エピソード147の感想一覧

読み返してみると、この回がもっとも美しいと感じます。

ジャンヌの視点だと、メルフィーナの描写も変わるのですね！
この前のパイの描写もそうでしたけれど、この作品からは世界への感受性が鮮やかに感じられて、私の日常も少しずつ変わりそうです。

そして
>　この領地が豊かで、人々がとても親切な理由が、あの領主を見て、理解できた気がする。
これも、読者として一応わかっているつもりだったけれど、新しく来た人の視点で違う言葉で読むとまた違った、新鮮な味わいがありました。

[良い点]
今回の話やお粥の話、50話の職人カールさんや東の商人さんみたいな、
外側から見たエンカー地方やメルフィーナのお話、好きです。

ジャンヌさんに声をかけたのは、まだ話に出てきてないけど、
リカルドのおかみさんでしょうか。
リカルド親方て、職人の移住関連の地味な功労者だよなって思ったり。
[気になる点]
アレクシスの直轄地(？)のソアラソンヌでも救済から漏れて
飢えて死ぬかもしれないから移住してきた境遇の人がいるんだなと。
手に職があり完全な貧民ではないから救済措置の範囲から外れてたのかな。

そしてここまで食い詰めたり、職人として仕事ないとか
かなり追い詰められた状態にならなければ、エンカー地方まで
引っ越して来たり移住してくるという人も少ないんだなと。
[一言]
カールさんの感覚やジャンヌさんから見たメルフィーナは
「少女」って呼ばれる年頃なんだなって気がつかされて、
何だかハッとさせられました。
メルフィーナ、落ち着いてるし人間ができてるから十代だって忘れそうになる。

[良い点]
移住者の、しかもお針子さんの目から見るとメルフィーナの服装を自然に描写できますね
素敵です
メルフィーナ自身は貴族令嬢の鷹揚さで服装に頓着しなさそうなので今まであまり描写がなかったのでしょうね
今どんな服装なのかな？と知りたく思うことがあったので嬉しいです

[一言]
　移住者の幸せな様子にほっこりしました。

[一言]
久しぶりに、村人から見たメルフィーナが読めて楽しかったです。
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