エピソード149の感想一覧

公爵との契約と初夜の訪いもなかったと知らされたセドリックと違って、テオドールとしては飲み込めないことも多いんでしょうね。壮年ってことは、北部の女は子どもを生む道具であり、その献身こそが至高だと思想も凝り固まっているでしょうし。
契約書を額に入れて張り出しておけって感想には大きく頷きたくなりますが、公爵夫人としては侮られることにもなるので難しい。夫婦としてのしっかりとした後ろ盾と、ただの契約取引相手ではね。契約書を読んだ相手がアレクシスが契約主義で約束を違えぬ人だと深く知る人とは限らないですし。
それこそ、男日照りなら私がお相手を！なんて下衆な男どもがエンカーに集まって来かねない。
恐ろしい公爵を怒らせないなら、是非とも手に入れたい女性ですよね。美人、若い、いい家柄出身、鉱山とか持参金たんまり、エンカーという今後どんどん発展していく領地付き、金を生む鶏のように知識の塊。

契約書を額縁にでも入れて目立つ処に飾っとけばいいのに。　なんでメルフィーナが常識知らずみたいに思われなきゃならんのよな。

本当に、マリーの愛がとてもとても優しくて尊くて、愛情に溢れた関係ってこういうことなんだなあ、と感じています。

[一言]
テオドールは顔に傷のある武人でしたか
護衛棋士として村に視察するメルフィーナの背後に立ってたら
セドリックに比べて子供たちの感ずる圧は相当なものかな?

[一言]
本来なら数日のつもりで寄越されたテオドールですからね。
詳しい事情は知らなくて当然だと思うし、最初からセドリックの代わりに長期で入るなら、よそに出せない情報の宝庫であるメルフィーナを守るために、アレクシスやオーギュストあたりからある程度の話はしたでしょう。ちょっと間が悪かったというかなんというか。
きちんと本人に話をしただけメルフィーナに配慮してるし、公爵家の騎士の中では家内の事情にも通じた穏健派なのだと思います。セドリックがいっときでも任せるに足ると信頼するだけのことはある…。

人が増えるということは、事情を知らない人が増えるということでもあるので、これからこういうことは増えてゆくのかなと思いました。

[良い点]
お茶をしながらのマリーとメルフィーナのやりとりが優しくてあたたかくて尊くてつい泣いてしまいました

[一言]
＞おそらく騎士階級以上の者で、メルフィーナ様のあの方への態度を好意的に見る者は、いないはずです

前後の会話といいテオドールは自分が言うことじゃないのは
わきまえながらも諫言してるっぽいのが。
アレクシスのためであり多分北部におけるメルフィーナの立場を考えての事でもあり。

オルランドの古株ぽい忠臣であるテオドールは、式の翌日出奔した
メルフィーナの行動で、白い結婚なのは察してるだろうと思ってたんですが。
初期セドリックと同じく、その部分を全く知らずに夫婦になったのに
メルフィーナが一方的に出ていったという認識なのかな。

テオドールがイレギュラー要員なのも原因だろうけど、
白い結婚は言えないにしろ、やりかたが風変わりに見えてもセレーネのことは
メルフィーナに一任してるからよろしく！とでも
アレクシスにはちゃんと最低限のホウレンソウはしろよ～と言いたい。

[一言]
いつか、あなたと共に。
いつまでも、あなたと共に。
セドリックとマリーの言葉は奇しくも、未来を誓う言葉。

…っうわああコレある意味精神的プロポーズじゃないですー!?
素敵過ぎぃぃ!!

[気になる点]
というかそもそもが北部の事情を何一つ教えずに追い出したアレクシスが原因では？と毎回思ってしまう。
追い出して屋敷に相応の女役が居ないのも、エンカーにセレーネを頼んだも公爵であって、謝罪して和解したのかもしれないけど、それならもう少しメルフィーナの状況を傍に置く者に説明しておくべきでは…。
仕える相手を諌める事も大事な役割だけど、セレーネへの態度については尚の事接し方に関して情報共有しておかなければいけなかったと思う。
そもそも主君である今尚公爵がそういう事を何もしないから今更にメルフィーナに泥が掛けられているといっても過言じゃない。

[一言]
セドリック…いないと寂しいね。
まだ数か月なのに不在の穴が大きすぎる。
セレーネだって、秋までいてくれるかすら分からない。