄弟だなと思いました。
たった一人のためだけにあるプライスレスの食べられる匙、良いですね!
素敵なお話をありがとうございました。

『本箱の会』から拝読させていただきました。


前作も併せて読ませていただきましたが、なるほど、これは確かに人情噺のエッセンスに溢れたお話ですね。
兄弟の絆の話、堪能させていただきました。


自分も落語好きなので、落語を元ネタにした話を書いたり、あえて落語口調で異世界ものを書いたり、たまにやってますｗ

御田様の創作落語も読んでみたくなりました。

利吉のお兄さん想いな気持ち、そしてお兄さんの優しい気持ちにほっこりさせて頂きました(*´ω｀*)
お兄さんのために一生懸命頭を捻って準備をする、それがお兄さんに対する一番の気持ちですよね。
絹さんが利吉を優しく見守る姿にも胸があたたかくなります。
御田さん、ありがとうございました。

素敵な兄妹愛ですね～。
不器用で弟思いの兄に遠回りに兄への愛を示す弟(将棋と羊羹も読ませていただきました)。
奥様の絹や舅の権左衛門との間にも、何とも言えない温かさを感じました。
匙のアイディアは素晴らしいですね！
あんこ大好きな身としては食べてみたいです。
オチも痛快で良かったです。
読ませていただき、ありがとうございました！

[良い点]
うわぁ、これまたなんて素敵なお噺なのでしょうか。
利勝と利吉兄弟の、お互いを思いやりながらも、それだからこそ、遠回りというのか（感じていることと言葉が違うのですが、うまい表現が出てきません）、シンプルに「どうぞ」「ありがとう」とはいかない、温かくてクセのある、愉快なやり取りだけでなく。

絹や権左衛門といった、利吉の新たなる家族との、すっかり気の置けない仲が、ほほえましくも愉快で、こちらにも心が温まりました。

話のオチも気持ちよく、今回もとてもおもしろかったです。
[一言]
彼らの新たなお話を拝読できて、とても嬉しかったです。
読ませていただき、ありがとうございました。