感想一覧

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[一言]
Bの方も読ませて頂きました。
辰雄が有希を忘れたくないという気持ちが募り、記憶の中のブランデーの味を濃く感じさせてしまっていたのかなと思いました。
「おばあちゃんのモンブラン」の味を思い出した辰雄の持つ傷がこれから少しずつでも癒えていきますように。
ゆっかさん、ありがとうございました。
[良い点]
義父がブランデーにこだわるのは、悲しみをごまかすために家族に隠れてブランデーをたくさん飲み、舌の感覚が鈍磨しているからではないか。もしくは妻のモンブランを心の中で理想化しすぎるあまり、義娘のモンブランを食べても物足りなく感じるからではないか、などなど、物語の背景を深く想像させる話だと思いました。リアリティのある話で面白かったです。義父には家族の力で、本来のモンブランを美味しいと感じるときが来てほしいですね。
スナタナオキさま

初心のつたない小説に対し、想像していた以上に深く読んでいただきありがとうございました。

お酒の味を濃くると、哀しみが紛らわされるだろうとの思いだけで作っていました。

実際に、モンブランを作ったところ、お酒しだいで、味がかなり違うなと思い、発想を得ました。


それにしても小説書きって楽しいですね。

こうやって見知らぬ方とも心についてのお話ができるなんて。

感謝いたします。
  • ゆっか
  • 2023年 10月07日 00時27分
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