感想一覧

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話に引き込まれて、気がつけば2時間!
目がショボショボしますが面白いかったです!
  • 投稿者: 甘納豆
  • 女性
  • 2024年 12月10日 16時50分
[良い点]
長かったけど、読み応えあって面白かった。
龍槍さんの長い短編は、毎回面白くて楽しみに待ってました。文字数の分だけ重みがあると思うので、多ければ逆に嬉しい読者がここにいます。
[気になる点]
ビクトリアス王女の今後がどうなるか気になりますね。公爵位が1つ、侯爵家が3つ空いたのでそこに入れるのかな?
[一言]
『廃太子』や『エバレット嬢の物語』に通じる、上に立つものの矜持、罪を背負う覚悟といったものを読ませて頂きました。
相変わらず、素晴らしいですね。現代の政治家にも読んでもらいたいです。
  • 投稿者: triangleheart
  • 40歳~49歳 男性
  • 2023年 10月21日 23時27分
[良い点]
重い。
尊さが、重い。

故に得られる面白さもまた、重い。
[気になる点]
見落としていました。
半月余りも!
[一言]
投稿ありがとうございます。

『エバレット嬢の物語』に比肩するヘビーでハードな作品でしたが、こちらにはごく微量以下とはいえハピエン要素が……
いやこれはビクトリアス第一王女への救済要素であってハピエン要素ではない?
いやいや王国は救われ中興のきっかけを得たのだからやはりハピエン要素有りなのでは?

私の中のハピエンの概念を揺るがす怪作にして快作。
そして人としての生きざまを問うような「戒作」とでも呼びたくなる傑作と感じました。

素晴らしい作品に出会わせていただき、ただただ深く感謝を捧げます。
  • 投稿者: 白菜紙
  • 2023年 10月20日 23時15分
[良い点]
疲れたけどよかったー 久々に楽しめましたありがとうございます♪
[気になる点]
やっぱり気になるエミリーさん再登場を
[一言]
この国の未来が知りたいです
  • 投稿者: 香夜
  • 2023年 10月11日 21時37分
コメントを頂けた事に感謝を!

疲れますよね。 長文短編な物語。 一気読みシリーズ。 中の人が好きな事を、何もかもぶち込んで、強火で炒めた物語。

このお話、もちょっと続きが有ったりします。 どうかお楽しみに!!
  • 龍槍 @ リハビリ中
  • 2023年 10月13日 03時31分
[良い点]
 やっと読めたあこれよこれこの姿・在り様が真の「貴顕」というもの。
 この挟持と誠心と能力無しに人の上に立つのは民に対する冒涜でありそれを詐称するのは裏切りである。
 幸大きなものを得ている者はこうでなくては。
[気になる点]
 エミリーさん‥‥‥!?
 もしや‥‥‥!
[一言]
 いつもながら濃密な時間を頂きました。
 ありがとうございました!

 そしていつもながら読み始めるのに覚悟が要るw
 読んでる最中邪魔の入らない静かな時間でないと向き合う気にならない作品は中々無い。
 読み始めれば一切他の事に気が回らなくなるので。
  • 投稿者: アレイ
  • 男性
  • 2023年 10月10日 21時11分
過分な御言葉を戴いて恐縮しております!

素敵なコメントを戴いて、本当に嬉しいです。 ありがとう御座いました。

長文短編、一気読みシリーズは、読む方にかなりの負担を強いる作品群です。 そんな中、この作品を読んで頂けた事に強く僥倖を感じております。

幾多の作品の中で、拙作を読んで頂き、またコメントを頂けた事に感謝を!


本当に有難う御座いました!!
  • 龍槍 @ リハビリ中
  • 2023年 10月13日 03時28分
[良い点]
とても格好いい、素敵な女性が主役であること。
王族としての覚悟と矜持に痺れました。
なんか、龍の一族に自分が龍と思い込んでる蜥蜴(末弟)と、蜥蜴に擬態している龍(主人公)がいる感じですね。
侮っていた相手の隠していた爪に、欲の皮突っ張った身の程知らずの愚か者が引き裂かれるのは清々しいです。
[気になる点]
なぜこんな覚悟ガンギマリ王家に愚かな末弟が育ってしまったのか。
長兄と長女の教育はうまく行っているのに。
売国奴が高い地位に3家もいたけど、排除する決定的な口実も無く、毒を注ぎ込むのを許してしまったかな。
売国奴以外の貴族がちゃんと国の為に判断する品位を残していたのが、本当に良かったですね。
[一言]
帝国の間者王子は、武に見放され知に恃みながらも、好きになった相手を陥れ、後ろ盾を失った状態で囲おうとしていたとしか思えない手段を取ったのが、結局武弁の国の価値観の中の人だなあと。
相手の上に立って支配しないと安心できない、対等に共存する勇気の無い、ある意味弱い祖国の血をちゃんと受け継いでいますね。
  • 投稿者: への
  • 2023年 10月03日 11時08分
素敵なコメントありがとう御座います! 多謝です!

中の人の作品の多くは、強い女性の主人公ですが、今作まで王族と云う階級社会のトップ(王女)視点は綴っておりませんでした。

もし、中の人の綴る強い女性が、王女ならば、何処まで強くなるのか?

このお話の最初の一歩でした。

楽しんで頂ければ、とても嬉しいです。

ガンギマリの王家の家族の一員である第二王子が何故に愚かな行動に出たのか。 旧来の教育方針で「王立学園」に籍を置いていたのが、上二人。 残念な事に、第二王子が籍を置いた頃の学園には、旧来の教育方針を堅持した教育官が退職して、三悪人の息の掛かった教師が着任していたと云う事ですね。

教育って大切だと思います。 特に思想関連。 道徳とも云うモノ。 

あまり、お勉強が好きでは無かった第二王子殿下は、緩い学園が大好きでした。 その上、傀儡にしようと虎視眈々の三悪人の思惑。 側近には、自身の栄達を第一に考え、おもねる者達。 どんどこ、腐り果てる要因が積み重なった結果のアレです。

素直なよゐ子なんですよ、本当は。 その素直さが、悪辣に利用されただけで。

この王家の中では、ちょっと異端的に素直に過ぎる人物なのです。 周囲の影響って怖いのです。 『氏より育ち』が思いっきり悪い方向に出た典型です。

大使に関しては…… まぁ、仰られる通りですね。 ええ、本当に。



素敵なコメントを頂けた事に感謝を。
読んで下さった僥倖に、最大の謝辞を。

ありがとう御座いました!
  • 龍槍 @ リハビリ中
  • 2023年 10月13日 03時26分
[良い点]
凡愚のままの幸せを振り切って、有事には王族として動いた姫様が、とてつもなくかっこ良かったです。

[気になる点]
これ以上の王器って? と思いました。姫様、なにげに自己評価低いのでは。
父王や兄王太子なんかは、第一王女も十分、偉大なる王器あり、って思ってそうです。
[一言]
面白かったです!
国のためにと、骨の髄まで叩き込まれた王族がこれ! という見本でした。家業が王族って、こういうことですね、しみじみと。
どういったらいいかわからないぐらい、面白かったです。
素敵なコメントありがとう御座います!

かっこいい女性は憧れますね! 

ビクトリアス第一王女の最大の残念ポイントは、思考の深みに簡単に落ち込む事です。 もともと、とても活発で、お転婆さんでしたが、それが強い『覇気』となって発せられいました。

王女としては、いささか過大過ぎる程に。

正妃の第一王子である王太子殿下は聡明で思慮深く苛烈な性格で、此方も相当な『王器』の持ち主。 緻密に計算された王太子教育により、着実に国の頂点に達する見込みのある王子でした。

しかし、もともとの性格から云えば、ビクトリアス第一王女の方がより苛烈であり、大公家の教育官でさえ、先々代の国王陛下に御気性が似ていると、そう言わしめる程でした。

つまり、周囲が危惧する事は、王位継承権争いに発展するのでは無いかと云う事。 そして、一つの決断が下されます。 性格を穏やかに、思考する事を第一にと。 それが、現在の彼女の『皮』に成っていのです。

溌溂さを矯め、思考する事に全振りした結果、彼女が何かを考え考察する時には、少々『呆けた』表情を浮かべる様になりました。 王城、後宮にて幼少期からそう云った教育を受け続けた結果、能力は王太子殿下と同じではあるけれど、二重人格的な精神構造を持つに至ります。

そう、心の内に暴れる『鬼』を棲まわせるようになってしまったのです。

何も無ければ、ほんわか王女でいられたのですが、状況が許しませんでした。 『鬼』が覚醒してしまったのです。

これからのビクトリアス第一王女の行く先は、自身が思い描いていた穏やかなモノでは無くなりました。 そして、それすら、王家に生まれた者の責務と容認しているのです。

かっこいい女性です。 ある意味、バッドエンドなのかもしれませんね。


長文のご返信申し訳ありません。

また、ちょっと特殊な『長文短編』と云う形式の物語を最後まで読んで頂いた事に感謝を捧げます。

楽しんで読んで頂いだいたのならば、望外の喜びです。

本当に有難う御座いました。

多謝
  • 龍槍 @ リハビリ中
  • 2023年 10月01日 20時14分
[良い点]
作品廃太子と同じく、しびれる怒涛の展開。
暗愚の衣を被った鬼が覚醒したのは良かった。
[気になる点]
アフターエピソードが欲しくなりました。
例のお願いは叶ったのか。
愚か者達の末路がどうなったか。
[一言]
一気に読みました。
面白くて、深く感想は書きたいけれど、ネタバレになるので自重しました。
次回作も期待します。
願わくば廃太子afterも。
ありがとう御座います!

特殊な形態の【長文短編】をお読みいただき、更に素敵な乾燥までいただけた事に、感謝を。


龍槍の作品群の中では多くの『強い』女性が主人公となっております。 その中で、今まで綴らなかった階層の人が居ました。

「王家に連なる女性」です。

今作品では、従来の作品では無かった視点に、重きを置いて綴りました。 国の最上階層からの視点です。 ビクトリアス第一王女と云う、普段は茫洋として掴み処の無い王女殿下が、血脈に潜む『鬼』を覚醒させる、そんな物語。

全文、ド シリアス。 きっと、多くのモノの命が失われる事に成る結末。 両手を血潮に染め抜いた、第一王女の決断の数々が実行されて行くのだろう事は、ある意味バッドエンドとも云えるのかと思います。

それでも尚突き進まなければならない、責務と責任を背負う女性の物語。

綴り切る事が出来た事に感謝を。 

楽しんで頂けれたなら、更に幸いです。

約6万文字の長文読破、ありがとう御座いました。

多謝。
  • 龍槍 @ リハビリ中
  • 2023年 10月01日 15時30分
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